『ローズS2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ローズS」の
穴馬探しをお届けします。

次週のJRAは
久々の3日間開催です。

ローズSは、中日の
9月18日(日)に
行われる秋華賞TR。

1~3着馬に
秋華賞への優先出走権が
与えられます。

2020年・2021年に
引き続き、今年も
中京で行われます。

さっそく、
ローズS in 中京で
勘案すべきポイントに
ついてお伝えします。

 

 

 

【ポイント1】
ローズS in 中京=
ディープ系に要注目

 

→中京で行われた
近2年の当レースでは
下記のように、
父or母父ディープの馬が
大活躍しました。

 

2020年
 1着馬  父ディープ
 2着馬 母父ディープ
 3着馬  父ディープ

2021年
 1着馬 母父ディープ
 2着馬 父父ディープ
 3着馬 母父ディープ

 

このように
「ディープ関連馬」=
父ディープ系、または
母父ディープの馬が
近2年の中京施行の
当レースで上位を独占。

阪神施行時も
ディープ産駒がソコソコ
強かったレースですが
中京に舞台が移った
ココ2年は、その傾向が
いっそう強まっています。

ともあれ、これだけ
ハッキリした傾向が
出ていますので今年も
該当馬は一律でポイントを
加点する評価でちょうど
いいのでは、と診ます。

 

 

【ポイント2】
オークス上位組vs
条件戦の上位組

→当データは施行場と
関連性が薄い内容のため
近10年の、当レースの
データで検証します。

近10年の当レースに
おける前走別・成績を
診てください。

 

オークス      複勝率26% 7.3.3.38
オークス以外のGI 複勝率 0% 0.0.0.10
GI以外のオープン 複勝率 8% 0.1.0.11
3勝クラス      複勝率 0% 0.0.0.2
2勝クラス      複勝率24% 0.2.5.22
1勝クラス      複勝率18% 3.3.2.36

 

基本的には、このように
オークス以来の休明けの
馬がよく走っています。

特に、オークスの
「好走馬」が素直に
好走するのが特徴。
3年前はオークスの
4・5着馬が1・3着。
一昨年もオークスの
4着馬が勝ち、昨年も
オークス5着馬が
3着に好走しています。

それに対抗するのは
2勝クラス・1勝クラスの
経由馬。昨年もワンツー。

この組については
その前走の条件戦で
4着以内に入っていた事が
今回好走への「条件」と
なっています(下記)。

 

前走の条件戦で…
 4着以内 複勝率24% 3.6.6.48
 5着以下 複勝率 6% 0.0.1.15

 

このように、前走条件戦の
馬については着順次第で
大きく明暗を分けています。

 

 

【ポイント3】
ノーザンファームの
生産馬が断然強い

 

→当データも施行場と
関連性が薄い内容のため
近10年の、当レースの
データで検証します。

近10年の当レースで
ノーザンファーム生産馬が
(7.5.6.30)複勝率38%。

つまり、近10年の
馬券圏好走馬30頭中、
3分の2に近い18頭を
ノーザンファーム生産馬が
占めているのです。

昨年もアンドヴァラナウト・
アールドヴィ-ヴルの
ノーザンファーム生産馬が
1・3着を占めました。

これは決して偶然事では
ありません。当レースで
3着以内に走りG1権利を
確保するために、ココに
照準を合わせてしっかり
調整されているという事。

たとえ休み明けの馬でも
外厩で丹念に調整されて
好仕上がりで出てきている
馬が多い証と言えます。

 

 

【ポイント4】
先週に開幕した
中京の芝は…

 

→先週土日の芝11クラで
馬券圏に好走した33頭中、
4角で「5番手以降」に
いた馬は、17頭でした。

ですので、好走馬の
52%が「差した馬」
だったことになります。
かなり高いアベレージ。
差しが届いていた馬場と
言えます。

外からの差しもしっかり
届いており、内有利の
開幕週らしい傾向は
出ていませんでした。
「フラット」の認識で
間違いないでしょう。

 

 

【ポイント5】
ココへ来ての
乗り替わりは
大きなマイナス?

 

→このトライアルで
騎手が替わるという事は
決してプラスではない、
というデータがコレ。

近5年で診ても、前走と
騎手が同じだった馬は
(4.2.4.36)複勝率22%。
逆に乗り替わった馬は
(1.3.1.30)複勝率14%。
騎手配置にも注目です。

 

 

【ポイント6】
関東馬の勝負気配に
注意?

→近10年の当レースで
関東馬が(1.0.2.12)、
複勝率20%と健闘。
関西馬の同19%と
互角です。

地元関東で、同じ
秋華賞トライアルの
紫苑Sが組まれていながら
わざわざ、強敵揃いの
西のトライアルに
遠征してくる関東馬=
何らかの勝負に来る
理由がある…という
ことなのでしょうか。

関東馬にとって遠征が
比較的容易い中京が
今年の舞台ですから、
今年も一応要マークです。

 

 

【ポイント7】
「馬ナリ」調教馬しか
好走していない近2年

 

→中京施行の近2年の
当レースの最終調教の
「強さ別」「場所別」の
成績を診てください。

 

馬ナリ   複勝率22% 2.2.1.18
強め+一杯 複勝率 0% 0.0.0.12
———————
坂路    複勝率16% 1.1.1.16
ウッド   複勝率 7% 0.1.0.13
芝     複勝率100% 1.0.0.0

 

一昨年は連闘馬が3着。
調教ナシで出走したため
上記データ「3着馬」の
数字が少なくなっています。

このように、強度は
「強め+一杯」組が苦戦。
調教コースでは
「ウッド」組が苦戦。

つまり、直前でしっかり
調教を施された…と
思われた馬が、案外な
苦戦を強いられている
コトになります。

牝馬のレースですし、
まだまだ暑い時期ですし、
まして休み明けの馬も
多く出てきますから、
レースの直前になって
しっかり調教されている
ような調整過程の馬では
危ういのかもしれません。

 

 

 

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

ローズS ポイント1・3・5 該当馬

【ポイント1/父ディープ系、または母父ディープ】 7頭
  エグランタイン
  サリエラ
  パーソナルハイ
  ベリーヴィーナス
  マイシンフォニー
  ラリュエル
  ルージュリナージュ

【ポイント3/ノーザンファーム生産馬】  5頭
  ヴァンルーラー
  サリエラ
  セントカメリア
  マイシンフォニー
  ロマンシングブルー

【ポイント5/騎手が乗り替わる予定の馬】 ▼軽視馬として 7頭
  エグランタイン
  サリエラ
  ブルトンクール
  ベリーヴィーナス(未定)
  ミナモトフェイス
  ルージュリナージュ
  ロマンシングブルー

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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