『阪急杯の穴馬探し予想PART2』シベリアン

引き続き「阪急杯」の
穴馬探しです。

PART1では、当レースの
「枠」の傾向について
記しました。

今回は、他の阪急杯の
ポイントを記していきます。

【ポイント2】
前走「完敗」馬の
巻き返しは厳しい

→前走で1.0秒以上負けて
いた馬が、当レースで
(0.2.1.38)と振るいません。

当レースは道中ハイラップの
忙しい流れになりますから
前走(=ほとんどの馬が
短距離かマイル戦)で着差を
大きくつけられていたような
目下の絶対スピードの足りない
馬では厳しい面があるのでしょう。

【ポイント3】
6歳超の馬が大不振

→近10年の当レースの
馬齢別・成績を診て下さい。

4歳 複勝率38% (2.3.7.20)
5歳 複勝率24% (6.3.1.31)
6歳 複勝率12% (1.3.1.38)
7歳上 複勝率7% (1.1.1.39)

「7歳以上の高齢馬の成績が
良くない」レースは多いですが
この阪急杯は、さらに極端。
7歳以上の馬はモチロンのこと、
6歳馬も大不振です。

阪急杯は「タフさ」が存分に
必要なパワーレースですから
若い馬の元気ハツラツな
パワーが勝るケースが多く
6歳馬でも苦しい、という
ことなのでしょう。

【ポイント4】
前走「非重賞レース」出走馬が
大不振

→タイトルどおり。近10年の
出走全馬の「前走別」の
成績を診てください。

重賞 複勝率23% (9.10.7.86)
非重賞 複勝率 9% (1.0.3.41)

説明は不要でしょう。
とにかく「非重賞レース」を
前走で使ってきた馬がダメ。
極端なアベレージ差です。

阪急杯は、春のG1を目指す
実力上位馬が数多く出走する
レース。しかも高松宮記念を
目指す馬は(高松宮記念までの
間隔が短いため)阪急杯にも
ソコソコ体がデキた状態で
出走してきますから、前走で
非重賞レースを使ってきた
格下の馬では「通じづらい」
面があるのかもしれません。

今年も、オープン特別を
前走で使ってきた馬が何頭か
出走してくる予定ですが
推奨する予定はありません。

以上の4点を鑑みた上で、
今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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