『弥生賞ディープインパクト記念2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「弥生賞・
ディープインパクト記念」の
穴馬探しをお届けします。
「弥生賞・
ディープインパクト記念」は
3月5日に中山で行われる
皐月賞トライアルです。
早速、当レースの
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。
【ポイント1】
新馬・未勝利戦の
経由馬が通じない
→タイトルどおり。
最近はクラシックに
直行する素質馬が増え、
トライアルの価値が
下がり気味ですが、
それでもさすがは
弥生賞。
新馬戦・未勝利戦を
勝ってきたばかりの
馬が、ほとんどと
言っていいほど
通用していません。
近10年の前走別成績を
診てください。
新馬未勝利戦 複勝率 7% 0.1.0.14
——————————
1勝クラス 複勝率17% 3.2.0.24
オープン特別 複勝率27% 2.1.0.8
重賞(G1以外)複勝率20% 3.2.2.28
重賞(G1) 複勝率74% 2.4.8.5
このように新馬戦、
未勝利戦を勝ってきた
ばかりの馬の好走は
わずか1頭だけです。
複勝率も低調。
対して前走G1出走馬は
複勝率74%と堅調。
ただ、勝ち切っては
いません。
前走G1出走馬=実績が
十分で賞金も持っている
ケースが多いですから
弥生賞は叩き台で出走→
堅実に走るものの2着、
3着に取りこぼす結果も
多いのでしょう。
ですので実績上位馬の
「2着3着付」も妙策。
実際に昨年も
該当馬の1番人気・
ドウデュ-スが2着でした。
【ポイント2】
前走凡走馬の
「巻き返し」が
ほぼ無いレース
→近10年の前走の
「着順」別の成績を
診てください。
前走1~5着 複勝率32% 10.9.9.60
前走6着以下 複勝率 9% 0.1.1.21
このように、前走の
レース格に関わらず
前走で崩れていた馬は
ほぼ信用できない印象。
重賞で戦ってきた馬でも
条件戦から上がってきた
馬でも、クラシックの
トライアル前の段階で
一旦崩れたような馬では
そもそも好走は無理と
いうコトなのです。
【ポイント3】
キャリアが多すぎる
馬では苦しい
→近10年の当レースの
「キャリア」別成績を
診てください。
【ポイント4】とも
通じるハナシですが
このレースの時点で
すでに6走以上を
消化しているような
「出がらし馬」では
厳しいのが当レース。
近10年の当レースの
「キャリア」別成績を
診てください。すでに
6走以上を消化している
ような馬では厳しいのが
当レースです。
キャリア1走 複勝率14% 0.1.0.6
キャリア2走 複勝率36% 2.2.1.9
キャリア3走 複勝率38% 4.4.4.20
キャリア4走 複勝率32% 3.1.3.15
キャリア5走 複勝率19% 1.0.2.13
キャリア6走上 複勝率10% 0.2.0.18
【ポイント4】
ユルめの流れになり
速い上がりが
活きやすいレース
→弥生賞はユルめに
流れる事が多いですから
ラストは「上がり勝負」。
最後に速い上がり脚を
繰り出した馬が好走する
傾向が顕著です。
近10年の出走全馬の
「上がり3H順位別」の
成績を診てください。
上がり上位馬の成績が
非常に堅調です。
上がり1位 複勝率67% 3.4.1.4
上がり2~3位 複勝率54% 4.4.5.11
上がり4~5位 複勝率39% 2.1.4.11
上がり6位以下 複勝率 3% 1.1.0.56
ですから、前走で
「上がり最速」を
マークしてきた馬は
信頼度が上がります。
実際に「該当馬」は
近10年(7.5.2.19)、
複勝率42%をマーク。
【ポイント5】
主流血統だらけの
弥生賞
→上記のように
中山2000mのイメージに
あまりそぐわない
上がりが大切なレースに
なりがちな弥生賞。
ゆえに、血統的にも
「主流血統」の強さが
目につきます。実際に
近5年の好走15頭の
父を診てください。
18年1着 ディープ
18年2着 ディープ
18年3着
19年1着 ディープ
19年2着 ハ-ツクライ
19年3着
20年1着 ディープ
20年2着 ハ-ツクライ
20年3着
21年1着 キングマンボ系
21年2着 キングマンボ系
21年3着 ハ-ツクライ系
22年1着 ディープ
22年2着 ハ-ツクライ
22年3着 ハ-ツクライ
このように
ディープ5頭、
ハ-ツクライ系5頭、
キングマンボ系2頭。
計12頭を、これらの
主流血統で占めています。
特にディープ産駒が
4勝をマーク。さすがは
末勝負のレースという
ワケです。ディープは
この世を去りましたが
血統傾向的には同質の
種牡馬の仔が当傾向を
引き継いでいくのでは、
と診ています。
【ポイント6】
大型馬では厳しい?
→当レースは意外に
パワー勝負では無く
緩流から末脚比べ。
ですからパワー寄りの
大型馬では対応的に
厳しい面があります。
実際に、近10年で
520キロ以上の馬は
(0.0.1.5)と連対ナシ。
昨年は6番人気馬、
一昨年は3番人気馬が
これに該当して圏外に
消えました
以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
弥生賞ディープ記念 ポイント1・6 該当馬
【ポイント1/前走新馬・未勝利戦出走】 ▼軽視馬として 3頭
ゴッドファーザー
ヨリマル
レヴォルタード
【ポイント6/前走520キロ以上】 ▼軽視馬として 1頭
グランヴィノス
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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