『東京新聞杯の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「東京新聞杯」の
穴馬探しをお届けします。

東京新聞杯は
2月6日(日)に
東京で行われる
G3のマイル重賞です。

早速、当レースで
大切なポイントを
お伝えしましょう。

 

 

【ポイント1】
1800m以上での
好走実積が無いと
苦しい

→これが東京新聞杯の
隠れた「キモ」です。

近10年の当レースで
馬券に絡んだ30頭のうち
25頭が、下記のように
東京新聞杯の前走までに
「芝1800m以上」で
馬券圏に好走したことが
ある馬でした。

 

12年1着馬
12年2着馬 
12年3着馬 ○
13年1着馬
13年2着馬 ●
13年3着馬 ●
14年1着馬 ●
14年2着馬 ●
14年3着馬 ●
15年1着馬 ※
15年2着馬
15年3着馬 ●
16年1着馬 ●
16年2着馬 ●
16年3着馬 ※
17年1着馬 ○
17年2着馬 ●
17年3着馬 ●
18年1着馬 ●
18年2着馬 ○
18年3着馬 ○
19年1着馬 ●
19年2着馬 ※
19年3着馬 ○
20年1着馬
20年2着馬 ●
20年3着馬 ※
21年1着馬 ※
21年2着馬 ※
21年3着馬 ●

芝1800m以上の…
●=重賞で馬券圏好走実績アリ
○=オープンで馬券圏好走実績アリ
※=条件戦などで馬券圏好走実績アリ

 

近年は特に当傾向が
強まっています。
近5年好走馬15頭のうち
14頭に、何らかの印が
つきました。

つまり東京新聞杯=
近年は特に
「1800m以上での
好走実績」が無いと
苦しいレースなのです。

東京の芝1600m戦=
マイルの距離ぶん以上の
スタミナが必要な舞台と
よく言われますが
このレースも例外では
ない、ということ。

いや、他レース以上に
傾向が顕著に出ていると
言っていいでしょう。

冬場特有のタフな馬場。
しかもここ数年は
メンバーも揃ってきて
いますから、中距離で
強じんな実績を持って
いるような馬でないと
厳しい、という事では
ないでしょうか。

マイル実積よりも、
1800m以上での
実績を要チェック!

当レースの、
隠れたポイントです。

 

 

【ポイント2】
牝馬の台頭が
多いレース

→近10年の「性別」の
成績を診てください。
牝馬が健闘しています。

 

牝   複勝率44% 4.2.1.9
牡セン 複勝率17% 6.8.9.110

 

今の時期は牝馬重賞も
豊富に組まれている
シーズン。

にもかかわらず
あえて牡馬混合の
東京新聞杯に牝馬が
出走してくるという事は、
陣営がそれだけ
牡馬相手でも通用する
感触を持っている馬と
いえますし、コース適性の
高い馬を出してきている、
とも言えるでしょう。

もちろん「勝負気配」も
高いでしょうから、
牝馬の好走が増えるコトは
必然なのかもしれません。

 

 

【ポイント3】
G1経由馬か?
上がり馬か?

→近10年の当レースの
前走「レース格」別の
成績を診てください。

 

G1    複勝率30% 4.1.2.16 
G2    複勝率21% 1.0.3.15
G3    複勝率18% 1.4.4.41
オープン  複勝率13% 1.4.1.40
3勝クラス 複勝率44% 3.1.0.5

 

このように、レースの
格が高いほど複勝率が
キレイに上がっています。
東京新聞杯は、意外に
格が効くレースなのです。

ただ、唯一の例外は
前走で「3勝クラス」を
使ってきた馬の好成績。
3勝クラスを勝ってきた
勢いを持ってきた馬は
一応要マークと言えます。

手堅く前走G1経由馬を
取るか?それとも
思い切って上がり馬に
期待するか?

当レースのポイントの
一つでしょう。

 

 

【ポイント4】
若い馬ほど
よく走るレース

→近10年の「馬齢別」の
成績を診てください。

 

4歳 複勝率30% 4.4.3.26  
5歳 複勝率30% 3.4.6.30  
6歳 複勝率13% 3.1.0.28
7歳 複勝率 5% 0.1.1.35

 

アベレージは奇麗に
4・5歳>6歳>7歳。
タフな質のレースゆえ、
高齢になればなるほど
対応するのに厳しい面が
多いのかもしれません。

 

 

【ポイント5】
2~8番人気馬による
レース?

→1番人気の馬が
不振なのも東京新聞杯の
大きな特徴です。
近10年(1.0.2.7)。
基本的には「穴狙い」が
できるレース。

とはいえ9番人気以下は
(0.2.1.66)。

つまり、多くの年で
「2~8番人気の馬」で
決着しているレース、と
いうワケです。程々の
穴狙いがベターな一戦と
言えます。

 

 

【ポイント6】
外枠不利のレース

→先週から開幕した東京。
この2月開催はDコースが
使用されます。

幅員が最も狭い設定の
Dコース=内々を回って
これる、内枠発進の
逃げ先行馬の有利が定説。

ですので、逆に外枠の
馬はどうしても苦しい。

実際に、当レースの
近10年枠別成績を診ても
下記のとおり外枠不利が
非常に顕著です。

 

1・2枠 複勝率21% 3.3.1.27
3・4枠 複勝率29% 6.3.2.27
5・6枠 複勝率21% 1.3.4.30
7・8枠 複勝率10% 0.1.3.35

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

◆東京新聞杯  【ポイント1/1800m超で好走実績が無い馬 ~軽視馬として~】
           ホウオウアマゾン
           ワールドバローズ  (以上2頭)

         【ポイント2/牝馬】
           エイシンチラー
           ディアンドル
           ドナアトラエンテ
           ファインルージュ
           マルターズディオサ (以上5頭)

         【ポイント3/前走がG1または3勝クラス出走の馬】
           イル-シヴパンサー
           エイシンチラー
           カテドラル
           ダーリントンホール
           ファインルージュ
           ワールドバローズ  (以上6頭)

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

データ競馬:TARGET frontier JV


・出馬表にデータマイニングの順位・数値を表示させたい
・特定の2頭の直接対戦の結果・経歴を調べたい
・予想するレースが行われるコースにおける、騎手・調教師・種牡馬の傾向を調べたい
・出走馬の前走レベルを簡単に比較する

などなど。

TARGET操作動画が無料で見られます↓