『桜花賞2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「桜花賞」の
穴馬探しをお届けします。

いよいよ、2022年の
クラシックレースが
始まります。

桜花賞は
4月10日(日)に
行われる、3歳牝馬の
クラシック第1弾。

さっそく桜花賞の
ポイントをお伝えしましょう!

 

 

 

【ポイント1】
桜花賞における
「穴」パターンは
3つしかない

→タイトルどおり。
桜花賞で発生する
「穴」のパターンは
限られています。

近10年の桜花賞で、
「5番人気以下」で
3着以内に快走した
穴馬11頭の顔ぶれを
診てください。

 

13年1着アユサン      7人気 ◎
13年3着プリンセスジャック 14人気 ◎
14年3着ヌーヴォレコルト  5人気 ◎
15年1着レッツゴードンキ  5人気 ◎
15年2着クルミナル     7人気 ◎
15年3着コンテッサトゥーレ 8人気 ◎
16年3着アットザシーサイド 6人気   ▽
17年1着レーヌミノル    8人気   ▽
19年2着シゲルピンクダイヤ 7人気 ◎
20年3着スマイルカナ    9人気 ◎●
21年3着ファインルージュ  8人気  ●

 

◎=前走の
チューリップ賞で
2着以下に負けた馬。

●=フェアリーSに
出走して、勝った馬。
(前走とは限らず)

▽=前走の
フィリーズレビューで
「差して」連対した馬。

上記11頭の全てに、
◎●▽いずれかの印が
付きました。

つまり、桜花賞で
「穴」をあけた馬の
パターン=この3つに
集約されるのです。

この印が付く馬こそ
桜花賞の「穴」候補と
なります。

チューリップ賞=
桜花賞と全く同舞台で
行われるトライアル。

ですから
普通に考えれば
チューリップ賞で
負けた馬の「挽回」の
チャンスは少なそうな
モノですが、それが
平気で蘇ってくるのが
じつは桜花賞の特徴。

チューリップ賞の
段階では仕上げが
進んでおらず敗退→
桜花賞で仕上げが進み
激走するパターンは
要警戒なのです。

また、近年は
フェアリーS優勝馬が
台頭しているのも特徴。
フェアリーSのレベルが
年々上がっている事と
無関係でないでしょう。

さらに前走で
フィリーズレビューを
使ってきた馬については、
パワーで押し切ってきた
先行タイプではダメ。
差して連を確保した馬で
ないと穴の資格は無い、
というコトになります。
後述のとおり、前走で
この距離を使ってきた
馬は基本苦しいのですが
可能性があるとすれば
差して好走してきた馬、
というコト。

いずれにせよ、
上記3パターン該当馬の
激走に要注意です。

 

 

【ポイント2】
前走「マイル以外」に
出走した馬は減点

→近10年の桜花賞の
前走距離別の成績を
診てください。

 

1400m   複勝率 5% 1.0.2.55
1600m   複勝率25% 9.10.8.81
1800m以上 複勝率 0% 0.0.0.12

 

説明不要でしょう。
このように、前走で
「マイル以外」を
使ってきた馬が不振。

前走1400m組=大半が
フィリーズレビューを
使ってきた馬ですが
フィリーズレビュー=
テンから流れが忙しく
脚を溜めるヒマがない、
タフなダート短距離的な
流れです。

逆に桜花賞はいかにも
芝のクラシックらしく
終いの伸びを競い合う
王道的G1。ですから
前述のような「忙しい
フィリーズレビュー」を
好走してきた馬、特に
前々で進めてきた馬では
能力以前に適性が合わず、
好走するコトが難しいと
いうコトになります。

とはいえ、前走で
1800m以上の距離を
使ってきた馬の成績も
まったく振るいません。

3歳春の1800m超の
レース=ペースが極端に
緩みすぎるコトが多く、
ガチンコG1の今回へ
向けて「いい予行演習に
なっていない」側面が
強いというワケです。

ともあれ、前走で
マイル以外を使ってきた
馬については、一律で
1ポイント減点くらいの
評価で丁度いいハズです。

 

 

【ポイント3】
前走「非重賞」出走馬は
ほぼ好走していない

→近10年の前走格別の
成績を診てください。

 

重賞  複勝率21% 9.10.10.112
非重賞 複勝率 3% 1.0.0.36

 

競馬には色々なデータが
ありますが、さすがに
近10年(1.0.0.36)の
低調アベレージは強烈。

桜花賞へ向けては
トライアルや重賞が
きっちり整備されており、
実力馬のほとんどが
王道のローテーションを
たどってきますので、
桜花賞における非王道=
非重賞経由馬の戦歴が
極端なほど振るわないのは
「必然」ではあります。

とはいえ毎年何頭かは
この「非重賞」組が
出走してきますから、
まずはこの組の馬を
軽視すればフルゲートの
頭数を少し減らせます。
意識したいところです。

 

 

【ポイント4】
「内枠の利」は
あまりないレース

→近10年の馬番別の
成績を診てください。

 

01~05番 複勝率13%  1.1.4.42
06~10番 複勝率26%  6.2.4.38
11~15番 複勝率16%  2.4.2.42
16~18番 複勝率13%  1.3.0.26

 

このように、5番から
内枠の馬の成績が
あまり良くありません。
内枠=「いい枠!」と
素直に喜べないのが
桜花賞なのです。

繊細な気性の3歳牝馬が
フルゲートの多頭数で
走るガチンコのG1。

ですので、内枠の馬は
内々で他馬に揉まれて
堪えたりスムーズに
進路を取れなかったりと
様々な「リスク」を負う
確率が高めですので
このような極端な傾向が
出ているのでしょう。

 

 

【ポイント5】
キャリアが
多い馬では厳しい

→近10年の当レースの
キャリア別・成績を
診てください。
5走以上の馬は極端に
アベレージが落ちます。
今回への「上積み」に
乏しい馬ではキツい、と
いうことなのでしょう。

 

2走  複勝率17% 1.0.0.5
3走  複勝率35% 3.5.2.19
4走  複勝率28% 4.4.5.33
5走  複勝率 9% 1.1.2.41
6走超 複勝率 4% 1.0.1.50

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

 

桜花賞  ポイント1~3 該当馬

【ポイント1/3つの穴パターン該当馬】 6頭
  ウォーターナビレラ(◎印)
  サークルオブライフ(◎印)
  ピンハイ(◎印)
  ライラック(●印)
  サプライムアンセム(▽印)
  ナムラクレア(▽印)

【ポイント2/前走マイル以外に出走】 ▼軽視馬として 8頭
  アネゴハダ
  サプライムアンセム
  ナムラクレア
  フォラブリューテ
  カフジテドラゴン
  カランセ
  パーソナルハイ
  ビジン

【ポイント3/前走非重賞出走】 ▼軽視馬として 9頭
  アルーリングウェイ
  クロスマジェスティ
  フォラブリューテ
  ラズベリームース
  アリシアン
  カフジテドラゴン
  カランセ
  グランスラムアスク
  ビジン

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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