『オーシャンステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「オーシャンS」の
穴馬探しをお届けします。

オーシャンSは
3月2日（土）に行われる
短距離重賞。高松宮記念の
大切な前哨戦です。

さっそく、オーシャンSの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
父が「非サンデー系」の
馬に注目！

→当レースは、いかにも
中山の芝1200mらしく
最初からタイトなペースで
流れて、上がりが掛かる
消耗戦になりがち。

そのため、血統的にも
キレ＆瞬発力に長けた
父サンデー系の馬ではなく、
脚を渋太く使える馬が多い
「父が非サンデー系」の
馬の台頭が目立ちます。

2011年以降の好走馬24頭の
「父系」血統を診てください。
24頭中、約3分の2の15頭が
非サンデー馬です（▼印）。

11年1着馬　▼　サクラバクシンオー産駒
11年2着馬
11年3着馬　▼　タイキシャトル産駒
12年1着馬　▼　ファルブラヴ産駒
12年2着馬　▼　アグネスデジタル産駒
12年3着馬
13年1着馬
13年2着馬　▼　サクラバクシンオー産駒
13年3着馬
14年1着馬　▼　グラスワンダー産駒
14年2着馬　▼　アドマイヤコジーン産駒
14年3着馬　▼　タイキシャトル産駒
15年1着馬
15年2着馬　▼　アドマイヤムーン産駒
15年3着馬
16年1着馬　▼　ベルグラヴィア産駒
16年2着馬　▼　アドマイヤムーン産駒
16年3着馬　▼　アドマイヤコジーン産駒
17年1着馬　▼　ファストネットロック産駒
17年2着馬
17年3着馬　▼　バゴ産駒
18年1着馬　
18年2着馬
18年3着馬　▼　アグネスデジタル産駒

【ポイント2】
「距離短縮馬」に注目

→当レースは、前走で
「1400m」を使っていた
馬の成績が良好です。

前走1200m　複勝率17％　8.6.6.99
前走1400m　複勝率29％　1.4.3.20

当レースは前述のとおり
上がりが掛かる消耗戦に
なりがち。そのため
スプリント戦としては
「1400m以上の距離でも
走れるようなスタミナ」が
効くのかもしれません。

【ポイント3】
「上位人気の関西馬」が
バンバン人気を裏切る

→12年に1番人気で凡走した
カレンチャン（4着）などは
まさに典型と言えましたが
オーシャンSは、この後の
G1でも人気濃厚な関西馬が
「叩き台」として使ってきて、
しかも平然と凡走する事が
かなり多いレースです。

実際に近10年の当レースで
4番人気以内に推された
「関西馬」18頭の成績を
診てください。

11年　1着　ダッシャ　3番人気
12年　4着　カレンチ　1番人気
12年　5着　ジョーカ　3番人気
12年　7着　エーシン　4番人気
12年　9着　ダッシャ　2番人気
13年　2着　ダッシャ　1番人気
13年　9着　ハクサン　3番人気
13年 11着　アドマイ　4番人気
14年 12着　レオンビ　4番人気
14年 13着　ハクサン　1番人気
15年　2着　ハクサン　1番人気
15年　6着　リトルゲ　2番人気
16年　2着　ハクサン　4番人気
16年　4着　ネロ　　　2番人気
17年　1着　メラグラ　1番人気
18年　3着　ダイメイ　1番人気
18年　5着　ビップラ　4番人気
18年　6着　レーヌミ　3番人気

13頭の合計成績（2.3.1.12）。
4番人気以内の人気馬の成績と
してはハッキリ物足りません。

「上位人気の関西馬」が
ほぼ2年に1回しか、馬券に
絡まない計算になります。

先週に地元関西で行われた
阪急杯を使わず、わざわざ
関東遠征してこのレースを
使う力量上位の関西馬＝
賞金面には余裕があるため
体調を今回ピークにあわせる
必要が無く、しかも関東への
長距離輸送も控えますので、
それらの点を見越しての
「余裕残し」の仕上げで
出てくるケースが多い事も、
人気馬のこの低調な戦績に
現れているのでしょう。

ともあれ「叩き台に徹して
きた上位人気の関西馬」を
あまり信頼しすぎない事が
ベターな策と言えます

【ポイント4】
やや「外枠」不利

→近10年の「枠」別成績は
下記のとおりです。外枠が
内中枠と比べて戦績低調。

01～05番枠　複勝率20％　4.5.1.40
06～10番枠　複勝率24％　4.3.5.38
11～16番枠　複勝率13％　2.2.4.52

テンからスピード十分に
流れるオープンのレースで
しかも小回り。どうしても
外枠馬には「立ち回り」の
巧さが求められます。
流れに乗れなかった外枠の
馬はツラくなるレースです。

以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。