『函館2歳ステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「函館2歳S」の
穴馬探しをお届けします。

夏競馬の前半戦…
福島・中京・函館開催が、
早くも次週末で
フィナーレを迎えます。

函館2歳Sは、
その函館開催最終日の
7月21日(日)に
行われる2歳重賞。
今世代の2歳馬による
最初の重賞レースです。

なお、函館2歳Sは
2011年までは
夏の函館の「8週目」に
施行されていました。

しかし、2012年から
函館開催じたいが
6週に短縮されたため、
当レースも「6週目」の
施行へ移行しています。

2011年までと
2012年以降では
「6週目」「8週目」の
違いにより、レースの
傾向もかなり異って
いますので、当欄では
2012年以降の近7年の
結果から傾向を探って
いきます。

【ポイント1】
「前走で逃げor番手先行の
いわゆる単調なレースで
勝った」馬が強い

→8週目施行から
6週目施行に移った事で
いちばん大きく変わった
点はコレです。

8週目に施行されていた
2011年以前は「前走で
中位から差して勝った」
馬がバンバン差し届いて
いました。逆に「前走で
逃げて勝ってきた」馬は
苦しんでいました。

しかし、6週目施行に
変わった近7年は
「真逆」に様変わり。

前走で逃げきったり、
道中2~3番手からの
「番手競馬」から
サッと抜け出して
勝ってきた馬の好走が
グンと増えています。

近7年の当レースで
馬券圏に好走した
21頭の「前走成績と
脚質」を診てください。

12年1着馬 → 前走3番手先行1着
12年2着馬 → 前走5番手先行1着
12年3着馬 → 前走3番手先行1着
13年1着馬 → 前走逃げて1着
13年2着馬 → 前走逃げて1着
13年3着馬 → 前走3番手先行1着
14年1着馬 → 前走逃げて1着
14年2着馬 → 前走逃げて1着
14年3着馬 → 前走2番手先行1着
15年1着馬 → 前走4番手先行1着 
15年2着馬 → 前走3番手先行1着  
15年3着馬 → 前走2番手先行1着
16年1着馬 → 前走3番手先行1着
16年2着馬 → 前走4番手先行1着  
16年3着馬 → 前走逃げて1着
17年1着馬 → 前走3番手先行1着
17年2着馬 → 前走3番手先行1着
17年3着馬 → 前走3番手先行1着
18年1着馬 → 前走2番手先行1着
18年2着馬 → 前走2番手先行1着
18年3着馬 → 前走3番手先行1着

このように21頭中18頭が
「前走で逃げきり or
2~3番手からの競馬で
勝った」馬でした。

8週目に施行されていた
2011年以前は、8週開催の
最終週ということで馬場が
かなり使い込まれており、
馬場の内目が荒れ果てて
いました。いわゆる
「差しの効く馬場」。

しかし6週目施行になった
近7年は馬場損耗が少なめ。
最終週でも馬場が良好で
全く「差しの効く馬場」に
なっていません。

また、6週目施行になった
ことで「函館2歳Sがまだ
2走目」という実戦経験が
少ない馬の出走がかなり
増えました。

つまり「まだ、単調な
前々の競馬しかできない
ような馬」の出走が増えて
いる、というコト。

馬場状態の変化。
出走メンバーの質の変化。
8週目から6週目に変わった
ことでその2点が変わり、
当レースじたいが以前の
「差し脚勝負」から
「前での立ち回り勝負」に
変貌した…と診ています。

よって現在の函館2歳Sは
「前走で前々の競馬をして
結果を出した馬」にかなり
アドバンテージが発生して
います。

今年も、当欄は「単調な
スピード競馬で勝ってきた」
馬から推奨馬を選びます。

【ポイント2】
他場デビュー馬が
まったく勝てない

→函館2歳Sが
7~8月の施行となった
1997年以降、函館以外の
中央場でデビューした馬が
当レースでは1頭も勝って
いません。(函館開催が
無かった2009年除く)

他場でデビューした馬が
「今度の函館2歳Sは
メンバーが薄そうだから
急きょ参戦しようか」と
考えて急遽このレースに
参戦しても、函館当地で
静かな環境で過ごし
美味しい水を飲みながら
じっくり当レースに
照準を合わせて調整して
きた馬にはかなわない、
というコト。

【ポイント3】
今の函館芝1200mは
父サンデー系に注目?

→函館の芝1200m=
もともと父サンデー系の
馬が絶対的に強い舞台では
ありません。

しかしBコースに替わった
先週の函館芝1200mでは
父サンデー系の、特に
「人気薄」の馬が数多く
快走していました。

下記は、先週土日の
函館芝1200m戦で
4番人気以下で馬券に
絡んだ全7頭の父血統。
☆=父サンデー系。
全7頭中5頭に☆印が
付きました。かなり
偏っている印象です。

13日(土)01R 1着馬 
13日(土)04R 3着馬 ☆ 
13日(土)05R 1着馬 ☆
13日(土)11R 3着馬 ☆
14日(日)03R 1着馬 ☆
14日(日)03R 2着馬
14日(日)09R 3着馬 ☆

Bコースに替わった
今の函館の芝で行われる
1200m戦=何か原因が
あって、サンデー系の馬に
とって走りやすい状況に
なっているのでしょう。

穴馬が人気馬に肉迫する
ためにもこの血が有用と
なっている状況です。

【ポイント4】
穴は内中枠から

→近7年の当レースで
5番人気以下で好走した
穴馬8頭の枠は下記の
とおり。

このように8頭すべて
内枠&中枠の馬です。
「6枠から外」の枠の
馬は、1頭もいません。

12年2着 コスモシ 3枠  5番人気
13年2着 プラチナ 1枠  9番人気 
13年3着 トーセン 2枠  8番人気
14年2着 タケデン 3枠 11番人気
15年3着 ヒルダ  3枠 10番人気
16年3着 タイムト 3枠 13番人気
17年2着 ウインジ 4枠 12番人気
18年2着 ラブミー 5枠 12番人気

ちなみに上位人気馬の
場合、枠はまったく
関係ありません。
外枠の馬でも好走します。

ただ、低人気の穴馬の
場合は、このように
好走するのは内中枠馬に
限られているのです。

もともとパスポイントが
少ない函館の芝1200m。
しかも、他馬を捌く脚を
会得していない馬もまだ
多い2歳馬のレースですし、
6週開催に短縮されたことで
最終週でも芝コース内側が
良い状態に保たれています。

ゆえに、地力や完成度で
一枚劣る穴馬が当レースで
好走するためにはコース利を
得られる「内中枠」も重要な
ポイントとなっている、と
いうことなのでしょう。

ともあれ穴を探したい方は
外枠馬よりも内中枠の馬に
要注目と言えます。

以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

話題作のフュージョンワンをプレゼント

これをお読みのあなたに、以下のような気持ちがあるなら、

「とにかく競馬で勝てるようになりたい」

「的中率が高くなる方法が欲しい」

「予想をもう一度勉強したい」

この無料レポートを強くオススメします!