「シルクロードS」の
穴馬探しを
お届けします。

シルクロードSは
1月28日（日）に
今年は京都に舞台を
戻して行われる
芝1200mのG3重賞。

G1高松宮記念の
前哨戦です。

早速、当レースの
ポイントを
6つお伝えします。

なお
2021年～2023年は
中京で行われました。

【ポイント1】
とにかく関東馬が
苦しむレース

→京都で行われた
2020年まで10年間の
結果からお伝えします。
ポイント3以降も同様。

10年間の東西別の
成績を診てください。

関西馬　複勝率19％　10.7.7.101
関東馬　複勝率15％　0.3.3.33

複勝率では大差が
ないですが、10年で
関東馬は未勝利です。
1着は関西馬の傾向。

ただ、関東からの
遠征が不便ではない
中京で行われた
2021年～2023年も
関東馬は（0.1.1.18）と
全然ダメでしたので、
このレースじたいに
関東馬が苦しむ何かの
要素が潜んでいる、と
いうコトでしょう。

昨年などは関東馬が
半数以上の8頭も
出走していながら
全滅でした。

【ポイント2】
京都に戻れば
ミスプロ天国？

→ブランクがあった
ため忘れそうになって
いるハナシですが
京都施行の当レースの
大きなポイントです。

2015年～2020年の
好走馬18頭の
ミスプロ該当状況を
診てください。

15年1着馬　　　父ミスプロ系
15年2着馬　　　父ミスプロ系
15年3着馬（母母父ミスプロ系）
16年1着馬　　　父ミスプロ系
16年2着馬（母母父ミスプロ系）
16年3着馬　　　父ミスプロ系
17年1着馬　　　父ミスプロ系
17年2着馬　　　父ミスプロ系
17年3着馬　　　父ミスプロ系
18年1着馬　　　父ミスプロ系
18年2着馬　　　父ミスプロ系
18年3着馬　　　父ミスプロ系
19年1着馬　　　父ミスプロ系
19年2着馬
19年3着馬　　　父ミスプロ系
20年1着馬　　母父ミスプロ系
20年2着馬（母母父ミスプロ系）
20年3着馬

まさにミスプロ無き
馬は去れの状況です。

前傾ラップになるうえに
荒れ芝で行われるため
タフなダート短距離にも
高適性のミスプロの血が
活きているのでしょう。

ともあれ、ここまで
強烈なミスプロ寄りの
レースも珍しいですから
これなら何も考えず
「該当馬」の評価を
上げたいところです。

【ポイント3?軽ハンデ馬が不振

→10年間の
ハンデ別・成績を
診てください。

54キロ以下　複勝率 9％　0.2.4.60
55キロ　　　複勝率27％　3.2.2.19　　
56キロ　　　複勝率15％　1.2.2.29
57キロ　　　複勝率29％　4.2.2.20
58キロ以上　複勝率40％　2.2.0.6　

※55.5キロは55キロに、
　56.5キロは56キロに、
　57.5キロは57キロに含む

このように
54キロ以下の恵まれた
軽ハンデを貰った馬が
不振です。未勝利。
複勝率もひとケタ。

このレースに限った
話ではありませんが、
近年は「実積馬」の
ハンデが各レースで
甘く設定されており、
重ハンデ馬が平然と
快走するケースが増加。

当レースも例外でなく、
少し力が足りない馬が
軽ハンデをもらっても
太刀打ちできなくなって
いるという事でしょう。

今は当時から斤量の
概念が変わっていますが
軽い馬＝過信禁物とは
引き続き留意したい
ところです。

【ポイント4】
ベテラン大不振

→10年間の馬齢別・
成績を診てください。

4歳　　複勝率21％　3.3.1.27
5歳　　複勝率24％　3.3.2.25
6歳　　複勝率24％　3.3.4.31
7歳上　複勝率 9％　1.1.3.51　

このように7歳以上の
馬が絶不調。たしかに
ベテランが振るわない
重賞はよくありますが
ここまで極端な重賞は
ちょっと珍しい。

スピード負けしやすい
高齢ながらハンデを
背負わされてしまう
ケースも少なくない
当レースのベテラン馬。

たとえ厚めの実績を
持っていても、高齢馬は
なかなか好走が難しい
レースと言えます。

【ポイント5】
9年続けて
「3着」が波乱

→シルクロードSは
とにかく「3着」が
よく荒れます。

なんと、9年続けて
「7番人気以下」の
穴馬が3着激走中。

10年間の、人気別の
成績を診てください。

1・2番人気　複勝率45％　7.2.0.11
3・4番人気　複勝率35％　3.3.1.13
5・6番人気　複勝率15％　0.3.0.17
7番人気以下 複勝率11％　0.2.9.93

このように、3着に
好走した10頭のうち
9頭が7番人気以下。

1・2着は人気馬でも
3着が穴だった…と
いう年が多いのです。
3着穴を意識した狙い・
馬券もアリでしょう。

【ポイント6】
京都では
逃げ残りに注意？

→10年で逃げた馬が
（0.4.0.6）。その前の
2010年も逃げた馬が
2着でしたので11年で
診れば（0.5.0.6）。
ほぼ半分の年で逃げた
馬が連対しています。

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

———–
シルクロードS　　　ポイント1・6　該当馬

【ポイント1／関東馬】　▼軽視馬として　4頭
　　エターナルタイム
　　カイザーメランジェ
　　ホープフルサイン
　　リバーラ

【ポイント6／近3走いずれかで逃げた馬】　4頭
　　カルネアサーダ
　　サンライズロナウド
　　テイエムスパーダ
　　リバーラ

投稿者プロフィール

シベリアン

高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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