『アルテミスステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「アルテミスS」の
穴馬探しをお届けします。

アルテミスSは
10月26日（土）に
東京1600mで行われる
阪神JFの前哨戦です。

土曜施行ですので
早速、アルテミスSの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
「関西馬」の天下

→当レース創設以来、
全7年の東西別・成績を
診てください。関西馬が
関東馬を圧倒しています。

関西馬　複勝率30％　4.3.5.28
関東馬　複勝率12％　3.4.2.65　

関西には阪神JFの前哨戦が
ある（ファンタジーS）のに
関東には無い。

関東馬がファンタジーSを
使い、続く阪神JFも使うと
関東→関西に2連続遠征と
なりキツすぎる。

だから、関東にも
阪神JFの前哨戦を作って
ほしい。

そんな関東の現場からの
強い要望に応えるべく
このアルテミスSは
創設されたそうです。
（新聞記事による）

しかし、いざ始まると
このように「関西」の
2歳牝馬が当レースに
バンバン遠征してきて、
しかもバンバン好走。
成績も完全に西高東低。
皮肉なモノです。

つまりキツい・ツラいと
泣きの入った関東陣営よりも
「2歳牝馬の長距離遠征」を
あえてここで敢行して賞金を
稼ぎにくる『ヤル気満々の
関西馬』のほうが、買える
一戦と化しているのです。

【ポイント2】
差して好走した経験が
ほしい

→全7年の好走馬21頭の
うち15頭が、すでに
「中団付近から差して」
3着以内に好走した実績を
持っている馬でした。

スピード任せに前へ行き
押し切るだけではなく、
しっかり抑えて進めて
最後の脚を伸ばす形で
好走した「実績」がこの
レースでは活きやすい、
ということ。差しこんで
好走した実績に注目です。

【ポイント3】
1枠不利

→別掲の秋天とは違い、
東京でもマイル戦ゆえ
外枠不利の傾向はナシ。

むしろ、牝馬戦ゆえ
「揉まれる1枠」の
アベレージが厳しく
なっています。下記の
ように近10年成績でも
1枠馬は不振です。

1枠　複勝率 9％　1.0.0.10
2枠　複勝率36％　1.2.2.9
3枠　複勝率14％　1.0.1.12
4枠　複勝率15％　0.2.0.11
5枠　複勝率14％　0.0.2.12
6枠　複勝率21％　0.2.1.11
7枠　複勝率11％　1.0.1.16
8枠　複勝率22％　3.1.0.14

【ポイント4】
特に「穴狙い」の場合、
マイル以上の距離経験が
ある馬に注目を

→過去7年の好走馬21頭の
うち17頭が、前走までに
すでに「芝1600mまたは
それ以上の距離」を走った
経験がある馬でした。

しかも5番人気以下で
3着以内に好走した
「穴馬」9頭は、すべて
その距離経験を満たして
いた馬でした！

アルテミスS＝2歳牝馬に
とって実質的に初経験の
「マイル以上の距離を
こなすスタミナも要ると
言われる東京マイルでの、
しかも重賞レース」。

ですので1500m以下の
距離しか経験していない
馬では基本的に厳しく、
特に力で少し劣る馬の
場合は「距離経験」が
無いとハナシにならない、
ということでしょう。

以上4点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。