『日本ダービー2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「日本ダービー」の
穴馬探しを
お届けします。
日本ダービーは
5月26日(日)に
東京で行われる
3歳馬の頂上決戦。
さっそく
日本ダービーの
ポイントを
お伝えしましょう。
【ポイント1】
マイル~1800m重賞の
好走実績に注目
→近年のダービーは
マイルや1800m戦で
求められる機動力や
スピードが活きやすい
レースと化しています。
距離分のスタミナは
それよりも優先度が
低い状況。
だからでしょう。
近年のダービーでは
マイル重賞、または
芝1800mの重賞で
馬券に絡んだ実績を
持っていた馬がよく
好走しています。
近8年で診ると、
下記のように好走24頭中、
15頭(★印)が該当。
16年1着馬
16年2着馬 ★
16年3着馬 ★
17年1着馬
17年2着馬 ★
17年3着馬
18年1着馬 ★
18年2着馬 ★
18年3着馬
19年1着馬
19年2着馬 ★
19年3着馬
20年1着馬 ★
20年2着馬 ★
20年3着馬 ★
21年1着馬 ★
21年2着馬 ★
21年3着馬 ★
22年1着馬 ★
22年2着馬 ★
22年3着馬
23年1着馬
23年2着馬
23年3着馬 ★
特に最近の年ほど
★印が付く馬の好走が
多くなっています。
昨年も6番人気3着で
好配当を連れてきた
馬は「該当馬」でした。
近年の好走馬のうち
およそ3分の2が
マイル重賞、または
芝1800m重賞の
好走馬なのです。
【ポイント2】
ダービーにおける
「穴馬」4条件
→2017年までは
平穏決着が続いて
いましたが近6年は
6番人気以下の穴馬が
毎年きっちり1頭ずつ
馬券に絡んでいます。
18年3着 コズミックフォース 16番人気
19年1着 ロジャ-バローズ 12番人気
20年3着 ヴェルトライゼンデ 10番人気
21年3着 ステラヴェローチェ 9番人気
22年3着 アスクビクターモア 7番人気
23年3着 ハーツコンチェルト 6番人気
上記6頭には
4つの「共通項」が
ありました。
◆前走が
皐月賞で3~8着、または
ダービー前哨戦で連対
◆前走1~6番人気
◆ダービー前の時点で
すでに重賞連対実績あり
◆ここまでの
出走キャリア6走以内
6頭すべて上記4点に
全該当していたのです。
つまり…
「皐月賞で連対こそ
できなかったが
大敗はしなかったor
前哨戦で連対した
うえに、その時に
人気だった、すでに
重賞連対実績も持つ
キャリア程々の馬」が
ダービーで穴を出して
いるのです。
今年も、4条件に
パーフェクト該当する
馬のチェック作業が
穴探しの手掛かりとして
有用かもしれません。
【ポイント3】
ハーツクライの
妙味に要注目?
→近5年のダービーで
毎年、ハーツクライの
血を有するする馬が
馬券に絡んでいます。
ココ2年は妙味も提供。
該当馬は今年も注意?
19年 ヴェロックス 2着 3人気 ◎
20年 サリオス 2着 2人気 ★
21年 エフフォーリア 2着 1人気 ▽
22年 ドウデュース 1着 3人気 ★
23年 ハーツコンチェルト 3着 6人気 ★
◎=父父ハーツクライ
★=父ハーツクライ
▽=母父ハーツクライ
【ポイント4】
どうなる青葉賞組
→コレは有名すぎる
データですが
ダービー=青葉賞組が
鬼門中の鬼門。近10年、
(0.0.3.19)の酷さで
連対がありません。
(青葉賞が創設された
1984年以降で診ても
青葉賞勝ち馬の
ダービー連対は6度だけ)
昨年の該当馬・
スキルヴィングは
可哀想なことに
なってしまいましたが、
今年こそは、この
鉄板ジンクスを崩す
コトができますか?
ちなみに3着に来た
3頭のうち、2頭が
関東馬でした。
コレが関西馬ですと
1ケ月の間に2度も
東京へ輸送した上で
2400mを2度走る
コトになりますから
あまりにタフすぎて
厳しくなる側面が
あるのでしょう。
【ポイント5】
前走2ケタ人気馬は
全滅中
→近10年でなんと
(0.0.0.34)と全滅。
番組が整備されている
クラシックの頂点戦に
おいて、前走ですでに
低人気だったような
馬ではそもそも厳しい、
というコトでしょう。
【ポイント6】
栗東Cウッド組が
意外に不振
→近8年のダービーの
最終調教「場所別」の
成績を診てください。
栗東坂路 複勝率20% 5.0.3.32
栗東Cウッド 複勝率 9% 0.3.1.42
——————————
美浦坂路 複勝率 0% 0.0.0.3
美浦ウッド 複勝率21% 2.4.4.38
——————————
ポリトラック 複勝率50% 1.1.0.2
このように、
際立って不振なのが
栗東Cウッド組です。
大量出走していながら
何と未勝利。複勝率も
10%を割っています。
昨年も5頭出走で全滅。
しかも、馬券に絡んだ
4頭全て4番人気以内の
人気馬でした。
【ポイント7】
ジョッキーが
乗替った馬は厳しい
→これも有名な
ダービー鉄板の
データですが
アペレージ差が
依然大きいですので
今回もご紹介。
近10年の出走馬の
騎手の乗替り有無別・
成績を診てください。
継続騎乗 複勝率21% 8.9.8.95
乗替り 複勝率 9% 2.1.2.53
継続騎乗が断然優勢。
大一番を迎えて騎手が
替わったような馬では
そもそも苦しいのです。
———–
日本ダービー ポイント2・3 該当馬
【ポイント2/4項目に全て該当の穴候補】 4頭
シュガークン
シンエンペラー
アーバンシック
レガレイラ
【ポイント3/父、父父、母父いずれかがハ-ツクライ】 2頭
アーバンシック
レガレイラ
投稿者プロフィール

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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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