『新潟2歳S2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「新潟2歳S」の
穴馬探しをお届けします。
新潟2歳Sは
8月28日(日)に
新潟マイルで行われる
2歳馬のG3重賞です。
さっそく、新潟2歳Sの
ポイントをお伝えします。
【ポイント1】
前走「東京・中京」組は
要マーク
→新潟2歳Sにおける
最重要項目です。
近10年の前走コース別の
成績を診てください。
東京 複勝率35% 1.5.3.17
中京 複勝率32% 4.2.2.17
————————
福島 複勝率17% 0.2.2.20
阪神 複勝率17% 0.0.1.5
新潟 複勝率11% 5.1.1.55
小倉 複勝率 0% 0.0.0.6
このように
今回と同じ「新潟」を
走ってきた馬よりも、
前走で「東京・中京」を
使ってきた馬のほうが、
成績優秀なのです。
特に近年「出走馬の
レベル」が高いのが
夏の東京の新馬戦。
また中京の新馬戦も
関西馬中心の顔ぶれで
レースレベルは高い。
しかも、東京も
中京も「左回り」。
という事で、両場の
レースを使ってココへ
コマを進めてきた馬は
基本的にレベルが高く、
かつ左回りにも慣れが
あるため、必然的に
今回好走の可能性が高く
要マークとなるのです。
【ポイント2】
前走「ダリア賞」組が
ぜんぜん走らない
→コレもかなり重要な
ポイントです。
近10年の前走別成績を
診てください。
新馬 複勝率24% 7.7.7.65
未勝利 複勝率20% 3.3.2.32
オープン 複勝率 0% 0.0.0.25
衝撃のデータです。
本来は当レースにおいて
「格上」のハズの
前走オープン経由馬が
なんと(0.0.0.25)。
この「オープン」の
25頭の多くが
前走ダリア賞組です。
ダリア賞=新潟2歳Sの
ステップレースですが
ステップレースとして
全く機能していない、
というコト。
新潟2歳Sに出てくる
前走ダリア賞組=
ダリア賞好走馬が多い
ワケですが、ダリア賞は
新潟内回り芝1400mで
行われるレース。流れは
平均的で持続脚勝負。
それに対して
新潟2歳Sは新潟外回りの
マイルで行われ、流れは
スローからの瞬発力比べ。
つまり、両レースでは、
好走のために求められる
資質が「真逆」です。
ゆえに前走ダリア賞で
好走した履歴=かえって
「負の履歴」となるため、
ダリア賞組がこれだけ
低調なのでしょう。
【ポイント3】
「牝馬限定」新馬戦の
勝ち上がり馬は苦戦
→近10年の前走別成績を
もういちど診てください。
新馬 複勝率24% 7.7.7.65
未勝利 複勝率20% 3.3.2.32
オープン 複勝率 0% 0.0.0.25
このうち、新馬戦組の
(7.7.7.65)を、
牡馬牝馬の混合戦と
牝馬限定戦に分けると
次のようになります。
牡馬牝馬混合戦 複勝率26% 6.7.6.55
牝馬限定戦 複勝率17% 1.0.1.10
このように、牝馬限定の
新馬戦を使ってきた馬は
苦戦傾向。やはり、その
新馬戦の「レベル差」が
そのまま現れてしまう…
ということなのでしょう。
【ポイント4】
そもそも
牡馬が優勢なレース
→タイトルどおり。
近10年の牡牝別成績で
明らかです。
牡セン 複勝率24% 7.8.6.65
牝 複勝率14% 3.2.4.57
【ポイント5】
前走からの間隔が
短い馬は苦戦
→近10年の当レースで
連闘+中1週の馬は
(0.0.0.7)。まだ
実戦慣れをしていない
2歳馬ゆえ、休養を
じゅうぶんにとれて
いない馬では苦しい
面があるのでしょう。
【ポイント6】
あきらめずに
「穴」を狙うなら…
→近2年は上位人気3頭の
ワンツースリー平穏決着。
近4年は人気馬同士の
ワンツー決着。
とにかく、ここ最近の
新潟2歳Sは荒れません。
出走馬の質が上がった事も
その要因でしょうが、
それでも諦めずに穴を
狙うなら…
下記を診てください。
11年3着馬 9番人気 ▽
12年2着馬 10番人気 ▽
12年3着馬 9番人気 ▽
13年3着馬 6番人気 ▽◆
14年3着馬 6番人気 ▽
15年2着馬 12番人気 ◆
15年3着馬 8番人気 ◆
16年2着馬 6番人気 ▽
18年3着馬 8番人気
19年3着馬 8番人気 ▽
コレは、2011年以降で
(6番人気以上で)穴を
あけた全10頭の血統。
▽=父が非サンデー系。
◆=グレイソヴリン持ちの馬。
力が劣る低人気馬が
ココで好走するためには、
キレや瞬発力だけでなく
高次元のスピードを
持続するパワーも必要。
ゆえにパワー含有量が
豊富な馬が多い非サンデー、
またはグレイソヴリンの
血を備える馬が、頻繁に
穴を空けているという
ことではないでしょうか。
上記にはありませんが
一昨年10番人気4着馬も
上記▽印・◆印の両方に
該当する馬でした。
【ポイント7】
最終調教の内容を
チェック
→近10年の当レースで
「上がり最速、または
準最速」の馬の成績は
(10.5.3.3)。
終いの速い脚が必要な
当レースですが、
そこで注目したいのが
最終追い切りの
終い1ハロンの時計。
近5年の新潟2歳Sの
出走全馬について
最終追い切りでの
終い1ハロン時計別の
成績を診てください。
12.7秒を切った馬 複勝率29% 5.4.5.35
12.8秒以上かかった馬 複勝率 7% 0.1.0.14
このように明暗クッキリ。
自動計測以前のデータも
混在していますから
正確な集計データとは
言いませんが、全体的な
「傾向」は汲み取れる
データとは言えるハズです。
最終調教の上がり時計が
やたら掛かった馬では
厳しいレースと言えます。
以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
新潟2歳S ポイント1・2・3 該当馬
【ポイント1/前走東京・中京出走馬】 1頭
ロードディフィート
【ポイント2/前走ダリア賞出走馬】 ▼軽視馬として 1頭
ピンクジン
【ポイント3/牝馬限定の新馬戦勝ち上がり馬】▼軽視馬として 1頭
チカポコ
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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