『国分寺特別2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「国分寺特別」の
穴馬探しをお届けします。

日本ダービーも終わり、
競馬界は次週からが
また新しい1年の始まりと
なります。

「国分寺特別」は
6月1日(土)に
東京9Rとして行われる
1勝クラス(500万)の
特別戦です。

※次週から条件戦の呼称が
 1勝クラス、2勝クラス、
  3勝クラスに変わります

昨年もこの国分寺特別を
取り上げ、2番人気1着の
キャンディケインを
単独推奨させて頂きました。

なお、昨年のこの週は
ピックアップした
3レース=国分寺特別・
鳴尾記念・安田記念の
当欄「単独推奨馬」が
全勝を達成しています。

今年も、同じ3レースを
ピックアップして
お届けしますが、この
国分寺特別は昨年までと
様相が一変します。

というのも、今夏から
いつもの「降級制度」が
廃止されたからです。

昨年までは、この週に
「降級制度」が発動。
4歳馬の収得賞金が
一律半額カットされ、
1000万より上のクラスに
在籍していた4歳馬の
クラスが1つ(馬によっては
2つ)下がっていました。

それが「降級」と呼ばれ、
この時期は上のクラスから
降りてきた4歳降級馬が
強い傾向が顕著に現れて
いたのです。

一つ上のクラスにいた
格上実力馬が、番組編成の
都合だけで下のクラスに
降りてくるのですから
4歳降級馬が強いのは
当然と言えば当然です。

ですので、毎年この時期の
条件戦はまず4歳降級馬を
手堅く軸に据える作戦で
OKでした。

しかし、今夏からは
4歳降級馬が不在です。

そこで頼りにすべきは…
やはり3歳馬でしょう。
今週から3歳馬が古馬と
一緒に走る番組編成に
なりますが、この時期の
500万で、4歳降級馬の
次に好成績なのが毎年、
3歳馬だったからです。

実際に、昨年のこの週=
「クラス替え初週」の
500万の全14レースで
馬券圏に好走した42頭の
内訳を診てください。

3歳    15頭
降級4歳  19頭  ←今年からはコレが不在に
非降級4歳 4頭
5歳以上  4頭

このように、昨夏の
「クラス替え初週」も
3歳馬が降級4歳馬に
対してまったく互角に
走っていました。

3歳馬は古馬に対して
3キロ減で出走できます。
牝馬はさらに2キロ減。
古馬牡馬=57キロ、
3歳牡馬=54キロ、
3歳牝馬=52キロです。
この「斤量差」が3歳馬を
強力にアシストしている
ワケです。

今夏からは4歳降級馬が
いません。3歳馬がさらに
ハバを利かせるのでは
ないでしょうか。

近走着順が安定している
「非降級4歳馬」も人気を
ソコソコ集めるでしょうが
昨年までの傾向を鑑みると、
3歳馬が過剰な高人気に
押し出されていない限り、
3歳馬に賭けたくなります。
ココも3歳馬から勝負です。

以上の点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。