『ア-リントンCの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ア-リントンC」の
穴馬探しをお届けします。

ア-リントンCは
4月14日(土)に阪神で
行われる3歳マイル重賞。

昨年までは、春の阪神の
開幕週に行われていましたが
今年からはNHKマイルCの
トライアルレースとなり、
施行週も春の阪神の最終週に
大きくスライドされました

土曜施行のレースですので
さっそくア-リントンCの
ポイントをお伝えしましょう。

【ポイント1】
今年からは「勝負気配」が
ポイントになる?

→昨年までの開幕週から
最終週に施行週が替わり、
NHKマイルCのトライアルに
指定された事で当レースの
性質は大きく変わりそう。

特に変わってきそうなのが、
当レースへの「本気度」では
ないでしょうか。

というのも、すでに
賞金を十分に有する馬は、
大目標のNHKマイルCに向け
このレースを「無理に取りに
いく」必要は全くありません。
余裕残しの叩き台モードで
臨むことが、むしろ肝要。

しかし、現時点でまだ
賞金を十分に有していない
馬は、トライアルのココが
全力投球の鞍となります。
よってそのような本気度の
高い「賞金不足馬」たちの
台頭が一気に増えるように
なるのでは、と診たいのです。

実際に「NHKマイルCの
トライアル」としてすでに
機能している中山のNZTは、
近5年の好走馬15頭のうち
9頭が、まだ500万を勝った
履歴しか持っていない、
いわゆる賞金不足馬でした。
(そのうち2頭は500万すら
勝っていなかった1勝馬)

昨年までならNZTに出ていた
関西馬が、今年はこぞって
こちらに出てくるのですから
この「NZTで頻繁に現われる
傾向」がア-リントンCでも
今年から現われるのでは…と
診ます。

今年からは、出走各馬の
賞金状況および勝負気配を
事前に読み取る作業が
肝要になってきそうです。

【ポイント2】
今年からは
上がり脚勝負になる?

→阪神牝馬Sや桜花賞の項でも
触れましたが、阪神マイルは
基本的に「上がり脚勝負」の
舞台です。

しかも今年からの当レースは
トライアルとなったことで
序盤が「様子見モード」で
ゆったり流れる可能性が大。

また今の阪神は高速且つ速い
上がりも必要な馬場ですから、
これまでに「道中をスローで
しっかり折り合ったうえで
速い上がり脚で上がって
好走してきた履歴」が、より
モノを言いそうに思います。
馬群がタテ長になることは
考えづらいうえに、外回りで
直線も長いですから、道中の
位置はさほど関係無し。

昨年までの当レースは
前有利傾向が極端でしたが、
今年からは道中の位置が
前でも後ろでも、とにかく
速い上がりさえ使えば届く
レースと化すのでは…と
診ています。

施行時期が替わりましたので
今年はあえて、この2点に
ポイントを留めておきます。
以上の2点を鑑みた上で、
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。