『札幌2歳ステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「札幌2歳S」の
穴馬探しをお届けします。

早くも「夏競馬」が
ラストウイークを迎えます。

札幌2歳Sは
8月31日（土）に
札幌芝1800mで行われる
2歳の中距離重賞です。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
「地方競馬所属馬」が
3年連続で好走中

→4年前までは全く
当レースでダメだった
「地方競馬所属馬」。

しかし、ここ3年は
「地方競馬所属馬」が
馬券に絡み続けています。

2016年 1着／5番人気　トラスト　　　　川崎馬
2017年 3着／7番人気　ダブルシャープ　道営馬
2018年 2着／4番人気　ナイママ　　　　道営馬

開催日数が「函館6週＋
札幌6週」に減らされた
近年の北海道シリーズ。

そのため、函館＆札幌の
新馬戦出走馬のレベルが
近年は急速に下落気味。
それに伴い札幌2歳Sの
メンバーレベルも近年は
低調です。

その間隙を縫う格好で
近年は「完成度」の高い
地方競馬所属馬が馬券圏に
台頭してきている、という
ワケです。

近年は、地方所属馬と
「函館札幌以外の場で
デビューした馬」が
カギを握るレースに
変貌しつつある一戦、と
言っていいでしょう。

【ポイント2】
好走している地方所属馬の
「共通項」は…

→上記【ポイント1】で
ご紹介した「近3年の
札幌2歳Sで好走した
3頭」にはとても明確な
「共通点」があります。
3頭いずれも、すでに
JRA札幌競馬場で芝の
オープン特別を1度走り、
しかもそこで連対して
いたのです。

2016年 1着　トラスト　札幌クローバー賞2着
2017年 3着　ダブルシ　札幌クローバー賞勝ち
2018年 2着　ナイママ　札幌コスモス賞勝ち

つまり、すでに
「芝のオープン」での
足慣らしを済ませ、
一定の結果も出してきた
履歴が無いと地方馬は
厳しいということ。

ここが地方馬の取捨の
目安となってきます。

【ポイント3】
「1枠」は
かなりツラい

→札幌の最終週は毎年、
かなり芝の内目が荒れて
きます。ゆえに発馬から
しばらく内々を通らねば
ならない1枠馬は不利。

ということで、下記の
近10年（函館開催の
13年は除く）の
枠別成績のように
1枠馬だれ連対ナシ。
非常に成績が低調です。

1枠　複勝率10％　0.0.1.9
2枠　複勝率30％　1.0.2.7
3枠　複勝率28％　4.0.1.13
4枠　複勝率10％　1.0.1.18
5枠　複勝率20％　0.2.2.16
6枠　複勝率10％　0.1.1.18
7枠　複勝率35％　3.4.0.13
8枠　複勝率30％　1.3.2.14

【ポイント4】
パワー血統馬に要注目
特に今年は…

→2010年以降（函館開催の
13年は除く）の札幌2歳Sで、
5番人気以下で1～3着に
好走した11頭の「父」を
診てください。

10年2着馬（5）　ネオユニヴァ－ス
10年3着馬（7）　サンデーサイレンス
11年3着馬（5）　ゼンノエルシド
12年3着馬（9）　フレンチデピュティ
14年1着馬（5）　ネオユニヴァ－ス
14年2着馬（11）バトルプラン
14年3着馬（7）　キングカメハメハ
15年3着馬（7）　ステイゴールド
16年1着馬（5）　ネオユニヴァ－ス
17年3着馬（7）　べーカバド
18年1着馬（6）　ハ－ビンジャー

（カッコ数字）＝人気順

パワー型種牡馬の名が
ズラリと並びました。

一昨年はべーカバド、
昨年はハ－ビンジャーの
産駒が中穴配当を提供。
またサンデー系の中で
「パワー型」代表格の
ネオユニヴァ－ス産駒が
3頭も好走しています。

このように札幌2歳Sで
妙味を連れてくるのは
毎年、パワー型種牡馬の
産駒ばかりなのです。

このレースは、2歳馬が
初経験する「洋芝で、
好メンバーも揃う重賞」。
各馬が早めに動きますし
馬にとってはパワーを
かなり要する、シビアな
レースです。ですから
パワー型種牡馬の仔が
強いのでしょう。

しかも今年の札幌の芝は
ここに来て急速にタフな
状況と化してきました。
当項目はなおさら重要に
なる可能性が高いと診て
います。重視します。

以上4点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。