『アイビスサマーダッシュ2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「アイビスサマーダッシュ」の
穴馬探しをお届けします。

早くも夏競馬の後半戦…
新潟・小倉・札幌開催が、
それぞれ6週の日程で
次週末にスタートします。

アイビスサマーダッシュは、
その新潟開催の開幕週の
7月28日(日)に
直線1000mで行われる
おなじみの名物G3。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
やっぱり「外枠」が
強い

→すっかり言い尽くされた
ことですが、昔も、近年も
全く変わらない傾向として
しっかり続いていますので
改めて記しておきます。

アイビスサマーダッシュ=
外枠が強いレースです。

近10年の、枠別成績を
診てください。ハッキリと
「外枠>内枠」です。

1枠  複勝率 0% 0.0.0.17
2枠  複勝率29% 2.1.2.12
3枠  複勝率 0% 0.0.0.17
4枠  複勝率10% 1.1.0.18
5枠  複勝率15% 1.1.1.17
6枠  複勝率25% 0.3.2.15
7枠  複勝率29% 1.1.5.17
8枠  複勝率33% 5.3.0.16

毎年のレース映像を見ると
よく分かりますが、外側=
外ラチ沿いを通った馬が
鋭く脚を伸ばしてきます。

外ラチ沿いは(使い込まれて
いないため)馬場状態が
良いうえに、ラチを頼って
走ると全能力を出しやすい
ことなどが、外側を通った
馬が脚を鋭く伸ばしてくる
要因なのでしょう。

そして、外枠馬ほど
そんな「有利な外側」を
走れるチャンスが多いため
外枠馬の成績が良いという
ワケですが、ただ「前々へ
行けない」タイプの馬は
かえって外枠がアダとなる
こともあります。馬群が
外ラチ沿いに密集するため、
(前に行けた馬は関係ない
ものの)中位以降に構えた
外枠馬は目前がズラリ壁に
なる危険性も高いからです。

あくまで「外枠から
スムーズに先行できる馬」が
狙い目。外枠の差し馬は
評価を一枚下げる必要が
あるでしょう。

【ポイント2】
ダート短距離馬、
ダート血統馬、
ナスルーラ系を狙いたい

→新潟の千直戦では
ダート短距離実積馬や
ダート血統馬…いわゆる
「ダート関連馬」が
好走する傾向があります。

最初からトバした逃げ・
先行馬が早めに失速しても
スピードの「惰性」で
粘り込める新潟千直の展開=
ダート短距離戦の展開と
似ているため、このような
ダート関連馬が好走する
傾向が強いのでしょう。

また「単調スピード」に
長けている点が新潟千直の
レース展開に合うのか、
サクラバクシンオーなど
ナスルーラ系を父or母父に
備える馬の好走も多めです。

近10年の当レースで
3着以内に好走した30頭の
血統・履歴を診てください。
「ダート関連馬」、そして
ナスルーラ系を父or母父に
備える馬の好走が多数です。

09年1着馬 ●
09年2着馬  ダ
09年3着馬
10年1着馬  ダ
10年2着馬  ダ
10年3着馬 ●
11年1着馬  ダ
11年2着馬 ●ダ
11年3着馬  ダ
12年1着馬  ダ
12年2着馬
12年3着馬  ダ
13年1着馬 ●
13年2着馬
13年3着馬  ダ
14年1着馬  ダ
14年2着馬  ダ
14年3着馬 ●ダ
15年1着馬 ●
15年2着馬 ●
15年3着馬 ●ダ
16年1着馬 ●
16年2着馬
16年3着馬  ダ
17年1着馬  ダ
17年2着馬  ダ
17年3着馬 ●ダ
18年1着馬
18年2着馬 ●
18年3着馬

●=父or母父がナスルーラ系。
ダ=ダート関連馬。
(それまでにダート短距離戦で
連対した実績があった馬or
ダート血統馬)

