『函館スプリントS2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「函館スプリントS」の
穴馬探しをお届けします。

いよいよ、次週から
夏の北海道開催が
スタート。本格的な
夏競馬の到来です。

今年も『函館6週+
札幌7週』の日程。

函館スプリントSは
その開幕週メーンを飾る
スプリント重賞です。

さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。

なお、昨年は
東京五輪2020の関係で
当レースは「札幌」で
行われました。

そのため下記データは
全て、昨年を除いた
2020年までの10年間で
お伝えしています。

 

 

【ポイント1】
函館開催における
調教の注意ポイント?

→今年は通例日程どおり、
函館で行われる当レース。

そこで、下記を
診て頂きましょう。

 

函館    複勝率26% 65.64.62.554    
美浦+栗東 複勝率 4% 0.2.0.43

 

これは、今年と同じ
夏競馬の日程で行われた
2020年の函館競馬の
序盤3週間(6月13日~
6月28日)の全出走馬に
おける、最終追い切りの
コース別・成績です。

このように、美浦や
栗東の東西トレセンで
最終追い切りを施した
うえで、函館競馬場へ
「直入(直前入厩)」の
形で運ばれて出走した馬が
ほとんど全滅なのです。

ここまで極端でなくても
例年のどの時期の
函館競馬でも「直入馬が
不振」のデータが現れる
コトが多い函館競馬。

内地のトレセンで
最終調教を施されてから
馬運車+フェリーに
かなり長時間乗って
函館に入り、ひと息つく
間もなくすぐレースに
出走するのですから
それは体力的にキツいに
決まっています。

ですから逆に、函館で
じっくり滞在したうえで
最終追い切りも函館で
施された馬のほうが断然、
好成績となっているのです。

函館スプリントSに限らず、
函館出走の全馬について、
まずは調教欄で当内容を
確認、該当馬の評価を
下げることが、函館の
レースを予想する作業の
1手目となります。

ちなみに、私は
函館における「直入馬=
問答無用でオール消し」を
長年貫いています。

 

 

【ポイント2】
距離短縮馬が
異常なほど強い

→2020年まで10年間の
前走距離別・戦績を
診てください。

 

前走から距離延長 複勝率15% 1.1.0.11
前走と同距離   複勝率16% 3.5.3.56
前走から距離短縮 複勝率30% 6.4.7.40

 

このように距離短縮馬が
断然強い。他区分とは
ダブルスコア状態です。

距離分以上のスタミナが
活きやすいのが洋芝の
スプリント戦。

そんな見方もできるかも
しれませんし、それ以前に
マイル路線から今の時期に
ローカル短距離に転じれば
そもそもの力的にも優位に
たてる、というなのかも
しれません。

ちなみに札幌で行われた
昨年の当レースは
1→10→3番人気の
ワンツースリーでしたが
その10番人気で2着に
激走した「穴馬」が
距離短縮馬でした。

同じ洋芝だからか
例年と同様の傾向が
現れて距離短縮馬が
穴を連れてきた、と
いうワケです。

 

 

【ポイント3】
3・4歳馬が
異常なほど強い

→2020年まで10年間の
馬齢別・戦績を診て
ください。

 

3歳  複勝率37% 2.3.2.12
4歳  複勝率43% 2.3.4.12
5歳  複勝率17% 4.1.2.35 
6歳上 複勝率13% 2.3.2.48

 

このように3・4歳が
圧倒的に強い。5歳に
なると苦戦傾向です。

「出走数」は5歳以上が
圧倒的に多いのですが、
少数精鋭で臨んでくる
若い馬が毎年のように
結果を出している、と
いうことになります。

 

 

【ポイント4】
「近況不振馬」が
よく復活するレース                         …   

 

→2020年まで10年間に
好走した30頭のうち、
前走「2ケタ着順」に
大敗していた馬が
12頭も占めています。

これは、明らかに他の
重賞レースよりも多い。

洋芝、函館滞在など
前走までと「条件」が
ガラッと変わるため
適性が高い馬の一変が
よく起こるレース、と
いう事なのでしょう。

穴党は当項目該当馬の
中から、洋芝適性が
高そうな馬を見繕うことが
効果的かもしれません。

 

 

【ポイント5】
前走オープン特別、
G3重賞組が不振

→2020年まで10年間の
前走クラス別・成績を
診てください。

 

G1   複勝率31% 4.3.5.27
G2   複勝率33% 3.0.1.8
G3   複勝率 8% 0.1.0.11
オープン 複勝率15% 2.5.2.52
条件戦  複勝率31% 1.1.2.9

 

このように、前走で
オープン特別とG3重賞を
使ってきた馬が不振です。
逆にG1・G2組が好況。
ローカルのG3重賞ですが
意外に?「格」が効いて
いることが分かります。

 

 

【ポイント6】
今年も前有利?

→例年は逃げた馬が
強い当レースです。
2020年まで10年間で、
なんと(2.2.1.5)。

ちなみに、札幌に
舞台が替わった昨年も
ビアンフェが5番人気で
逃げ切りました。

夏の北海道の小回り芝、
かつ開幕週に1200mの
重賞をやればどうしても
前有利になる、という
極めて単純な話なのかも
しれません

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

 

函館スプリントS  ポイント2~4 該当馬

【ポイント2/距離短縮馬】 5頭
  ナムラクレア
  プルパレイ
  ペプチドバンブ-
  ボンセルヴィーソ
  ローレルアイリス

【ポイント3/3歳馬+4歳馬】 4頭
  シゲルピンクルビー
  ナムラクレア
  プルパレイ
  レイハリア

【ポイント4/前走2ケタ着順の馬(復活期待可)】  6頭
  プルパレイ
  ペプチドバンブ-
  ボンセルヴィーソ
  ライトオンキュー
  レイハリア
  ローレルアイリス

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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