『京都牝馬Sの穴馬探しPART1』シベリアン

「京都牝馬S」の
穴馬探しをお届けします。

 京都牝馬Sは18日(土)に
京都芝1400mで行われる、
 牝馬限定G3重賞です。

 土曜施行のレースですので
 さっそく、当レースの
考察ポイントを…と
言いたいところですが、
この京都牝馬Sは昨年から
距離がマイル→1400mに
短縮されました。

 京都1400mの京都牝馬Sと、
 京都1600mの京都牝馬S。

わずか200mの違いですが
 その両レースで好走するために
必要な資質は少し違います。

ですので、一昨年までの
京都牝馬Sの結果・傾向を
今年のレース検討にあたって
使うことはできません。

そこで、今年の当欄では
 あらためて「芝1400mに
距離短縮された京都牝馬Sで
留意してみたい点」について
記します。

それは「短距離馬の台頭」にも
注意したい、という点。

そもそも、京都外回りの
芝1400m戦=「芝1200m戦の
仲間」などとよく言われます。

 京都の外回り1400m戦は
淀みないペースで流れるため、
 芝1200m戦(但し京都以外)で
好走するために求められる
 パワーが活きやすいからです。

 京都の芝外回り1600mも
 たしかにペースがけっこう
流れるケースが多めですが、
とはいえ「短距離馬」が
好走できるか?と言えば
 そんな舞台ではありませんし、
ましてや牝馬限定戦に限ると
 あまりタフに流れない事が
多め。実際に、マイル時代の
京都牝馬Sがそうでした。
よくスローで流れていました。

ということで、1400mに
短縮された京都牝馬S=
 「レース質が以前よりも
 タフになり短距離実積馬の
台頭が増えるだろう」と
 いうのが私の見立てです。

ただ、距離短縮初年度の
昨年は人気のマイラーの層が
 ブ厚い好メンバー戦だった
 うえに、短距離馬の出走数も
少なかったですから、この
点に関しての答えあわせは
 あらためて今年に行いたいと
思っていますが、昨年の
 ベルルミエール(短距離馬)の
走りの内容から、短距離馬が
通じるレースにもなっている、
とは感じているところ。

よって今年は改めて、各馬の
「短距離適性」に注視しつつ
推奨馬をチョイスしたいと
考えています。

 以上の点を鑑みたうえで、
 今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。