『フローラSの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「フローラS」の
穴馬探しをお届けします。

次週からは、春の
東京&京都競馬が開幕。

フローラSは
4月23日(日)に
東京芝2000mで行われる
オークストライアルです。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えしましょう。

【ポイント1】
「前走距離」を要チェック

→フローラSは、前走で
2000mより短めの距離を
使ってきた馬の出走も多い
レースですが、じつは
前走で「マイル以下」の
距離を使ってきた馬が
あまり好走できていません。

近10年の「前走距離別」の
成績を診てください。

前走2000m超 2.3.4.47 複勝率20%
前走1800m  7.6.4.54 複勝率24%
前走1600m  1.1.2.44 複勝率 8%

このように、前走で
マイル以下の距離を使って
きた馬が、かなり低調。

前走で、1800m以上を
使ってきた馬でないと
信用しづらい印象です。

昨年は「前走マイル」の
チェッキーノが勝ちましたが
次走オークスでも2着に
走ったほどの馬ですから
そもそもの力が抜けていた、
と判定します。

その昨年にしても
13番人気3着で配当妙味を
連れてきたアウェイクは
前走で2000m戦を使って
いた馬でした。

フローラSは春の東京の
初週に行われる重賞ですが
ここ数年の当週は、芝丈が
長く設定されているうえに
路盤もまだ踏み固められて
おらず、馬場が柔らかくて
重めの少しタフな状況。

ですので、そんなタフな
馬場で好走するためには
パワーもスタミナも必要→
「距離分のスタミナ」は
好走のために必須となって
おり、前走でマイル以下を
使われていたような「やや
短めの距離に適性が振れて
いる馬」では苦しい面が
あるのでしょう。

今年も、まずは出走馬の
「前走距離」に注目です。

その他の当レースの傾向は、
PART2で記していきます。

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。