『北九州記念2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「北九州記念」の
穴馬探しをお届けします。

北九州記念は
8月21日（日）に
小倉芝1200mで
行われるG3重賞です。

さっそく北九州記念の
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
「距離短縮馬」が
大不振

→近10年の前走距離別の
成績を診てください。

前走1000m　　複勝率21％　3.3.2.31
前走1200m　　複勝率18％　7.6.7.93
前走1400m超　複勝率11％　0.1.1.16

このように前走から
距離を縮めてきた馬の
成績が不振です。

北九州記念において
前走から距離を縮めて
きた馬＝1400m超の
オープン特別などを
使ってきた馬が大半。

つまり、1200mの
スプリントシリーズの
「対象レース」を使って
こなかった馬というコト。
ですから、当レース＆
当サマーシリーズへの
モチベーションが、他の
馬ほど高くない、という
点もこの傾向に繋がって
いるのでしょう。

【ポイント2】
「逃げた馬」も
大苦戦中

→近10年の逃げた馬は
モズスーパーフレアが
頑張ったとはいえ
下記の通り（0.1.1.8）。

12年　エーシンダックマン 15着
13年　アイラブリリ　　　　8着
14年　アンバルブライベン　4着　　
15年　ニザエモン　　　　 18着
16年　ラヴァーズポイント 11着
17年　アクティブミノル　　7着
18年　ナインテイルズ　　 15着
19年　イエローマリンバ　 10着
20年　モズスーパーフレア　2着
21年　モズスーパーフレア　3着

タフな流れになるため
逃げると、なかなか
厳しくなります。

モズスーパーフレアも
20年が1番人気で2着、
昨年が2番人気で3着。

モズスーパーフレアの
ような強じんな馬でも
逃げ粘れなかった、と
診るほうが正解でしょう。

【ポイント3】
騎手が替わらない事が
けっこう大事？

→近5年の当レースで、
前走からジョッキーが
「乗り替わりナシ／
乗り替わり有」別の
成績を診てください。

乗り替わりナシ　複勝率19％　2.3.2.29
乗り替わり有　　複勝率15％　3.2.3.45

乗り替わりナシの
ほうが好成績ですが、
特にココ2年に絞ると
さらに差が顕著。
乗り替わりナシが
（1.2.2.12）に対して
乗り替わった馬が
（1.0.0.18）と散々。　

前走と同じ騎手が
引き続き騎乗する事が
アドバンテージと
なっている印象です。

当日にスーパーG2の
札幌記念も行われる中、
騎手の乗り替わりナシで
当レースに臨んでくる
馬の「本気度」は高い、
ということでしょうか。

【ポイント4】
牝馬の激走に注意

→2019年が牝馬の
ワンツースリー、
2020年も2着・3着。
昨年も1着・3着。

「夏に強い牝馬」
「短距離に強い牝馬」は
共に競馬の鉄則ですが
北九州記念はその2点が
揃う一戦ゆえ、牝馬が
好況なのは必然なのかも
しれません。