『CBC賞2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「CBC賞」の
穴馬探しをお届けします。

いよいよ、今週から
中京・福島開催がスタート。

CBC賞は
開幕週の6月30日(日)に
中京芝1200mで行われる
G3ハンデ重賞です。

さっそく、CBC賞の
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
「栗東坂路」調教馬を
狙うべきレース

→毎年お伝えしている
話ですが、毎年のように
「該当馬」が好走して
いますので、今年もまた
お伝えします。

CBC賞は、まずは
「栗東坂路」調教馬を
狙うべきレースです。

新装した中京コースで
行われるようになった
近7年の当レースで
馬券圏に好走した21頭の
「最終調教のコース」を
診てください。

栗東ウッド  6頭
栗東坂路   14頭
美浦ウッド  1頭
美浦坂路   0頭
他コース   0頭

このように21頭のうち
14頭の調教コースが
「栗東坂路」でした。

つまり毎年馬券に絡む
3頭のうち、2頭は
『栗東坂路で最終調教を
施してきた関西馬』と
いうこと。

また、上記21頭のうち
4番人気以下で好走した
馬は9頭いましたが、うち
6頭が栗東坂路調教馬。

ですから「穴馬」を
探したいとお考えの
穴党の方も、この
栗東坂路追いの馬を
要マーク、なのです。

じつは、当傾向は
今回のCBC賞だけでなく
高松宮記念など、他の
中京芝1200m重賞でも
よく見られる傾向。

2012年の新装以前は
むしろ平地追いの馬や
美浦調教馬がもっと
台頭していたのですが、
2012年に新装された
中京コースの直線に
「急坂」が新設されて
以降、栗東坂路追いの
馬が非常によく走る
当現象が現れるように
なっています。

ともあれ今年も各馬の
「調教場所」にご注目。

【ポイント2】
テンの流れの速さ次第で
「勝ち馬の脚質」が決まる?

→新装した中京コースで
行われるようになった
近7年の当レースの
テンの速さ・勝ち馬の
脚質を診てください。

2012年 テン33秒台 ☆ 勝ち馬…先行抜出
2013年 テン34秒台 ▼ 勝ち馬…先行抜出
2014年 テン34秒台 ▼ 勝ち馬…好位抜出
2015年 テン33秒台 ☆ 勝ち馬…後方追込
2016年 テン33秒台 ☆ 勝ち馬…中位差し
2017年 テン33秒台 ☆ 勝ち馬…後方追込
2018年 テン32秒台 ☆ 勝ち馬…中位差し

このように、テンが
34秒台に落ち着いた
▼印の年は「前目」に
いた馬が勝ちました。

しかしテンが33秒台、
または32秒台にまで
速まった☆印の年は
「中位~後ろ」にいた
差し追込馬の勝利が
多くなっています。

このように、テンの
速さ次第で勝つ馬の
脚質が決まる(?)
非常に分かりやすい
結果が出ているのです。

今年の出走メンバーから
テンの流れを推察して、
好走馬の脚質を予測する
作業も有用となります。

【ポイント3】
「内枠」の馬が
極端に弱い

→新装された中京コースで
行われるようになった
ここ7年のCBC賞の枠別・
成績を診てください。

1・2枠 複勝率 4% 0.0.1.23
3・4枠 複勝率26% 3.2.2.20
5・6枠 複勝率18% 1.2.2.23
7・8枠 複勝率24% 3.3.2.26

このように不思議なほど、
内枠馬(1・2枠の馬)が
好走していません。何と
連対ゼロ。

これもじつは、前述の
【ポイント1】と同様、
中京コースが新装されて
以降に起きている傾向。
短距離のレースほど、
内枠の馬が弱いのです。

新しい中京コース特有の
3・4角のバンクが、特に
短距離戦で大きく影響して
いること、内の芝が荒れる
ことが多いコトなどがこの
要因と診ますが、ともあれ
ここまで顕著に傾向が出て
いるからには、意識したい
傾向です。

【ポイント4】
3歳馬不振

→近10年の馬齢別成績は
下記のとおり。3歳馬が
このレースでは古馬に
あまり通用していません。

3歳  複勝率13% 0.2.0.13
4歳  複勝率20% 1.1.2.16
5歳  複勝率27% 5.4.4.36
6歳  複勝率20% 4.2.3.37
7歳超 複勝率 6% 0.1.1.32

以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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