『ウィルソンテソーロと原祐介騎手!そしてネクストブレイクは?』田中洋平

 

チャンピオンズカップは、

レモンポップの鮮やかな逃げ切りでしたね。

 

距離が長いと言われている中、

鞍上の坂井瑠星騎手も出来るだけラチ沿いを走って、

距離ロスを無くすような騎乗を心掛けたと言っていました。

 

それでも猛烈に追い込んだウィルソンテソーロに次いで、

上がり2位の脚を使っているのですから、

1800mという距離は、レモンポップにとって問題ないのでしょうね。

 

4コーナーまでのリードのおかげで、

なんとか粘り切った!というレースではなく、

自身もしっかり脚を伸ばして勝っていますから。

 

現時点でのダート最強馬と言って良いでしょう。

 

そして今回注目したいのは、

やはり2着のウィルソンテソーロです。

 

上がり2位のレモンポップが37秒3でしたが、

上がり1位のウィルソンテソーロは36秒6という末脚。

 

単勝12番人気、単勝オッズ92倍の穴馬の激走を演出したのが、

そうです、私が今年イチ押しにしている原祐介騎手ですね。

 

そのイチ押し記事のついては後ほどご案内しますが、

ざっくり説明すると、

若手騎手限定レースで活躍し始めた騎手は、出世することが多い。

 

というもの。

 

デビュー7年未満の騎手であれば、

誰でも参加できるレースです。

 

このレースを調べていると、

連対率が30%くらいあると、

その騎手はその後に出世することがわかりました。

 

今年の2月時点で調べた結果は以下の通りでした。

 

団野大成(25%)5年目

原優介(21%)4年目

角田大和(21%)3年目

斎藤新(20%)5年目

永野猛蔵(20%)3年目

 

以前にも書きましたが、

団野大成騎手は現時点で44勝、リーディング18位。

 

斉藤新騎手は30勝で、リーディング36位。

 

角田大和騎手は、26勝でリーディング41位。

 

永野健蔵騎手は21勝で、リーディング50位。

 

そして原祐介騎手は25勝で、リーディング43位です。

 

年間10勝にも満たず、

徐々に騎乗機会を奪われていく若手騎手がいる中、

該当騎手はそこそこ頑張っていると思います。

 

ということで、

今年の2月以降の若手騎手の中から、

連対率30%に近い騎手をピックアップしてみようと思います。

 

佐々木大輔 24%

富田暁 25%

永島まなみ 27%

斎藤新 27%

原優介 22%

泉谷楓真 29%

西塚洸二 27%

小林美駒 30%

 

そこそこ騎乗回数があって、

連対率が30%に届くチャンスがありそうなのは、

この8名。

 

すでに斉藤新騎手と原祐介騎手、永島まなみ騎手、

そして佐々木大輔騎手はブレイク済みですね。

 

あと、富田暁騎手も、

テイエムスパーダでG2のセントウルSを勝っていますし、

すでに一人前の騎手と言って良いでしょう。

 

ということで、

残るは以下の3名。

 

泉谷楓真

西塚洸二

小林美駒

 

泉谷楓真騎手は、

2年目に46勝と大きく勝ち星を伸ばしましたが、

3年目は14勝、4年目の今年も13勝と伸び悩んでいます。

 

とくに3年目の昨年は、

上位人気の馬に乗って2~3着になるような

勝ち切れないレースが多かった。

 

しかし今年は単勝回収率95%あるので、

人気以上に勝たせていると診ます。

 

騎乗数もやや減っているのですが、

地道に結果を出してれば、徐々に信頼が回復するかもしれません。

 

次に2年目の西塚洸二騎手です。

 

デビューした去年が10勝で、

2年目の今年は13勝と伸び悩んでいる印象。

 

藤原英昭厩舎のバックアップもありますが、

現時点ではちょっと厳しそうですね。

 

またノーザンファーム、社台ファームから

供給された馬での成績が悪いのも、ちょっと引っかかります。

 

しかし原祐介騎手の例もありますし、

今後の動向に注目したいともいます。

 

そして最後に小林美駒騎手。

 

1年先輩の今村聖菜騎手の評判が高いので、

今年デビューの2名の女性騎手はやや影が薄い印象です。

 

現時点で、同期の河原田菜々騎手と同じ9勝ですが、

複勝率は今村聖菜騎手の方が上。

 

複勝回収率も95%と、

穴馬を2~3着に持ってきているデータです。

 

なんとなく原祐介騎手に、似ている感じもしますね。

 

まだ社台、ノーザン系の馬に乗る機会も少ないので、

そのチャンスを掴めば、一気にブレイクもあるかもしません。

 

原祐介騎手がブレイクしたので、

次はこの3名の騎手に注目してみたいと思います。

 

ぜひ参考にしてください。

 

『昨年14勝の原祐介騎手がついに覚醒か!』田中洋平

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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