『京都大賞典の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京都大賞典」の
穴馬探しを
お届けします。

京都大賞典は
3日間開催の
10月9日（月祝）に、
京都2400mで行われる、
伝統のG2重賞です。

さっそく
京都大賞典の
ポイントを記します。

【ポイント1】
休み明けの
前走G1組が
圧倒しているレース

→今回は、阪神で
行われた近2年を除く
2011年～2020年の
「近10年」データで
お伝えします。
（以下すべて同じ）

近10年の
前走クラス別・成績は
下記のとおり。

条件戦　　　　複勝率25％　0.1.1.6
オープン　　　複勝率11％　1.1.0.17
Ｇ３　　　　　複勝率11％　2.1.0.25
Ｇ２　　　　　複勝率16％　1.2.1.21
Ｇ１宝塚記念　複勝率54％　6.2.5.11
Ｇ１天皇賞春　複勝率36％　0.2.2.7
Ｇ１その他　　複勝率29％　0.1.1.5

荒れ決着も起きる
昨今の当レースですが
データではこのように
前走G1組が他を圧倒。
特に前走宝塚記念組、
春天組が堅調です。

【ポイント2】
ディープ天国

→京都で行われた
近8年（13年～20年）の
好走馬24頭のうち下記の
8頭が「父ディープ系」の
馬でした。

13年3着馬　父ディープ
14年1着馬　父ディープ
14年3着馬　父ディープ
16年3着馬　父ディープ（の兄）
17年1着馬　父ディープ
18年1着馬　父ディープ
19年3着馬　父ディープ
20年1着馬　父ディープ

ディープ産駒が
京都大賞典に初めて
出走したのが2013年。
ですので当データは
2013年～2020年の
集計で示しています。

このように、
父ディープ系の馬が
毎年1頭ずつのペースで
馬券に絡んでいます。

この時期はそのまま
ディープ全盛期のため
当現象が現れているとも
言えますが、スローから
上がり勝負になるコト、
馬場状態が良いコトなど
ディープ系の「良さ」が
出易い一戦である点も
要因と言えましょう。

久々に京都に戻って
この傾向が引き続き
また現れてきますか？
要注目です。

【ポイント3】
穴馬のマル秘条件？

→近10年で
「9番人気以下の
大穴馬」が2勝を
マークしています。
ヒットザターゲット・
ドレッドノータス。

その2頭には
共通項がありました。
過去1年以内に
オープンを勝った
実績があったのに
前走も今回も、
9番人気以下に
甘んじていた関西馬、
という点です。

つまり、ソコソコの
実績＆近況堅調度を
備える関西馬なのに
前走今回とも不当な？
低人気に甘んじている
馬が、それに反発して
走っているというコト。

そのような履歴を
持つ馬なら、たとえ
また今回低人気でも
勝ち切る可能性まで
あるうえに、妙味も
十分ある→穴候補の
対象となるワケです。

【ポイント4】
逃げた馬は
大苦戦中

→近10年の逃げた馬の
成績は（0.1.0.10）。
19年6番人気2着の
ダンビュライトだけが
逃げ粘れた馬です。

開幕週ですから
前有利のイメージを
持ってしまいますが
秋の京都の序盤週は
近年は差しも届く
つくりになっている
ケースが多めですので、
逃げ馬苦闘の傾向が
現れています。

【ポイント5】
ベテランの穴を
要マーク？

→近10年の馬齢別の
成績は下記のとおり。
4歳馬が好況、次いで
5歳馬の順ですが
ベテラン馬も程々に
健闘しています。

3歳　　複勝率 0％　0.0.0.1
4歳　　複勝率41％　3.5.3.16
5歳　　複勝率27％　5.3.2.27
6歳　　複勝率16％　1.1.3.26
7歳超　複勝率13％　1.1.2.26

しかも7歳で馬券に
絡んだ4頭の人気順は
7・5・4・3。高齢が
バカにされて人気を
不当に落としている
馬がいれば要チェックと
なるでしょう。

【ポイント6】
「穴」の関東馬は
ほぼ走っていない

→近10年の所属別・
成績は下記のとおり。
関東馬がやや苦戦して
います。

関東馬　複勝率18％　1.1.1.14
関西馬　複勝率25％　9.9.9.80

特に注目したいのは、
馬券圏に好走した
関東馬3頭はすべて
4番人気以内だった点。

つまり京都大賞典で
穴をあけているのは
ほとんどが関西馬、と
いうコトになります。

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

———–
京都大賞典　ポイント1・2　該当馬

【ポイント1／休明けの前走G1馬】　4頭
　　アイアンバローズ
　　ヴェラアズ－ル
　　ディープボンド
　　ボッケリーニ

【ポイント2／父ディープ系】　4頭
　　インプレス
　　ゼ－ゲン
　　ディープボンド
　　プラダリア

投稿者プロフィール

シベリアン

高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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