30頭中、じつに24頭に
「●」または「ダ」印の
どちらかが付きました。
この要素の「重要度」が
お分かり頂けると思います。

【ポイント3】
直近の短距離戦で
先行していた馬を狙いたい

→近10年の当レースで
3着以内に好走した30頭の、
「前々走&前走?履歴を
診てください。

09年1着馬  前々   前走 
09年2着馬  前々★  前走 
09年3着馬  前々★  前走☆
10年1着馬  前々◎  前走☆ 
10年2着馬  前々   前走☆ 
10年3着馬  前々   前走 
11年1着馬  前々☆  前走◇
11年2着馬  前々★  前走☆
11年3着馬  前々   前走☆
12年1着馬  前々★  前走☆
12年2着馬  前々★  前走★
12年3着馬  前々★  前走★
13年1着馬  前々☆  前走☆
13年2着馬  前々☆  前走☆
13年3着馬  前々★  前走
14年1着馬  前々◇  前走
14年2着馬  前々★  前走★
14年3着馬  前々◇  前走
15年1着馬  前々★  前走★
15年1着馬  前々☆  前走☆
15年1着馬  前々   前走
16年1着馬  前々   前走☆
16年2着馬  前々☆  前走◎
16年3着馬  前々◎  前走◎
17年1着馬  前々◎  前走◎ 
17年2着馬  前々◎  前走◎ 
17年3着馬  前々★  前走☆ 
18年1着馬  前々◎  前走
18年2着馬  前々   前走☆
18年3着馬  前々◎  前走☆

★=1400m以下の短距離戦で
「先行」して6着以下に敗退。
☆=1400m以下の短距離戦で
「先行」して5着以内に好走。
◎=新潟千直で5着以内に好走。

上記30頭のうち27頭に
いずれかの印が付きました。

つまり、
アイビスサマーダッシュで
馬券圏に好走する馬=
直近2走のどちらかで
「1400m以下の短距離戦で
先行した(着順は関係なし)」
または「新潟千直で掲示板に
好走した」馬ばかり、という
ことになります。

アイビスサマーダッシュに
限らず、新潟の千直戦は
テンからかなりスピードが
出ます。まずはその速さに
ついていくコトが大切。

ですから「直近の
1400m以下の短距離戦で
先行できていた」=先行力を
直近のレースで示していた
馬の好走が多いワケです。

特に要注目は、★印の馬。
直近の短距離戦で前々へ
行き、バテて、6着以下に
負けていた馬が当レースでは
一転して粘り切るのです。

上記【ポイント2】でも
記しましたが新潟千直は、
前へ行って後半でバテても
スピードの惰性+ラストが
平坦のコース構造が味方して
最後まで粘り込めます。

ゆえに、直近の短距離戦で
前へ行けた「先行力」さえ
備えていれば、その際に
たとえバテ負けしていた馬でも
アイビスサマーダッシュでは
どうにか持つ、というコト。

しかも「直近の他場短距離で
先行してバテ負けした」馬は
今回の人気を落としがち。
絶好の、穴のターゲットとも
化しますので要注目です。

【ポイント4】
関西馬が強い

→近10年の出走馬の
東西別成績を診てください。
関西馬が大きくリード。
特に関西馬が勝ちきって
いるのが特徴です。

「栗東の坂路」で追われた
馬が強い新潟千直ですが
その傾向が当データによく
反映されているとも言えます。

関西馬 複勝率22% 8.4.7.68    
関東馬 複勝率15% 2.6.3.61

【ポイント5】
牝馬が強い

→近10年の出走馬の
牡牝別成績を診てください。
牝馬が大きくリード。

夏は牝馬が強い。
距離が短いレースほど
牝馬が牡馬と互角にやれる。
この2つの競馬セオリーの
「条件」が強く揃っている
当レースゆえの傾向、と
いったところでしょうか。

牡セン 複勝率16% 4.6.5.77    
牝   複勝率22% 6.4.5.52

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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