『ヴィクトリアマイル2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ヴィクトリアマイル」の
穴馬探しを
お届けします。

ヴィクトリアマイルは
5月14日(日)に
東京のマイルで
行われる牝馬限定の
G1です。

さっそく
ヴィクトリアマイルの
ポイントを
お伝えしましょう。

 

 

【ポイント1】
「前走1着馬」が
全く走らない

 

→単純な話ですが
ものすごく大切な
テーマですので
最初に紹介します。

近10年の出走全馬の
「前走着順」別の
成績を診てください。

 

前走1着   複勝率 7% 0.3.0.38
前走2着   複勝率25% 1.3.3.21
前走3着   複勝率39% 1.1.3.8
前走4着   複勝率22% 1.1.0.7
前走5着   複勝率38% 1.0.2.5
前走6着以下 複勝率13% 6.2.2.68

 

このように、なんと
「前走1着馬」の
アベレージが最低!
全く勝っておらず、
馬券にもほとんど
絡めていません。

ちなみに近10年の
ヴィクトリアマイルで
勝った10頭の
「前走着順」は
6・11・13・9・2・
5・7・9・4・3。

これほど「前走で
負けた馬が巻き返して
勝ち切る」傾向が
顕著なG1はさすがに
珍しいでしょう。

1戦ごとの消耗が
大きく、気まぐれな
馬も多い牝馬による
激戦G1ならではの
傾向と言えますし、
ヴィクトリアマイルが
他のレースとは趣の
異なるタフな一戦ゆえ、
ヌルい前哨戦を勝って
きたような馬では
タイプ的にむしろ
厳しいのかもしれません

 

 

【ポイント2】
キンカメ産駒が
大不振

→近10年(0.1.0.13)、
複勝率7%と大不振。
キンカメならではの
パワーや総合力よりも、
キレや瞬発力など
他の要素が活きやすい
レースゆえの現象と
言えるかもしれません。

今年は該当馬が出走。
「系統」の馬も含むと
有力馬が複数含まれて
しまいます。血統面の
カギとなりそうです。

 

 

【ポイント3】
ディープ、
クロフネ、
ハービンジャー、
ロードカナロア

→今年の出走全馬の
父で、産駒がこの
レースを勝ったことが
あるのはその4頭。

ちなみに、その4頭の
近10年の当レースの
産駒成績は下記の
とおりです。、

ディープ    複勝率 22% 4.4.4.42
クロフネ    複勝率 25% 1.1.0.6
ロードカナロア 複勝率 25% 1.0.0.3
ハービンジャー 複勝率100% 1.0.1.0

 

 

【ポイント4】
1400mからの
距離延長馬が不振

 

→タイトルどおり。
近10年(1.1.0.19)、
複勝率10%と不振です。

 

 

【ポイント5】
福島牝馬S経由馬も
不振

→近10年(0.1.2.20)、
複勝率13%とこちらも
不振です。僅か1連対。

福島牝馬S→
当レースが中2週しか
ないことが、第一の
要因でしょう。まして
関西馬の場合は福島・
東京への長距離輸送を
短期間で2度も行う
コトになります。

さらに福島牝馬Sの
メンバーレベルが低い
こと、福島牝馬Sと
当レースの流れが大きく
異なり、福島牝馬Sが
直近の予行演習戦の
機能を果たしていない
ことも福島牝馬S組の
不振の要因と診ます。

 

 

【ポイント6】
1枠馬が連対ゼロ

→タイトルどおり。
近10年連対ゼロで
(0.0.3.17)。
3着率は平均的でも
連に来れていません。

 

1枠 複勝率15% 0.0.3.17
2枠 複勝率25% 2.1.2.15
3枠 複勝率25% 4.0.1.15
4枠 複勝率21% 0.3.1.15
5枠 複勝率16% 0.3.0.16
6枠 複勝率15% 2.1.0.17
7枠 複勝率10% 2.0.1.26
8枠 複勝率13% 0.2.2.26。

 

 

【ポイント7】
「中距離馬」の
差しが届かない
ケースがある

→5番人気以内で
当レースに出走した、
「近走はマイル戦で
なく中距離レース=
1800m~2000mに
出走していた差し型の
中距離馬」10頭の
成績を診てください。

 

14年 7着 デニムアンドルビ 4番人気
15年 6着 ヌーヴォレコルト 1番人気
15年 7着 ディアデラマドレ 2番人気
16年 3着 ショウナンパンド 2番人気
17年 7着 ミッキークイーン 1番人気
19年 1着 ノームコア    5番人気
20年 1着 アーモンドアイ  1番人気
20年 7着 ラヴズオンリーユ 3番人気
22年 6着 デアリングタクト 5番人気

 

このように凡走多数。
10頭中6頭が掲示板を
外しています。

一昨年凡走の
ラヴズオンリーユー、
昨年凡走の
デアリングタクトなどは
まさに典型例でしょう。

年に2回だけの
牝限定G1に「出走」
することを優先する
あまり、当レースには
マイル適性が高くない
中距離馬が出走している
コトが意外に多め。

しかし、結局は
そんな中距離牝馬…
しかも「差し馬」の
差しが、たとえ人気に
なるような実力馬でも
間に合わず、惜しくも
負けてしまうケースが
多いのです。

上位人気馬については
この【ポイント7】に
該当してしまわないかも
要チェックです。

 

 

 

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
ヴィクトリアマイル  ポイント1・2 該当馬

【ポイント1/前走1着馬】 ▼軽視馬として 4頭
  アヴェラーレ
  サウンドビバーチェ
  ステラリア
  ララクリスティーヌ

【ポイント2/キンカメ産駒】 ▼軽視馬として 2頭
  アンドヴァラナウト
  スタニングローズ

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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