『小郡特別2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「小郡特別」の
穴馬探しをお届けします。

小郡特別は2月1日(土)に
行われる1勝クラスの特別戦。
舞台は小倉の芝1200mです。

普段から週末に行われる
平地3重賞の展望を
お届けしている当欄ですが、
平地3重賞が施行されない週は
さらに別レースも取り上げて
展望をお届けしています。

2月1日(土)2日(日)に
行われる平地重賞は根岸S・
シルクロードSの2クラのみ。

そこで今週は1日(土)の
小倉12R「小郡特別」の
展望もお伝えします。

小倉競馬も今週末で
3週目を迎えます。
今回は先週+先々週に
行われた、すべての
小倉芝1200m戦で
現れた、いくつかの
「傾向」について
お伝えする事にします。

【ポイント1】
詰めて使ってきた馬に
要注目?

→先週+先々週に行われた
全ての小倉芝1200m戦の
出走全馬の「前走からの
レース間隔」別の成績を
診てください。

中1週  複勝率50% 1.0.2.3
中8週  複勝率24% 0.3.2.16
中10週  複勝率23% 1.1.1.10
中0週  複勝率20% 2.0.2.16
中5週  複勝率18% 1.0.2.14
中11週  複勝率17% 1.1.0.10
中12週  複勝率17% 0.1.1.10
中9週  複勝率14% 1.2.0.18
中13週  複勝率14% 1.0.0.6
中7週  複勝率11% 0.0.1.8
中6週  複勝率 7% 1.0.0.13

※出走数5以上の
 レース間隔のみ表記

このように「中1週」で
出走してきた馬が好調。

滞在馬を除くと
長距離輸送が発生する
ローカル開催の
レースでの中1週出走=
普通の中1週と比べても
より厳しい条件ですが、
冬場の場合は「詰めて
使う+長距離輸送」の
ダブル効果で体が絞れて
プラスに働くケースも
よくあります。

実際に「中1週」で
先週好走した3頭は全て
前走からマイナス体重。
体がよく絞れていました
絞れると瞬時に動けます。
小回り短距離戦で好走に
繋がる「ファクター」の
ひとつではあります。

中0週=連闘馬の成績も
上記のようにけっこう
良いですし、前走から
間隔を詰めてきた馬の
シェイプアップ効果に
注目して面白い、今の
小倉芝1200m戦です。

【ポイント2】
調教の傾向が
今冬は変化アリ

→先週+先々週に行われた
全ての小倉芝1200m戦の
出走全馬の「最終調教の
コース」別の成績を診て
ください。

小倉ダート 複勝率22% 5.6.4.52
坂路    複勝率16% 3.7.5.78
ウッド   複勝率21% 4.0.2.23
ポリ    複勝率 0% 0.0.0.6

普段の小倉芝1200m戦=
坂路調教馬が強いコース。
実際に、昨年1年間の
最終調教のコース別成績は
坂路が複勝率24%で
トップです。ウッド19%、
小倉ダート11%でした。
(ポリはやはり0%)

しかし、今冬は明らかに
形成逆転。坂路追いよりも
ウッドや小倉ダートで
追われた馬のほうが結果を
出しています。今のタフな
馬場状態ゆえコース追いで
「スタミナ寄りの調整」を
施されている馬のほうが
動けるのかもしれません。

【ポイント3】
ロードカナロア産駒が
絶不調

→先週+先々週の
小倉芝1200m戦に出走した
ロードカナロア産駒全馬の
合計成績は(0.0.1.14)。

しかも、5番人気以内の
人気馬を6頭も含んで
いながらのこの成績です。

「ホーム」の1200mで
この厳しい成績ですから
よほど、今の小倉の芝が
ロードカナロア産駒には
向いていない状態と診て
おくのが正解でしょう。
たしかに高速スピードが
出る馬場状態のほうが
得意な筋ではあります。

同様の理由なのでしょう、
キンシャサノキセキ産駒も
今冬の小倉芝1200m戦で
(0.0.0.10)と絶不調。
こちらはさらにヒドく、
3番人気以内の人気馬を
5頭も含んでいながらの
この低調ぶりです。

以上3点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。