『セントライト記念2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「セントライト記念」の
穴馬探しをお届けします。

セントライト記念は、
9月19日(月・祝)に
行われる菊花賞TR。

1~3着馬に
菊花賞への優先出走権が
与えられます。

さっそく、
セントライト記念で
勘案すべきポイントに
ついてお伝えします。

 

 

 

【ポイント1】
セントライト記念の
「魔」の傾向

→まずは、下記を
診てください。

 

実績ナシ 複勝率 7%  0.1.2.42
実績あり 複勝率25% 10.9.8.78

 

圧倒的な成績差の、
上記データ。これが
何かと言いますと…。

近10年(新潟施行の
2014年除く2011年~)の
セントライト記念出走馬、
全150頭の『それまでに
芝1800m+2200mで
3着以内に好走した実績の
有無』別の成績です。

このように
セントライト記念を
迎えるまでに、いわゆる
非根幹距離=芝1800m+
2200m戦で、3着以内に
好走した実績が無い馬は、
セントライト記念で全く
好走できていないのです。

昨年も「該当馬」5頭が
ぜんぶ凡走。3番人気の
グラティアスでも結果を
出せませんでした。

(0.1.2.42)複勝率7%。
(10.9.8.78)複勝率25%。

どちらを狙うべきかは、
明白でしょう。

タフなコース設定が多い
非根幹距離戦の中でも、
よりタフな中山2200m。

しかも当レースは
けっこう厳しい展開に
なりますから、そんな
レースで好走するには
「非根幹距離で好走した
実積」が一度はないと、
厳しいのでしょう。

何はともあれ、まずは
出走各馬の非根幹距離=
芝1800m+2200mでの
好走実績のチェックが
肝要なレースです。

 

 

【ポイント2】
ダービー経由馬が
圧倒的に強い

→タイトルどうり。
近10年(新潟施行の
2014年除く2011年~)の
当レース出走全馬の
前走別成績を診てください。

 

ダービー     複勝率43% 6.5.4.20
ダービー除く重賞 複勝率23% 2.2.3.23
オープン特別   複勝率14% 0.0.1.6
3・2勝クラス  複勝率14% 1.4.0.30
1勝クラス    複勝率 8% 1.0.2.37

 

このように
前走ダービー組が
圧倒的なアベレージ。

そして前走レースの
格が下がるにつれて、
キレイに成績が下がって
います。1勝クラスの
経由馬は2015年の
3着ジュンツバサ以来、
馬券に絡めていません。

近年は出走メンバーの
「質」もそれなりに
確保されている当レース。
ですので普通に「格」が
活きやすい状況の一戦と
なっているのでしょう。

 

 

【ポイント3】
キャリアが多すぎる
馬では厳しい

 

→当データは施行場と
関連性が薄い項目のため
新潟施行の2014年も
含めた近10年で診ます。

 

5走以下 複勝率29% 3.1.6.25
6~7走  複勝率29% 6.7.3.39
8走超  複勝率 7% 1.2.1.57

 

このように、かなり
明確かつ極端な傾向。
キャリアが多い馬が
成績不振です。

いわゆる「出がらし」の
馬ではなく、まだまだ
上積みの「可能性」を
残している馬のほうが
好走できている、という
ことなのでしょう。

 

 

【ポイント4】
最内枠の馬が
大苦戦中

 

→近10年(新潟施行の
2014年除く2011年~)の
当レースの枠別成績は
下記のとおり。

 

1番枠     複勝率10% 0.0.1.9
2~5番枠   複勝率30% 5.4.3.28
6~9番枠   複勝率20% 2.3.3.32
10~13番枠  複勝率16% 3.2.1.32
14~18番枠  複勝率14% 0.1.2.19

 

基本は「内枠>外枠」の
傾向なのですが、ただ
1番枠の馬だけは大苦戦。

 

内々で揉まれるシーンも
多いためか、とにかく
1番枠に入るとかなり
苦戦傾向です。

 

 

【ポイント5】
先週に開幕した
中山の芝は…

 

→先週土日の芝12クラで
馬券圏に好走した36頭中、
4角で「5番手以降」に
いた馬は、10頭でした。

ですので、好走馬の
28%が「差した馬」
だったことになります。

 

別原稿でご紹介した
中京の先週土日は同じく
52%でしたから、中山は
中京に比べるとあまり
差し届いていなかったと
言えます。基本的には
前が有利な芝でした。

 

 

【ポイント6】
ウッド>坂路

 

→近5年の当レースの
最終調教「場所別」の
成績を診てください。

 

美浦ウッド 複勝率22% 3.3.3.32
美浦坂路  複勝率 0% 0.0.0.4
———————
栗東ウッド 複勝率33% 1.2.2.10
栗東坂路  複勝率11% 1.0.0.8
———————
ポリ    複勝率 0% 0.0.0.1

 

コレは極めて傾向単純。
美浦でも、栗東でも、
「ウッド>坂路」です。

タフな質のレースゆえ、
トラックコースのウッドで
総合力を整えられた馬が
優勢という事なのでしょう。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

セントライト記念  ポイント1・2・3 該当馬

【ポイント1/芝1800m+2200mで好走実績ナシ】 ▼軽視馬として 2頭
  オニャンコポン
  セイウンハーデス

【ポイント2/ダービー経由馬】 3頭
  アスクビクターモア
  オニャンコポン
  セイウンハーデス

【ポイント3/キャリア8走超】 ▼軽視馬として 3頭
  ショウナンマグマ
  ボーンディスウェイ
  ロンギングエーオ

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

ジョッキーブースター

6つのキャッシュポイントでしっかりとリターンを稼ぐ!
とにかく勝てない…
毎週買い方が違う…
自分の馬券に迷いが生じている!
あなたの悩みを、これで一発解決!
これらの悩みを「JOCKY-BOOSTER」は解決します。
競馬は(馬7:騎手3)と言われているのをご存じでしょうか?
レースの結果は、馬の実力が7割で、騎手の実力が3割という意味。
しかし3221勝中、リーディング30位までの30名で、2213勝を独占。
確率にすると68%になります。
残りの100名ほどの騎手で、残りの32%の勝ち星を分け合っている。
さすがに(馬3:騎手7)とまでは言いませんが、
(馬5:騎手5)
現代の競馬は、これくらいの比率で成り立っているケースもあります。
馬の能力が足りない部分を、騎手がフォロー。
状況が目まぐるしく変化する競馬のレースでは、騎手の能力は重要なのです。
これについては、あなたも否定することが出来ないでしょう。
JOCKY-BOOSTERは、騎手能力をとことん研究したロジックを搭載しています!