『きさらぎ賞の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「きさらぎ賞」の
穴馬探しをお届けします。

きさらぎ賞は
2月6日(日)に
中京2000mで行われる
3歳馬のG3重賞です。

早速、当レースで
大切なポイントを
お伝えしましょう。

【ポイント1】
中京2000m施行の
きさらぎ賞では、
まずココをチェック!

→昨年は、今年と
同じく中京2000mで
レースが行われましたが、
その昨年の上位3頭には
共通項がありました。

1着 ラーゴム      京都2歳S 2着(前走)
2着 ヨ-ホ-レイク   ホープフルS 3着(前走)
3着 ランドオブリバティ 芙蓉S 1着(前々走)

このように
昨年の1・2・3着馬は
すでに
「2000m重賞で
馬券に絡んだ実績」
または
「2000mのオープン特別で
勝ちきった実績」を
持つ馬だったのです。

しかも。
4着以下の馬は全て、
その「実績」を
持っていない馬でした。

例年は京都1800mで
行われている当レース。

しかし、中京2000mに
条件変更された昨年は
タフなコース設定も
効いているのか、単純に
2000m重賞やオープンでの
距離実績を持っていた馬が
上位を占めたわけです。

だからこそ
人気3頭での決着に
なったとも言えますが、
たとえば5番人気ながら
ブービーに沈んだ
ドゥラモンドなどは、
朝日杯を経由してきた
ようなマイル志向馬。
この点からも、昨年に
現れた「傾向」の意味が
分かるというものです。

2000m重賞、
オープンでの実績を診よ。

中京施行のきさらぎ賞の
予想の「出発点」です。

【ポイント2】
ノ-ザンF生産馬の
ためのレース?

→当項目は、開催場や
距離の変更とは関連性が
薄いテーマですので
近10年のデータから
お伝えします。

ノ-ザンF生産馬が
近10年の当レースで
なんと(5.7.3.17)、
複勝率47%。昨年も
ワンツーでした。

近年は、ノ-ザン系の
馬がしっかり狙ってきて
結果も出している重賞、
といえますが、今年の
出走馬の面々を鑑みると
今年も要チェックです。

【ポイント3】
新馬勝ち直後の馬が
苦戦しているレース

→当項目も、近10年の
データからお伝えします。

近10年の出走全馬の
前走「クラス」別成績を
診てください。

新馬    複勝率14% 1.1.0.12
未勝利   複勝率36% 0.1.3.7
1勝クラス 複勝率39% 3.7.3.20
オープン  複勝率33% 2.0.0.4
重賞    複勝率33% 4.1.4.18

このように、前走で
新馬戦を勝ったばかりの
いわゆる1戦1勝馬の
苦戦が目につきます。

近年は、当レースの
メンバーレベルが
上がってきましたので
キャリアが極端に少ない
1戦1勝馬では何かと
苦しい面が多いという
ことかもしれません。

【ポイント4】
キャリア「3走」馬が
狙い頃?

→【ポイント3】とも
関連するハナシですが
近10年の出走全馬の
「キャリア」別成績を
診てください。

1戦  複勝率14% 1.1.0.12
2戦  複勝率40% 4.3.1.12
3戦  複勝率57% 3.4.6.10
4戦  複勝率36% 1.2.2.9
5戦超 複勝率10% 1.0.1.19

多すぎず、しかし
少なすぎずの
キャリア「3走」が
ストライクゾーン。
キャリアが多すぎたり
少なすぎたりすると、
成績は振るいません。

【ポイント5】
今年の中京(中距離)で
不振の血統は…

→今年に入ってからの
中京芝2000m~
2200mにおける
種牡馬成績を診てください。
(出走数6以上)

〈好調〉
キタサンブラック  複勝率43% 1.1.1.4
ディープインパクト 複勝率42% 4.6.4.19
ルーラーシップ   複勝率40% 2.0.2.6
ハ-ビンジャー   複勝率39% 5.0.2.11
キズナ       複勝率38% 1.2.3.10
ロードカナロア   複勝率38% 1.0.2.5
———————————-
〈標準級〉
リオンディーズ   複勝率33% 0.2.0.4
スクリーンヒーロー 複勝率33% 0.1.1.4
キングカメハメハ  複勝率22% 2.0.0.7
ドゥラメンテ    複勝率21% 1.1.2.15
———————————-
〈不振〉
ハーツクライ    複勝率16% 3.1.0.21
エピファネイア   複勝率10% 0.1.0.10
ゴールドシップ   複勝率  0% 0.0.0.6
ジャスタウェイ   複勝率  0% 0.0.0.6

相変わらず高水準で
走っているディープは
ともかくとして、その
ディープと複勝率で
互角に走っているのが
ハ-ビンジャーやキズナ、
ロードカナロアら。
速い時計の決着への
対応力に優れた種牡馬の
名が多く並んでいます。

逆に不振なのは
ハーツクライ、
エピファネイア、
ゴールドシップ、
ジャスタウェイの
各産駒。

少し時計が掛かるように
なってきた馬場とはいえ、
血統的にはスタミナや
パワーに大きく寄っている
種牡馬が、総じて不振の
傾向です。

以上の点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

◆きさらぎ賞  【ポイント2/2000m重賞で馬券絡み、または
           2000mのオープン特別で勝った実績のある馬】
           リュ-ベック     (以上1頭)

         【ポイント2/ノ-ザンF生産馬】
           セルケト
           ダンテスヴュ-
           フォースクエア
           リュ-ベック
           レヴァンジル     (以上5頭) 

         【ポイント3/新馬勝ち直後の馬 ~軽視馬として~】
           エアアネモイ
           フォースクエア    (以上2頭)

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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