『平安Sの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「平安S」の
穴馬探しをお届けします。

平安Sは
5月19日(土)に
京都ダート1900mで
行われるG3重賞です。

今年は、11月の
「JBCクラシック」が
この京都ダート1900mで
行われます。

土曜施行のレースですので
さっそく、当レースの
ポイントをご紹介しましょう。

【ポイント1】
とにかく「ミスプロ」の
血を持つ馬を狙え

→タイトルどおり。
近5年好走馬15頭の
血統を診てください。

13年1着馬(1) 
13年2着馬(8) 父ミスプロ系
13年3着馬(5) 父・母父ミスプロ系
14年1着馬(12) 母父ミスプロ系
14年2着馬(7)
14年3着馬(5) 母父ミスプロ系
15年1着馬(4) 母父ミスプロ系
15年2着馬(3) 母父ミスプロ系
15年3着馬(5)
16年1着馬(1) 父ミスプロ系
16年2着馬(3) 母父ミスプロ系
16年3着馬(4) 母父ミスプロ系
17年1着馬(1) 父ミスプロ系
17年2着馬(6) 母父ミスプロ系
17年3着馬(15) 母父ミスプロ系

(カッコ数字)は人気順

あらためて色々と説明する
必要は無いでしょう。
このように父ミスプロ系 or
母父ミスプロ系の馬ばかり
好走しています。近5年の
好走馬15頭中12頭が該当と
いう、すごい偏りっぷり。

一昨年も、昨年も、該当馬の
ワンツースリーでした。

以前はロベルト系の馬が
強かったこの舞台ですが
今は様変わり。やや軽めの
ミスプロ系の馬の台頭が
かなり多くなっています。

近年は、完全な馬力勝負と
いうよりも、少し淡々と
流れるいわゆる「先行して
速力を活かす持続力勝負」が
多発している当舞台。

ですので、当レースでも
いかにもそんなレースに
適性が高いミスプロの血が
これほど活きているのだと
思います。

【ポイント2】
「アンタレスS凡走馬」の
一変が穴パターン

→近5年の好走馬15頭の
うち8頭が、4月阪神の
「アンタレスS」に
出走していた馬ですが、
その8頭のアンタレスSの
着順は「2・5・6・12・
16・2・4・13」と平凡。

つまり、アンタレスSで
「馬券圏を外していた」
馬のほうが、平安Sで
走っているのです。

アンタレスSをひと叩きで
使った or 阪神コースが
適性的に合わず凡走した馬が、
京都1900mに舞台が替わる
当レースで「一変」している、
ということ。

しかも、その好走8頭の
当レースでの人気順は
1・8・12・7・5・1・4・
15と妙味十分でしたから、
穴党もチェックしておきたい
傾向と言えましょう。

【ポイント3】
「1900m以上での
好走実績」をチェック

→このレースは毎年、
「ダート1900m以上での 
好走実積がある馬」が
よく好走します。

近5年の好走馬15頭の、
当レースを迎える前までの
「ダート1900m以上」での
戦績を診てください。

13年1着馬 3.2.0.1
13年2着馬 2.1.0.1
13年3着馬 0.0.0.2(←4着2回)
14年1着馬 0.0.0.1(←5着)
14年2着馬 0.1.1.0
14年3着馬 1.0.0.2
15年1着馬 0.0.0.0 
15年2着馬 2.0.0.1
15年3着馬 1.0.0.3
16年1着馬 1.1.1.1 
16年2着馬 2.2.1.2
16年3着馬 3.3.0.4
17年1着馬 4.0.0.0 
17年2着馬 4.4.1.6
17年3着馬 4.0.2.13

このように、上記15頭の
うちじつに12頭が
「ダート1900m以上」で
連対経験があった馬でした。

また、15頭中14頭が
ダート1900m以上で掲示板に
載った経験があった馬。

ダートにおける1900m超の
距離=特殊条件で、しかも
長距離カテゴリですが、
そんな特殊条件下ですでに
好走した実績がある馬しか
当レースでは好走していない、
というコト。

特殊条件下のレースでは
いわゆるスペシャリストに
注目するのが的中への一番の
早道ですが、当レースも
例外ではないワケです。

以上3点を鑑みたうえで、
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。