『新潟記念2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「新潟記念」の
穴馬探しをお届けします。

新潟記念は
9月1日（日）に
新潟の芝2000mで行われる、
夏のフィナーレを飾る
古馬G3ハンデ重賞です。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
サマー2000シリーズの
転戦馬を狙いたい

→当レース最大のキモ。
近10年の当レース出走馬の
前走別成績を診てください。

▼七夕賞　　0.3.1.19　複勝率17％
▼函館記念　1.1.1.12　複勝率20％
▼小倉記念　6.2.4.31　複勝率28％
　関屋記念　0.0.1.10　複勝率 9％
　ＯＰ特別　0.0.2.10　複勝率17％
　準ＯＰ　　1.2.0.18　複勝率14％　

このように、前走で
サマー2000シリーズの
重賞（▼印のレース）を
使ってきた馬の成績が
良いことが分かります。

ちなみに
サマー2000シリーズは
2006年に始まりましたが
それ以降、昨年まで12回の
新潟記念のうち、9回で
サマー2000シリーズの
転戦馬＝つまり「前走で
サマー2000シリーズの
重賞に出走していた馬」が
勝利しています。

06年1着馬　前走エプソムC
07年1着馬　前走七夕賞　（サマー2000シリーズ）
08年1着馬　前走七夕賞　（サマー2000シリーズ）
09年1着馬　前走小倉記念（サマー2000シリーズ）
10年1着馬　前走小倉記念（サマー2000シリーズ）
11年1着馬　前走小倉記念（サマー2000シリーズ）
12年1着馬　前走函館記念（サマー2000シリーズ）
13年1着馬　前走クイーンS
14年1着馬　前走小倉記念（サマー2000シリーズ）
15年1着馬　前走小倉記念（サマー2000シリーズ）
16年1着馬　前走準オープン
17年1着馬　前走小倉記念（サマー2000シリーズ）
18年1着馬　前走ダービー

昨年は圧倒的人気の
ブラストワンピースが
勝ちましたから仕方が
無いですが、それを除いた
大半の年で上記のように
サマー2000シリーズの
転戦馬が勝っています。

秋の大レースでは
さすがに足りないけれど
サマー2000シリーズなら
狙えるような器の馬が、
サマー2000シリーズの
「王者」を目指すべく
最終戦のこの新潟記念が
体調ピークになるように
仕上げられ、かつ結果を
出しているワケです。
サマーシリーズを本気で
獲りにいくような状況の
馬に要注目です。

【ポイント2】
キンカメ産駒が全敗中

→近10年の新潟記念の
種牡馬別・成績を診て
ください。

ディープインパクト　複勝率24％　3.2.2.21
ステイゴールド　　　複勝率20％　0.2.1.12
タニノギムレット　　複勝率17％　0.0.1.5
ハーツクライ　　　　複勝率13％　0.0.1.7
キングカメハメハ　　複勝率00％　0.0.0.6

このように
キングカメハメハ産駒が
1頭も好走していません。

キレ・瞬発力というより
パワーも含めた総合力で
勝負するタイプの馬が多い
キングカメハメハ産駒。
新潟記念の「特性」とは
ややズレがある、という
ことなのでしょう。

今年は上位人気馬の中に
キングカメハメハ産駒が
いますが、推奨扱いは
しづらい印象です。

【ポイント3】
軽ハンデ馬が不振

→近10年の当レースの
ハンデ別・全成績を診て
ください。

53キロ以下　複勝率 8％　1.0.2.35
54キロ　　　複勝率13％　1.2.1.16
55キロ　　　複勝率25％　3.0.4.21
56キロ　　　複勝率29％　4.5.0.22
57キロ　　　複勝率21％　1.2.3.22
58キロ以上　複勝率14％　0.1.0.6

※56.5キロは56キロに含む
※57.5キロは57キロに含む

「54キロ以下」の
軽ハンデ馬の不振ぶりが
ハッキリと分かります。
55キロ以上のハンデを
背負っている馬のほうが
アベレージが良好。

ドングリの背比べ的な
メンバーの当レースでも
軽ハンデが設定されてしまう
ような馬＝ハンデの差で
補いきれないほど、元々の
力が足りていない馬という
ことなのでしょう。

【ポイント4】
夏なのに牝馬がダメ

→近10年の出走馬の
牡牝別成績を診てください。
かなり牝馬が不振です。

牡セン　複勝率21％　　9.10.10.111
牝　　　複勝率 5％　　1.0.0.21

夏は牝馬が強く、また
平坦での瞬発力勝負も牝
馬が牡馬に好戦できる
ジャンルのハズですが、
夏も終わりが近くなって
いる時期的な影響なのか、
はたまた最終週の荒れた
馬場が牝馬にとっては
厳しすぎるのか、この
ように牝馬が不調です。

ちなみに唯一好走した
牝馬は2013年1着の
コスモネモシンです。
たしかに、とても
「瞬発力タイプ」とは
いえないタフなタイプの
牝馬でした。

ですので、新潟記念で
牝馬を狙いたい場合は
「コスモネモシンとの
共通点」が存在するか
否かを分析する作業が
有用となりそうです。

以上4点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン

高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

ジョッキーブースター

６つのキャッシュポイントでしっかりとリターンを稼ぐ！
とにかく勝てない…
毎週買い方が違う…
自分の馬券に迷いが生じている！
あなたの悩みを、これで一発解決！
これらの悩みを「JOCKY-BOOSTER」は解決します。
競馬は（馬７：騎手３）と言われているのをご存じでしょうか？
レースの結果は、馬の実力が７割で、騎手の実力が３割という意味。
しかし３２２１勝中、リーディング３０位までの３０名で、２２１３勝を独占。
確率にすると６８％になります。
残りの１００名ほどの騎手で、残りの３２％の勝ち星を分け合っている。
さすがに（馬３：騎手７）とまでは言いませんが、
（馬５：騎手５）
現代の競馬は、これくらいの比率で成り立っているケースもあります。
馬の能力が足りない部分を、騎手がフォロー。
状況が目まぐるしく変化する競馬のレースでは、騎手の能力は重要なのです。
これについては、あなたも否定することが出来ないでしょう。
JOCKY-BOOSTERは、騎手能力をとことん研究したロジックを搭載しています！

詳しくはこちら