『スワンステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「スワンS」の
穴馬探しをお届けします。

スワンSは
10月26日(土)に
京都1400mで行われる
マイルCSの前哨戦です。

土曜施行の一戦ですので
早速、スワンSの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
「逃げた馬」が
けっこう残るレース

→単純すぎる話ですが
これが、スワンS最大の
ポイントかもしれません。

近10年の当レースで
逃げた馬の成績は下記の
とおり。通算(2.2.2.4)、
複勝率60%とかなりの
好アベレージです。

09年 マイネルレーニ 10着
10年 ジョ-カプチー 3着
11年 ジョ-カプチー 2着
12年 テイエムオオタ 2着
13年 コパノリチャー 1着
14年 ミッキーアイル 1着
15年 エーシントップ 14着
16年 エイシンスパル 3着
17年 トウショウピス 6着
18年 レ-ヌミノル  7着

上記「近10年」以前の
08年もマイネルレーニアが
逃げ切り勝ちしています。

また一昨年も、逃げた
15番人気の超伏兵が6着。
このように、直線が長い
外回りコースのイメージと
裏腹に逃げた馬がかなり
頑張っています。

G1前哨戦で有力馬の
仕掛けが慎重になる面も
あるでしょうし、京都の
外回りで短距離ですから
たとえペースが速くても
3、4角の坂の昇り降りで
「勢い」がつけば、前に
いる馬の脚はなかなか
止まらないということも
あるのでしょう。ともあれ
逃げそうな馬は要マーク。

【ポイント2】
牝馬が不振

→短距離戦=牡馬相手に
牝馬が頑張れるジャンル。
しかしスワンSに限ると
牝馬が不振です。牝馬の
「特性」を活かしづらい
質のレースなのでしょう。

近10年の牡・牝別成績は
下記のとおり。ほとんど
ダブルスコアの状態です。

牡 複勝率21% 9.10.8.99
牝 複勝率11% 1.0.2.25

【ポイント3】
ハイペースなら
スプリンターが強く
スローならマイラーが
強いレース

→京都芝1400mで
行われる当レースは
芝1200m戦のような
「テンがかなり速い
短距離戦的なラップ」で
流れる事がありますが、
そのような流れの年は
前傾ラップ経験豊富な
スプリンターの台頭が
多くなります。

人気薄の短距離馬が
2・3着に走った2016年や
(重馬場のワリにテンが
速かった)2017年などは
まさに好例でした。

逆に、前半がゆったりと
流れた年はマイラーの
台頭が多くなります。
マイラーが上位3着まで
「独占」した2013年や
2014年が好例。

出走メンバーなどから
レースの流れを読み、
好走しそうな馬の
「タイプ」を読む作業が
スワンSでは肝要となります。

【ポイント4】
「前走G1組」の
見分け方は…

→近10年の出走全馬の
前走別成績を診て下さい。

安田記念   複勝率54% 2.3.2.6
スプリンター 複勝率19% 2.1.2.21
その他のGI 複勝率13% 0.0.1.7
京成杯AH  複勝率38% 2.0.1.5
ポートアイラ 複勝率14% 1.1.0.12
オパールS  複勝率14% 0.2.0.12
その他のOP 複勝率11% 1.0.1.17
準オープン  複勝率14% 1.0.1.12 

前走「前走G1組」は明暗。
安田記念組の成績は好調で、
スプリンターS組の成績は
低調です。

前走で安田記念を走って
今回が「休明け」の馬=
次は中2週でマイルCSに
向かう馬ですが、そんな
実力馬は(マイルCSが
もうすぐやってくる)
この時期は既にかなり
仕上がっており、ココで
仕上がり不備などの体調が
原因で取りこぼすような
リスクが少ない、という
ことなのでしょう。

逆にG1スプリンターSを
使ってきた馬=前走時点で
けっこう仕上げられており、
そこからさらに続戦となると
体調面で難しい点もあると
いうことなのでしょう。

以上4点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

データ競馬:TARGET frontier JV


・出馬表にデータマイニングの順位・数値を表示させたい
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