『弥生賞の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「弥生賞」の穴馬探しを
お届けします。

弥生賞は3月4日(日)に
中山芝2000mで行われる
皐月賞トライアル。

今年は、3戦3勝の
クラシック候補2頭=
ダノンプレミアム・
ワグネリアンが早くも
ココで直接対決する、
大注目の一戦となりました。

ただ、当欄ではその
「両横綱」2頭以外にも
要注目馬がいるとニラんで
います。ともあれ久しぶりに
週中から心踊る弥生賞です。

さっそく、弥生賞の
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
ユルい流れで「先行馬」が
残りやすい

→弥生賞の大きなポイント。
弥生賞はトライアル戦らしく、
スローで流れたうえで各馬の
動き出しも遅くなることが
多めです。

そのため好位で運んだ馬が
(スロー+後続勢の仕掛けが
遅いため)勝負どころを
すぎてもスタミナが十分に
残っており、余力十分に
直線で加速して後方の馬を
振り切る…そんな単調な
展開になる事が多く、前へ
行った先行馬が残る結果に
なりがちなのです。

実際に、近5年の
好走馬15頭のうち9頭が、
先行していた馬でした。
昨年もスローペース。
勝ったのは差してきた
1番人気馬カデナでしたが
逃げたマイスタイル、前で
運んだダンビュライトが
2・3着に入り馬券妙味を
提供しています。

【ポイント2】
前走「500万」経由馬が
ほとんど通用しない

→近10年の前走の
「レース格」別成績を
診てください。

オープン   9.7.9.48 複勝率34%
500万    1.2.1.31 複勝率11%
新馬未勝利戦 0.1.0.11 複勝率 8%

このように、前走で
「500万」を使ってきた
馬が通用していません。

昨年は前走500万を使った
マイスタイルが2着に走って
穴を出しましたが、コレは
あくまで「レアケース」。
カデナが1番人気で勝った
低レベルな年でしたから
500万勝ちの馬でも走れたと
考えるのが自然でしょう。
今年の好メンバー相手では、
500万組は一層苦しいのでは
ないでしょうか。

他のクラシックトライアルとは
違い、程々の格と履歴が必要と
いうことなのです。

その他の当レースの傾向は、
PART2で記していきます。

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。