『チャンピオンズCの穴馬探し2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「チャンピオンズC」の
穴馬探しをお届けします。

チャンピオンズCは
12月4日(日)に
中京で行われる
ダートG1です。

さっそく当レースの
ポイントを記します。

なお、当レースが
中京で行われるように
なったのは2014年からに
なります。

【ポイント1】
JBCが「左回り」だった年の
要注目傾向?

→まずは下記を診て
ください。

2014年 1着馬/◆ 2着馬/み
2016年 1着馬/◆ 2着馬/◆
2019年 1着馬/◇ 2着馬/◇
——————
2022年  ?

これは、中京施行と
なった近8年のうち
11月の「JBC」が
左回りの競馬場で
行われた3年における
チャンピオンズC・
連対馬の前走履歴です。

◆=JBCクラシック(左回り)、
◇=JBC以外の地方重賞(左回り)、
み=中央のみやこS。

このように、11月の
JBCが左回りで行われた
年は、その左回りJBCを
使ってきた馬がそのまま
チャンピオンズCでも
よく連対するのです。
3年間で3連対ですから
1年1頭の連対ペース。

また、2019年は
浦和JBCからの経由馬は
連対しませんでしたが
同じ左回りの地方重賞を
使ってきた馬がワンツー。

ともあれ左回りの
チャンピオンズCでは、
直前の「左回り」での
JBC、あるいは他の
地方の左回りレースを
使ってきた馬に要注目、
といえるワケです。

【ポイント2】
中京移行後の近8年、
「未勝利」の前哨戦が
ある

→中京移行後の
近8年の、前走別の
成績を診てください。

マイルCS南部杯 複勝率50% 2.2.1.5
JBCクラシック 複勝率23% 4.2.2.27
JBCレディスC 複勝率33% 1.0.0.2
日本テレビ盃   複勝率50% 1.0.0.1
———————————-
みやこS     複勝率17% 0.2.3.25
武蔵野S     複勝率  9% 0.2.0.21

【ポイント1】とも
関連する内容ですが、
南部杯組が好調。
南部杯も一応G1で
程々の面子が揃うとは
いえレースの中身は
ユルいため、南部杯で
好走してもその疲れを
ほとんど残さずココへ
臨めるコトも当現象に
繋がっていると診ます。
もちろん「左回り」も
ポイントなのでしょう。

逆に、当レースの
重要なステップである
右回りG3=みやこSを
使ってきた組は不振。
武蔵野S組の成績も
良くありません。
両者合わせて53頭出走、
なんと8年間未勝利。

みやこS・武蔵野Sは
「G3」でメンバーの
レベル自体にも問題が
あるのでしょうし、
ココへのレース間隔が
短いコトも、苦戦の
要因かもしれません。

ともあれ、重要な
前哨戦のハズなのに
当レースへの直結性が
低い2レースなのです。

【ポイント3】
デピュティミニスター

→中京移行後の
近8年の当レースで、父が
デピュティミニスター系の
馬は(1.1.1.2)。母父が
デピュティミニスター系の
馬は(1.2.1.5)。

両方合計(2.3.2.7)、
複勝率50%!

これほどの高確率ゆえ
理屈云々はともかく
該当馬を見かけたら
とりあえず押さえる
策がいいでしょう。

【ポイント4】
「追走力」に
乏しい馬では不安?

→中京移行後の
近8年の当レースで、
前走「4角番手」が
10番手より後ろだった
馬は(0.1.0.20)と
ほぼ全滅。

淀みなく流れるG1ゆえ
前走道中で後方位置に
置かれていたような
馬ではそもそも厳しい、
という事でしょう。

【ポイント5】
外枠が勝てない

→タイトルどおり。
中京移行後の
近8年の当レースの
枠別・成績を診て
ください。

1・2枠 2.4.3.21 複勝率30%
3・4枠 3.0.1.28 複勝率13%
5・6枠 3.1.3.25 複勝率22%
7・8枠 0.3.1.27 複勝率13%

このように7・8枠が
未勝利。タイトに回る
中京ダート、しかも
多頭数のG1ですから
外枠など多少のロスが
響きやすい、という
ことなのでしょう。

【ポイント6】
「逃げた馬」は
3着まで

→中京移行後の
近8年の当レースでの
「逃げた馬」の成績を
診てください。この
ように(0.0.2.6)。
走っても3着までの
結果となっています。

14年 クリノスターオー 8着 7人気
15年 コパノリッキー  7着 1人気
16年 モンドクラッセ  10着 12人気
17年 コパノリッキー  3着 9人気
18年 アンジュデジール 4着 9人気
19年 インティ     3着 3人気
20年 エアアルマス   10着 8人気
21年 ソダシ      12着 2人気

【ポイント7】
4歳馬が不振

→本来なら成長力的に
ピークを迎えるはずの
4歳馬が当レースでは
下記のように不振。

3歳  複勝率22% 2.1.1.14
4歳  複勝率12% 2.0.2.30
5歳  複勝率24% 4.2.3.28
6歳  複勝率25% 2.5.2.27
7歳上 複勝率13% 0.2.2.28

このデータはあえて
近10年で示していますが
4歳よりも5・6歳の
「ちょっとベテラン」の
馬のほうが好成績です。
活躍年数が芝よりも長い
ダート一線級ならではの
傾向と言えましょう。

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

チャンピオンズC ポイント3・4・6 該当馬

【ポイント3/父or母父デピュティミニスター系】 1頭
  バーデンヴァイラ-

【ポイント4/前走4角番手が10番手より後ろ】 ▼軽視馬として 6頭
  グロリアムンディ
  サクラアリュ-ル
  サンライズノヴァ
  スマッシングハ-ツ
  タガノビューティー
  レッドガラン

【ポイント6/近2走どちらかで逃げた馬】 ▼軽視馬として 1頭
  クラウンプライド

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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