『中山記念2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「中山記念」の
穴馬探しを
お届けします。

今週末から、
東日本の開催は
中山に舞台が移ります。
皐月賞ウイークまで
8週間のロング開催。

中山記念は
2月25日(日)に
行われる古馬重賞。
今年も好メンバーが
揃いました。

早速、中山記念の
ポイントを記します。

なお、昨年の当欄では
7番人気ドーブネを
会員様に単独推奨。

3着と一応の結果が
出ましたので、今年も
昨年に用いた事項を
引き続き使いながら
話を進めていきます。

 

 

【ポイント1】
「4角先頭馬」が
やたら強い

→タイトル通りです。
近10年の4角先頭馬の
成績を診てください。

 

14年 トウケイヘイロー  6着
15年 ロゴタイプ     2着 2番人気
16年 ラストインパクト  6着
17年 マイネルミラノ   9着
18年 マルターズアポジー 3着 6番人気
19年 マルターズアポジ- 7着
20年 マルターズアポジ- 6着 
21年 ウインイクシード  3着 7番人気 
22年 パンサラッサ    1着 2番人気
23年 ド-ブネ      3着 7番人気 

 

このように(1.1.3.5)、
複勝率50%と非常に
優秀なアベレージ。

ちなみに上記以前の
2012年・2013年も
逃げたシルポートが
2着・3着でした。

ゆえに近12年で括ると
(1.2.4.5)同58%と
なります。 

たとえ道中が淀みなく
流れても、小回り+
内回りコースの利を
しっかり活かして
後続馬に追走脚を
ダラダラ使わせる形を
取れれば前で進めた
馬が粘れます。

昨年の当欄推奨馬・
ド-ブネも逃げ馬には
ツラい強風+後続馬に
早く取りつかれる厳しい
状況下ながらしっかり
圏内に残しました。

しかも、上記のように
粘り切った5頭の中に
1番人気馬はいません。
馬券妙味も4角先頭馬が
出していると言えます。

 

 

【ポイント2】
ハ-ツクライの血に
注目?

→ハ-ツクライ産駒が
近10年(4.0.0.6)。
ピンバーではありますが
近10年の最多勝種牡馬。

さらに2021年2着の
ケイデンスコールは
母父ハ-ツクライの
馬でしたから、ともあれ
当レースに好相性の血と
言って良さそうです。

 

 

【ポイント3】
明け4歳馬が
非常に強い

→近10年の馬齢別の
成績は下記のとおり。
明け4歳馬の複勝率が
群を抜いています。
ほぼ半分の馬が馬券に
絡んでいる計算。

 

4歳  複勝率47% 4.4.6.16
5歳  複勝率26% 4.4.0.23
6歳  複勝率19% 1.2.2.22
7歳上 複勝率 9% 1.0.2.31

 

昨年も8・7番人気の
明け4歳馬が2・3着に
快走して妙味を提供。
今年も注目します。

 

 

【ポイント4】
重賞勝ち経験の有無が
明暗を分ける?

 

→近10年の出走馬の、
中山記念を迎えた時点の
「重賞勝ち経験の
有無別」の成績を診て
ください。

 

重賞勝ちなし 複勝率11% 0.1.3.31
重賞勝ちあり 複勝率30% 10.9.7.61

 

これが取捨の決定的な
分かれ目となっていると
言ってもいいほどの、
極端なアベレージ差です。
まずは重賞馬に注目の
レースと言えます。

 

 

【ポイント5】
負ける1番人気の
「共通項」

→1番人気馬は
近10年(3.0.0.7)と
かなり成績不安定。

凡走したその7頭の
顔ぶれを診てください。

 

14年 トウケイヘイロー 6着 3ケ月ぶり 前走G1
15年 イスラボニータ  5着 3ケ月ぶり 前走G1
17年 アンビシャス   4着 4ケ月ぶり 前走G1
18年 ペルシアンナイト 5着 3ケ月ぶり 前走G1
19年 ディアドラ    6着 2ケ月半ぶり 前走G1
22年 ダノンザキッド  7着 3ケ月ぶり 前走G1
23年 ソ-ヴァリアント 9着 3ケ月ぶり 前走G3 

 

このように、昨年の
ソ-ヴァリアントを
除いた6頭はすべて
前走で「G1」に出走。

さらに7頭すべて、
2ケ月半以上の
冬休みを挟んだうえで
中山記念に出走して
1番人気を裏切って
散ったのでした。

前走でG1に出走した
ほどの馬=1番人気に
なるのは必然ですが、
そんな馬だからこそ
「中山記念が大目標」で
あるワケがなく、甘めの
仕上げで出てきて凡走する
ケースが多いのです。

上位人気になりそうな
当項目「該当馬」=
前走G1出走で、今回が
2ケ月半以上の休明けの
馬は信用しすぎない事が
良策と言えそうです

 

 

【ポイント6】
中山金杯組が
優勢

→近10年の前走別・
成績を診て下さい。

 

海外   複勝率27%  1.1.1.8
G1   複勝率34%  6.3.3.24
G2   複勝率10%  0.0.2.18
G3   複勝率32%  3.5.2.21
オープン 複勝率14%  0.1.2.18
条件戦  複勝率 0%  0.0.0.2 

 

G3組の中で、じつは
前走中山金杯組が
かなり好アベレージ。
合計(3.1.1.4)で
複勝率56%です。
間隔も丁度良いですし
そもそも年始から中山の
金杯を使ったほどの馬=
中山適性の高い馬、と
いうコトなのでしょう。

 

 

【ポイント7】
前走大敗馬の
巻き返しは難しい

→近10年の当レースで、
「前走10着以下」の馬が
(1.0.1.40)と全くダメ。
複勝率5%です。

近年はメンバーも揃う
当レースゆえ、前走で
大きな敗戦を喫した
目下好調モードと言えない
馬ではそもそも厳しい…
というコトなのでしょう。

 

 

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
中山記念 ポイント2・5 該当馬

【ポイント2/父か母父ハ-ツクライ】 計3頭
  イルーシヴパンサー
  ヒシイグアス
  ボーンディスウェイ

【ポイント5/前走G1出走、今回2ケ月半以上の休明け】 ▼軽視馬として 6頭
  イルーシヴパンサー
  エルトンバローズ
  ジオグリフ
  ソーヴァリアント
  ヒシイグアス
  レッドモンレーヴ

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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