『朝日杯FSの穴馬探し2022の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「朝日杯FS」の
穴馬探しをお届けします。

朝日杯FSは
12月18日(日)に
阪神で行われる
2歳マイル重賞です。

さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。

なお、このレースは
舞台が阪神に移って
今年で早や9年目。

したがって、
今回ご紹介するデータは
すべて、阪神移行後の
近8年のレース成績を
もとにしたものです。

【ポイント1】
阪神移行後の
朝日杯「大穴馬」の
共通項〈1〉

→阪神以降後、近8年の
朝日杯で2ケタ人気の
「超大穴」が馬券に
絡んだのは下記4頭。

2014年2着 アルマワイオリ   14番人気
2015年3着 シャドウアプローチ 11番人気
2016年3着 ボンセルヴィ-ソ    12番人気
2019年3着 グランレイ     14番人気

この4頭には
「共通項」があります。

前々走 or 前走で
使ったレースが
芝1400m戦。
しかもその際に逃げず、
好位 or 中位から差して
勝っていたのです。

14年 アルマワイオリ   前々走1400mで中位差し1着
15年 シャドウアプローチ 前々走1400mで好位差し1着
16年 ボンセルヴィ-ソ  前々走1400mで好位差し1着
19年 グランレイ     前走1400mで好位差し1着

直近レースで1400mを
勝った「スピードに
勝った馬」=距離適性の
印象的に、朝日杯では
人気を下げがち。

しかし、そんな馬の
「速さ」が当レースで
活きているのです。
むしろ穴探しの
好ポイントとなる、と
いうコト。穴党の方は
特に要注目でしょう。

【ポイント2】
阪神移行後の
朝日杯「大穴馬」の
共通項〈2〉

→阪神以降後、近8年の
朝日杯で9番人気以下の
大穴馬が5頭も好走して
いますが、いずれも父が
パワー血統の馬でした。

14年2着 アルマワイオリ   父マツリダゴッホ
15年3着 シャドウアプローチ 父ジャングルポケット
16年3着 ボンセルヴィーソ  父ダイワメジャー
18年2着 クリノガウディー  父スクリーンヒーロー
19年3着 グランレイ     父ルーラーシップ

説明不要。まさに
パワー種牡馬だらけです。

瞬発力で軽快にキレる
人気上位馬に対するには、
同類の素養ではダメ。
まったく相反する素養で
こそ勝負になる、という
ことなのでしょうか。

【ポイント3】
阪神移行後の
朝日杯の「脚質」傾向

→阪神移行後8年の
「逃げた馬」8頭の
成績を診てください。
1頭も連に絡めず。

14年 アクティブミノル  5着
15年 ウインオスカー   16着
16年 ボンセルヴィーソ  3着
17年 ケイティクレバー  11着
18年 イッツクール    9着
19年 ビアンフェ     7着
20年 モントライゼ    10着
21年 カジュフェイス   14着

基本的には、好位~
中位からの差し込みが
よく届くレースです。
上がり最速・準最速の
馬のアベレージも高く
差し戦と認識するのが
ベターでしょう。

ですから「前走で
逃げた馬」の成績も
(0.0.1.15)と
非常に低調です。

【ポイント4】
阪神移行後の
朝日杯の「枠」傾向

→阪神移行後8年の
枠別・成績を診て
ください。

1・2枠 複勝率23% 3.1.3.23
3~5枠 複勝率25% 3.6.3.36
6~8枠 複勝率10% 2.1.2.47

このように、ココは
明らかな「外枠不利」。

牝馬と違って牡馬は
内でモマれてもOKの
タイプが多いですし、
気性もしっかりした
早期完成馬が勢揃い
するレースですから、
内々でロスなく運べる
内枠有利、外枠不利の
ハッキリした現象が
出ているのでしょう。

【ポイント5】
キャリアが多すぎる
馬では苦しい

→阪神移行後8年の
キャリア別・成績を
診てください。

1戦   複勝率33% 1.0.0.2
2戦   複勝率24% 3.3.3.28
3戦   複勝率22% 3.4.1.29
4戦以上 複勝率11% 1.1.4.47

キャリアが4戦を
超えると、ガクッと
アベレージがダウン。

ここまでにすでに数を
使い倒された馬では
さすがに「底」が
見えていて厳しい、と
いうことなのでしょう。

【ポイント6】
レース間隔が
空きすぎた馬では
苦しい

→阪神移行後8年の
前走からの間隔別・
成績を診てください。

中9週以下  複勝率20% 8.8.8.95
中10週以上  複勝率  0% 0.0.0.11

このように、中10週を
超えた休み明けの馬が
1頭も馬券に絡めず。

ここまで極端な傾向が
現れていますので
当項目はしっかり
留意したいと思います。

【ポイント7】
前走「凡走」馬も
苦しい

→阪神移行後8年の
前走着順別・成績を
診てください。

1着   複勝率28% 8.5.6.50
2着   複勝率10% 0.1.1.18
3着   複勝率11% 0.0.1.8
4着以下 複勝率  7% 0.2.0.30

ここまで極端な傾向が
出ているG1レースも
ちょっと珍しい。
前走で勝ってきた馬が
断然優勢。特に朝日杯の
「1着馬」=前走1着馬から
全て輩出されています。

荒れるイメージもある
朝日杯ですが、力勝負の
阪神に移行してからは
前走で勝ってきた
目下好調馬がよく走る、
特に勝ち切っていると
いう、至極シンプルな
傾向が出ているのです。

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

朝日杯FS ポイント1・3・6 該当馬

【ポイント1/前々走or前走の芝1400mで好位中位から差して勝利】 4頭
  オオバンプルマイ
  コーパスクリスティ
  ティニア
  バグラダス

【ポイント3/前走で逃げた馬】 ▼軽視馬として 5頭
  オールパルフェ
  グラニット
  スズカダブル
  ドンデンガエシ
  フロムダスク

【ポイント6/中10週以上】 ▼軽視馬として 2頭
  ウメムスビ
  ドンデンガエシ

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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