『京都牝馬Sの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京都牝馬S」の
穴馬探しをお届けします。

京都牝馬Sは17日（土）に
京都芝1400mで行われる、
牝馬限定G3重賞です。

このレースは、一昨年から
距離がマイル→1400mに
短縮されました。

さっそく、当レースで
留意したいポイントに
ついて記していきます。

【ポイント1】
「非マイラー」の台頭に注意

→京都外回り芝1400m＝
「芝1200mの仲間」などと
よく言われます。

京都外回り芝1400m戦は
比較的淀みないペースで
流れるため「芝1200m戦
（但し京都以外）で好走する
ために求められる馬力」が
活きやすいからです。

ゆえに、昨年の当欄で
「1400mに距離短縮された
京都牝馬S＝レースの質が
マイルの時と比べてタフに
なり短距離実積馬の台頭が
増えるだろう」と記しました。

よって1200m路線にシフトして
いたワンスインナムーンを
推奨馬としたわけですが、
結果は7番人気2着で奏功。
しかも、勝ったのは
短距離にシフトしていた
レッツゴードンキでしたし
3着に食い込んだのも
マイルをほとんど使って
いなかったスナッチマインド。

1400mでの施行が続く限り
今年以降も、この傾向は
現れると診ます。要注意。

【ポイント2】
穴は「関東馬」から?

→1400m施行の近2年の
当レースで馬券圏に好走した
6頭のうち、6番人気以下の
穴馬は2頭いましたが
いずれも関東馬でした。

16年　マジックタイム　　　6番人気2着　関東馬
17年　ワンスインナムーン　7番人気2着　関東馬

ちなみに、マイル施行時の
3年前までを含めても、
関東馬と関西馬は「互角」な
うえに、関東の穴馬がけっこう
走っており、2015年などは
人気薄の関東馬が3着までを
独占して286万の大波乱決着と
なっています。人気を落として
いる関東馬を狙う策も有効な
レースと言えます。

【ポイント3】
外差しのワンパターン馬場と
化している

→これは当レースに限った
ハナシではありませんが、
先週の土日の京都の芝は
先々週までとは一変。
外からの差しがよく決まる
ようになっていました。

先々週までは、内も外も
万遍なく荒れていたため
「どこを通っても一緒」＝
結局、内々を通った馬が
コースロスがないぶん得を
して好走していましたが、
そんな競馬がしばらく続いた
結果、外よりも内がさらに
荒れてきて「外を通った
ほうがまだマシ」な馬場と
なり、外差しに利が出て
きたのでしょう。

実際に、先週の京都の
琵琶湖特別・洛陽S・
松籟S・京都記念など
芝外回りでのレースは
見事なほど「直線で内を
進めた馬が急失速し、
中外枠から直線で外を
差してきた馬がやたら
伸びて好走した」結末が
ワンパターンのように
繰り返されていました。
今週も要注意です。

以上3点を鑑みたうえで、
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。