『NHKマイルCの穴馬探し予想PART2』シベリアン

引き続き「NHKマイルC」の
穴馬探しです。

PART1では当レースの
「血統のキモ」について
記しました。

今回は、他の当レースの
ポイントを記していきます。

【ポイント2】
「NZT好走馬」は
過信は禁物?

→近10年の前走別・成績を
診てください。

桜花賞    複勝率16% 2.0.0.10
NZT    複勝率14% 4.1.4.55
毎日杯    複勝率30% 2.1.0.7
オープン特別 複勝率 8% 0.2.1.33
500万    複勝率 0% 0.0.0.5

このように、前走で
NZTを使ってきた馬の
成績が平凡です。
近10年(4.1.4.55)、
複勝率わずか14%。

またNZTで「連対」してきた
馬で診ても(1.2.0.14)。
複勝率17%に留まります。

『中山マイルの前哨戦』と
『東京マイルでの
ガチンコ勝負』では
好走するために要る資質が
違いすぎるためこの現象が
起きているのでしょう。

ですからNZTの連対実積=
当レースに向けては、むしろ
好材料と言えないのです。

【ポイント3】
桜花賞経由馬も
基本的には過信禁物

→当レースは、前走で
桜花賞を走ってきた馬の
成績もあまり良くありません。

桜花賞経由馬=クラシックの
本道を通ってきた馬ですから
必然的にNHKマイルCでは
人気に推されますが、
だからといって桜花賞経由馬が
NHKマイルCですごく成績が
良いワケではないのです。

上記のように(2.0.0.10)。
昨年こそ勝ちましたが
桜花賞経由馬は「ピンパー」の
傾向が非常に強く「格上の
G1を使ってきた馬」の成績と
して考えればモノ足りません。

前走桜花賞組の場合、
「ガチンコ勝負の桜花賞後に
中3週でまたガチンコ勝負」の
キツい日程に牝馬が挑むのは
ラクな話ではありません。

ですから「桜花賞経由馬」は
体調面が最大のポイント。

どうしても狙いたい場合は
前走からの体力回復がデキて
いるか、中間の調教内容の
チェックが肝要となりますし、
今回の参戦が予定どおりなのか
否かもカギになるでしょう。

【ポイント4】
馬体重にも要注目?

→当レースは「馬体重」でも
明暗が分かれる傾向がアリ。
近10年の「馬体重」別成績を
診てください。

458キロ以下 複勝率12% 0.3.3.44
460キロ以上 複勝率19% 10.7.7.105

このように大型馬のほうが
成績が大きく上回ります。
特に大型馬が「勝ち切る」
傾向が顕著。

前述したように当レースは
「馬力」が存分に必要な
レースですから、見た目にも
いかにもパワーホース的な
大型馬のほうが成績を残して
いる、というワケです。

以上の4点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

PART3・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。