『福島民友カップ2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「福島民友C」の
穴馬探しをお届けします。
福島競馬は
次週末が、今年の
ラスト開催となります。
「福島民友C」は
その福島開催の最終日=
11月17日(日)の
メーンレースとして
行われるリステッド戦です。
普段から週末に行われる
平地3重賞の展望を
お届けしている当欄ですが、
平地3重賞が施行されない週は
さらに別レースも取り上げて
展望をお届けしています。
次週末施行の平地重賞は
東京スポーツ杯2歳S、
マイルCSの2クラのみ。
そこで今週は
日曜福島のメーン・
「福島民友C」の展望も
お伝えします。
この福島民友C、
2015年から
「秋の福島で行われる
ダート1700mの
オープン特別」に
衣替えして、今年で
5年目を迎えました。
(2014年まで
秋の福島ではダートの
オープン特別は行われて
いませんでした)
2015年から昨年まで
まだ4年しか行われていない
当レースですが、その
4年で現れている傾向が
すでに幾つかありますので
お伝えする事にします。
【ポイント1】
マクリ・差しが
非常に効きやすい
→先週の土曜の狙い目で
とりあげた、福島11Rの
「奥羽S」。3勝クラスの
ダート1700mでしたが
ペースが上がり先行勢が
苦しくなる→ズブズブの
差し決着もあると診て
差し馬ジェミニズを推奨。
10番人気ながら、やはり
2着に差してくれました。
その時の予想記事内で
「そもそも福島ダートは
上級クラス戦になるほど
差し届く傾向が強い」と
記しました。奥羽Sは
3勝クラス戦。いわゆる
上級クラスでしたから
差し決着になったワケです。
福島ダート1700mは
上級クラスになるほど
テンのスピードが上がり
ペースアップする地点も
手前になりますので
レースの「質」じたいが
一気にタフになります。
3~4角からはほとんど
「消耗戦」の様相。
そのため中位より後ろで
じっくり構えていた馬の
マクリ・差しがけっこう
届くのです。小回りの
イメージとは裏腹。
今週末の福島民友Cは、
前述の奥羽Sよりさらに
もう1つ上のクラスの
オープン。いっそう、
マクリ・差しの台頭に
注意が必要でしょう。
実際に、全4年の
当レース好走馬も下記の
ようにマクリ・差しに
構えていた馬が多くを
占めています。
◆全4年の当レースで
掲示板に好走した20頭の
2角-3角-4角通過順
15年1着馬 9-8-5
15年2着馬 4-5-5
15年3着馬 2-1-1
15年4着馬 14-14-13
15年5着馬 10-10-9
16年1着馬 15-14-11
16年2着馬 6-6-4
16年3着馬 13-6-7
16年4着馬 9-10-11
16年5着馬 7-6-7
17年1着馬 5-2-2
17年2着馬 13-12-10
17年3着馬 10-9-7
17年4着馬 3-2-5
17年5着馬 10-12-10
18年1着馬 4-2-2
18年2着馬 1-1-2
18年3着馬 14-12-9
18年4着馬 8-8-7
18年5着馬 15-15-13
とても「小回り」とは
思えないような、上記の
各馬の位置取りです。
少なくとも当レースを
予想するにあたっては、
「小回りダートだから
先行有利」のイメージに
凝りかたまらないほうが
賢明と言えます。
【ポイント2】
休明けでないほうが
「動ける」レース
→全4年で馬券圏に好走した
12頭のうち休明けだった
馬は1頭だけ。他11頭は
近況のレースを順調に
使いこまれていた馬でした。
小回りトラックで
かつ忙しい流れになる
オープン特別のため、
休明けでなくレースを
使い込まれてしっかり
仕上がっている馬のほうが、
忙しい流れの当レースで
動けるのかもしれません。
あるいは、叩き良化型の
馬がそもそも多いダートの
オープン特別だからという
側面もあるでしょうか。
昨年も、3番人気だった
ジュンヴァルカンが
休明けで12着に大敗して
います。
【ポイント3】
外枠天国
→外目からのほうが
動きやすい面がある
福島ダート1700m。
しかも当レースは速い
流れのオープンゆえ
尚更なのでしょうか、
外枠のほうが圧倒的に
好アベレージです。
全4年の枠別・成績は
下記のとおり。
1・2枠 複勝率10% 0.1.0.9
3・4枠 複勝率 6% 0.0.1.15
5・6枠 複勝率25% 1.1.2.12
7・8枠 複勝率38% 3.2.1.10
【ポイント4】
若い馬が強い
→全4年の馬齢別成績は
下記のとおり。ダートの
オープン=ベテラン馬が
頑張るイメージも強い
ジャンルですが、この
レースは若い3・4歳馬が
下記のように好調です。
3歳 複勝率66% 1.0.1.1
4歳 複勝率50% 1.1.1.3
5歳 複勝率25% 1.2.2.15
6歳 複勝率 6% 1.0.0.15
7歳 複勝率10% 0.1.0.9
8歳 複勝率 0% 0.0.0.3
また、何度も記してきた
ように目下のダートの
オープンは4歳世代が
強じんで好調ですので
4歳馬にはポイントを
一律プラスするくらいで
丁度いいかもしれません。
【ポイント5】
小回りダート1700mの
スペシャリストが
強いレース
→全4年の当レースで
3着以内に好走した12頭の
大半が、下記のように
「小回りローカル場での
ダート1700mで、すでに
馬券圏に好走した実績が
ある」馬でした。
全4年の当レースで
3着以内に好走した
12頭の、それまでの
ダート1700m戦での
成績を診てください。
15年1着馬 1.0.1.0
15年2着馬 1.2.0.0
15年3着馬 0.0.0.0
16年1着馬 0.1.0.2
16年2着馬 1.1.0.0
16年3着馬 0.2.0.0
17年1着馬 0.0.0.0
17年2着馬 1.2.0.3
17年3着馬 1.0.0.1
18年1着馬 0.0.0.0
18年2着馬 0.0.0.0
18年3着馬 2.0.2.2
12頭中8頭に「好走歴」が
あり、しかも上記12頭の
着度数の合計はなんと
(7.8.3.8)と抜群。
つまり、当レースは
『小回りローカル場の
ダート1700m戦の
スペシャリスト』が多く
馬券に絡んでいる…と
いうことなのです。
前述したように、非常に
忙しい流れになりやすい
当レースですから、
小回りダート1700mへの
適性を備えていること=
必須項目なのでしょう。
以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
-
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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