『キーンランドC2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「キーンランドC」の
穴馬探しをお届けします。
キーンランドCは
8月29日(日)に
札幌芝1200mで
行われる短距離重賞。
スプリンターズSへの
重要な前哨戦です。
さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。
【ポイント1】
1枠が全敗中
→小回りの短距離戦、
しかもシビアな重賞で
内へ馬群が密集する事も
あるためか「1枠馬」の
成績が極端に不振です。
近10年(函館開催の
13年除く/10年~)の
枠別成績は下記のとおり。
まったく馬券に絡めて
いないのは1枠だけです。
1枠 複勝率 0% 0.0.0.17
2枠 複勝率18% 1.0.2.14
3枠 複勝率11% 0.2.0.17
4枠 複勝率25% 2.3.0.15
5枠 複勝率20% 1.1.2.16
6枠 複勝率20% 2.1.1.16
7枠 複勝率35% 3.1.3.13
8枠 複勝率25% 1.2.2.15
【ポイント2】
UHB賞経由馬が不振
→これが当レースの
最大のポイントです。
近10年(函館開催の
13年除く/10年~)の
当レース出走全馬の
前走別・成績を
診てください。
高松宮記念 複勝率50% 0.0.2.2
CBC賞 複勝率38% 0.2.1.5
函館スプリントS 複勝率26% 5.2.2.26
NHKマイルC 複勝率20% 1.0.0.4
アイビスSD 複勝率17% 1.1.1.15
——————————
UHB杯 複勝率13% 0.0.1.7
UHB賞 複勝率10% 2.1.1.37
このように、前走で
UHB賞を使ってきた
馬が極端に不振です。
UHB賞=2012年以降、
「キーンランドCへの
ステップ戦」として
行われているOP特別。
最重要の前哨戦です。
ちなみに2011年までは
UHB杯が、その役割を
担ってきました
ところが上記のように
そんな最重要前哨戦の
UHB賞(+UHB杯)を
使ってきた馬が、
本番のキーンランドCで
ダメなのです。
前哨戦のUHB賞と
重賞の当レースでは
メンバーの質や流れが
(シビアさが)大きく
違うこと、得に近年は
キーンランドCの
メンバーのレベルが
かなり上がっているため
前哨戦で好走した履歴が
(レベル的に)アテに
できなくなっている事が、
このような「不振」の
要因と診ています。
昨年はこのUHB賞組が
ワンツーしましたが、
UHB賞で1・2番人気に
推されていたほどの
実力馬でしたから走れた、
ということでしょう。
【ポイント3】
函館ウッド調教馬に
注目
→今夏の
札幌芝1200m戦に
出走した全馬の
「最終追い切りの
場所」別の成績を
診てください。
札幌芝 複勝率23% 4.7.4.49
札幌ダート 複勝率17% 12.7.10.146
—————————-
函館ウッド 複勝率31% 5.10.6.46
このように
?館ウッド組」が
他を圧倒しています。
「函館ウッド組」は
複勝回収率も115%と
唯一の黒字です。
UHB賞で最低人気馬が
3着に好走するなど
いい穴も空けています。
穴党も含め、函館の
ウッドで追いきってきた
函館滞在馬は要マークと
なりそう。
なお「路盤が堅い」と
不評の札幌ダートで
追い切ってきた組は
上記のように、やはり
不振です。
【ポイント4】
3歳馬が大不振
→軽斤量の3歳馬は
短距離戦で有利。
これが定説ですが
しかし当レースに
限ると3歳馬の成績が
良くありません。
近10年の(函館開催の
13年除く/10年~)の
当レース出走全馬の
馬齢別成績を診てください。
3歳 複勝率14% 1.2.0.18
4歳 複勝率40% 5.3.4.18
5歳 複勝率23% 3.2.4.31
6歳上 複勝率10% 1.3.2.56
前述したように
キーンランドCの
メンバーのレベルが
かなり高いため、
経験不足の3歳馬では
いくら斤量が有利でも
厳しい面があるのかも
しれません。
【ポイント5】
牝馬が強い
→3年前は牝馬が2・3着。
一昨年は牝馬が1・3着。
昨年も牝馬が1・3着。
とにかく牝馬が強い
キーンランドCです。
近10年(函館開催の
13年除く/00年~)の
当レースの性別成績は
下記のとおりです。
ダブルスコアで牝馬優勢。
牡+セン 複勝率15% 3.7.4.82
牝 複勝率28% 7.3.6.41
元々、牝馬が牡馬と
互角に走れるのが
短距離戦。
しかも当レースは
気性が細やかな牝馬に
とって有難い滞在での
出走が叶うレースですし
夏に強いのも牝馬。
つまり「牝馬が走れる
状況」が数多く揃って
いるレースですので
これほど極端な成績差が
現れているのでしょう。
【ポイント6】
母父サンデー、
母父タキオンは苦しい?
→今夏の
札幌芝1200m戦で
「母父サンデー」馬は
(0.0.0.12)と全敗中。
「母父タキオン」馬は
(0.0.0.12)と全敗中。
今年の当レースでは
上記に該当する2頭が
ソコソコ人気を集めそう。
果たしてどうなりますか。
当欄はこの該当馬2頭を
推奨しない予定です。
以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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