「朝日杯FS」の
穴馬探しを
お届けします。

朝日杯FSは
12月17日（日）に
阪神マイルで行われる
2歳のG1レースです。

さっそく、当レースの
ポイントを記します。

なお、朝日杯FSは
舞台が阪神に移って
今年でちょうど10年目。

したがって、ココで
今回ご紹介するデータは
すべて、阪神移行後の
近9年のレース成績を
もとにしたものです。

 

 

【ポイント1】
阪神移行後は
レース間隔が
空きすぎた馬が劣勢

→阪神移行後9年の
前走からの間隔別・
成績を診てください。

 

中10週以上　 複勝率 0％　0.0.0.13
中9週以下　　複勝率20％　9.9.9.107

 

このように中10週を
超えた休明けの馬は
1頭も馬券に絡めず。

ここまで極端な傾向が
現れていますので
まず当項目はしっかり
留意したいと思います

 

 

【ポイント2】
阪神移行後は
外枠不利

→タイトルどうり。
阪神移行後9年の
枠別・成績を診て
ください。

 

1・2枠　複勝率24％　4.1.3.26
3～5枠　複勝率22％　3.6.3.42
6～8枠　複勝率12％　2.2.3.52

 

このように明らかな
外枠不利の状況です。

牝馬と違って牡馬は
内でモマれてもOKの
タイプが多いですし、
気性もしっかりした
早期完成馬が勢揃い
するレースですから、
内でロスなく運べる
内枠有利、外枠不利の
ハッキリした現象が
出ているのでしょう。

昨年は阪神連続開催で
馬場が荒れていた事も
あって外枠馬が馬券に
絡みましたが、人気の
馬でしたし、今年は
馬場状態がかまったく
違いますので、この
内枠有利、外枠不利の
傾向が再び現れる
可能性が高いと診ます

 

 

【ポイント3】
阪神移行後の
「大穴」の傾向〈1〉

→阪神以降後、近9年に
2ケタ人気の「大穴」が
馬券に絡んだのは4頭。

 

14年　2着　アルマワイオリ　　　14番人気
15年　3着　シャドウアプローチ　11番人気
16年　3着　ボンセルヴィ－ソ　 12番人気
19年　3着　グランレイ　　　　　14番人気

 

この4頭の共通項は、
前々走 or 前走で
芝1400m戦を
使っていたコト。

しかもその際に
逃げず「好位または
中位から差して
勝っていた」コトです。

直近で芝1400m戦を
勝った「スピードに
寄った印象の馬」＝
この朝日杯では人気を
下げがち。

しかしそんな馬の
「速さ」が当レースで
活きているのです。
むしろ穴探しのいい
ポイントとなるという
コト。穴党は注目です。

2020年の1着馬・
グレナディアガ－ズも
この観点から推奨扱い
した馬でした。
（7番人気）

 

 

【ポイント4】
阪神移行後の
「大穴」の傾向〈2〉

→阪神以降後、近9年で
9番人気以下の大穴馬が
5頭好走していますが、
いずれも父がパワー型の
種牡馬でした。

 

14年2着　父マツリダゴッホ
15年3着　父ジャングルポケット
16年3着　父ダイワメジャー
18年2着　父スクリーンヒーロー
19年3着　父ルーラーシップ

 

説明不要。まさに
パワー種牡馬だらけ。

瞬発力で軽快にキレる
上位馬に対するには、
同じ素養ではダメ。
相反する素養を備えて
いる馬こそ勝負になる、
というコトなのかも
しれません

 

 

【ポイント5】
阪神移行後は
「逃げた馬」が苦戦

→阪神移行後9年の
「逃げた馬」9頭の
成績を診てください。
1頭も連に絡めず。

 

14年　アクティブミノル　　5着
15年　ウインオスカー　　 16着
16年　ボンセルヴィーソ　　3着
17年　ケイティクレバー　 11着
18年　イッツクール　　　　9着
19年　ビアンフェ　　　　　7着
20年　モントライゼ　　　 10着
21年　カジュフェイス　　 14着
22年　オールパルフェ　　　6着

 

昨年は、4番人気の
オールパルフェが
逃げを打ちましたが
沈みました。

基本的には、好位～
中位からの流れ込み・
差し込みが効きやすい
レースです。直線で
ひと脚は使いたい
レース。ゆえに単調な
逃げ馬では苦しく、
「前走で逃げた馬」の
成績も（0.0.1.20）と
低調です

 

 

【ポイント6】
牝馬は苦しい

→阪神以降後、近9年で
（0.0.1.6）と連対ナシ。
2018年の断然人気馬・
グランアレグリアで
さえ3着でした

 

 

【ポイント7】
前走5着以下の馬は
かなり苦しい

→阪神以降後、近9年の
前走着順別の成績は
下記のとおり。前走で
すでに5着以下に負けて
馬脚を現していたような
馬では通じていません

 

1着　　　複勝率27％　9.5.7.58
2着　　　複勝率13％　0.2.1.21
3着　　　複勝率10％　0.0.1.9
4着　　　複勝率20％　0.1.0.4
5着以下　複勝率 3％　0.1.0.28

 

 

【ポイント8】
キャリアが多すぎる
馬では苦しい

→阪神以降後、近9年の
キャリア別・成績を
診てください。

 

1戦　　　複勝率40％　1.0.1.3
2戦　　　複勝率26％　4.4.3.32
3戦　　　複勝率19％　3.4.1.34
4戦以上　複勝率11％　1.1.4.51

 

キャリアが多いほど
アベレージがダウン。

ここまでに「数」を
使い倒されてきた
馬ではさすがに底が
見えていて厳しい、と
いうコトでしょう。

 

 

以上8点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
朝日杯FS　　　ポイント1・3　該当馬

【ポイント1／中10週以上】　▼軽視馬として　2頭
　　エコロヴァルツ
　　セットアップ

【ポイント3／当項目に該当の穴候補】　4頭
　　サトミノキラリ
　　タイキヴァンクール
　　ダノンマッキンリー
　　バンドシェル

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