『富士S2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「富士S」の
穴馬探しをお届けします。

富士Sは
10月16日(土)に
東京で行われる
マイルG3重賞。

G1・マイルCSへの
ステップレースです。

土曜施行ですので
さっそく、当レースの
ポイントを6つ記します。

 

 

【ポイント1】
最内枠が大不振

 

→近10年の富士Sの
出走馬の枠別・成績を
診てください。

 

1枠 複勝率 6% 0.0.1.15
2枠 複勝率11% 1.0.1.16
3枠 複勝率17% 1.0.2.15
4枠 複勝率28% 2.3.0.13
5枠 複勝率21% 2.2.0.15
6枠 複勝率20% 0.2.2.16
7枠 複勝率26% 1.1.4.17
8枠 複勝率21% 3.2.0.19

 

このように、複勝率の
ワースト2が1枠・2枠。

しかも1枠だけ連対が
1度もありません。

内有利の逃げ先行馬場に
なっていない事が意外に
多いためか、あるいは
内は揉まれこむリスクが
生じるためか、要因は
定かではありませんが
ともあれこれほど極端な
現象が出ているからには
無視できません。

富士Sに「内枠の利」は
存在しない、と診ておく
ことが肝要です。

 

 

【ポイント2】
「逃げた馬」はツラい

 

→近10年の富士Sで
逃げた馬10頭の成績は
オール7着以下。かなり
ヒドい成績です。

 

11年 レインボーペ  7着
12年 コスモセンサ  8着
13年 ガルボ     7着
14年 コスモソーン 11着
15年 カレンブラッ  8着
16年 テイエムイナ 10着
17年 マイネルアウ 11着
18年 マルタ-ズア 14着
19年 トミケンキル 11着
20年 シーズンズギ 12着

 

特に近年の秋の東京は
序盤は比較的差しが効き、
最終週に近づくほど内の
馬場が堅くなることで
内の逃げ馬が有利になる
傾向が強いですが、この
富士Sの時点はまだ3週目。

逃げ馬有利の馬場とは
まだ化していないという
ことなのでしょう。

但し「2番手追走」馬は
下記のように(1.1.2.6)、
複勝率40%と堅調。
しかも着外6頭のうち2頭が
4着と安定しています。

 

11年 マイネルラクリ  3着
12年 サトノタイガー 13着
13年 リアルインパ   2着
14年 クラリティシ   6着
15年 ロゴタイプ    3着
16年 マイネルアウ   4着 
17年 レッドアンシ   4着
18年 ロジクライ    1着
19年 ショウナンライ 10着
20年 スマイルカナ  10着

 

 

【ポイント3】
牝馬がやたら走る

 

→近10年の富士Sの
牡牝別・成績を
診てください。

 

牡セン 複勝率17% 9.8.8.120
牝   複勝率46% 1.2.2.6

 

このように、複勝率で
相当なアベレージ差が
ついています。

前週の東京で牝馬限定の
府中牝馬Sが行われて
いるにもかかわらず、
あえて1週後の牡混合・
富士Sにブツけてくる
牝馬=それだけ自信が
あるというコトなのかも
しれませんし、キレが
活きやすい東京マイルの
舞台設定じたいが牝馬に
向いているから、という
コトなのかもしれません。

いずれにせよ、出走して
くる牝馬は馬券に入れて
おく策が賢明でしょう。

 

 

【ポイント4】
ベテラン馬が大苦戦

 

→近10年の富士Sで
6歳以上の馬は52走して
なんと(0.1.0.51)。

高齢馬不振の重賞は
たしかに結構ありますが
それにしても、ココまで
極端なレースはさすがに
珍しい印象ですす。

 

 

【ポイント5】
前走G3出走組が苦戦

 

→近10年の富士Sの
前走クラス別・成績を
診てください。

 

G1   複勝率30% 3.3.2.19
G2   複勝率35% 3.0.3.11
G3   複勝率18% 3.7.2.55
オープン 複勝率 9% 1.0.2.29
3勝級下 複勝率13% 0.0.1.7

 

このように「格」が
よく効いている印象。
G1・G2を使ってきた
馬のアベレージが好調で、
G3以下を使ってきた
馬は不振です。

前走G1組=この後に
マイルCSを目指す
休明けの馬となりますが、
そんな馬が休明けでも
動いているという事。
実際に安田記念以来の
馬が(1.2.0.7)、
ヴィクトリアM以来の
馬も(1.0.2.0)です。

また、前走G2組で
馬券圏に好走した
6頭の内訳は毎日王冠、
セントライト記念、
札幌記念、マイラーズCが
各1頭ずつ、そして
オールカマ-が2頭。
つまり「距離短縮」で
好走した馬が大半です。

 

 

【ポイント6】
東京マイルの
注目調教傾向をチェック

 

→今秋の東京マイルの
「最終調教の場所」別の
成績を診てください。

 

美浦 坂   複勝率17% 0.2.3.25
美浦 ウッド 複勝率27% 7.3.3.35
栗東 坂   複勝率33% 0.2.1.6
栗東 ウッド 複勝率 0% 0.0.0.1
両場 ポリ  複勝率 0% 0.0.0.5

 

今開催の東京マイルで
好調なのは美浦ウッド組。
7クラ全て勝っています。

さらに、
この美浦ウッド組の
成績(7.3.3.35)を、
終い1ハロンの時計別で
分けると下記のとおり。

 

終い11.8秒以内  複勝率66% 5.1.0.3
終い11.9~12.4  複勝率24% 2.2.1.16
終い12.5以上   複勝率11% 0.0.2.16

 

このように、非常に
シンプルな傾向が
現れています。終いの
時計が速かった馬ほど
レースで好走している、
というコト。

今回は美浦ウッド組の
終い時計にも注目します。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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