『シルクロードステークス2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「シルクロード」の
穴馬探しをお届けします。

東日本の開催は
次週から東京に移りますが、
西日本主場の開催は
引き続き京都で行われます。

シルクロードは
2月2日(日)に行われる
芝のスプリントG3重賞。
高松宮記念へ向けての
ステップレースです。

それでは、さっそく
当レースのポイントを
お伝えしましょう。

【ポイント1】
相変わらずの
超・ミスプロ天国

→シルクロードS最大の
キモは、間違いなく
コレです。

昨年も12番人気の
該当馬ティーハーフが
3着に激走しました。

近5年の好走馬15頭の
「ミスプロ該当状況」を
診てください。

15年1着 アンバ   父ミスプロ系
15年2着 サドン   父ミスプロ系
15年3着 セイコ(母母父ミスプロ系)
16年1着 ダンス   父ミスプロ系
16年2着 ローレ(母母父ミスプロ系)
16年3着 ワキノ   父ミスプロ系
17年1着 ダンス   父ミスプロ系
17年2着 セイウ   父ミスプロ系
17年3着 セイウ   父ミスプロ系
18年1着 ファイ   父ミスプロ系
18年2着 セイウ   父ミスプロ系
18年3着 フミノ   父ミスプロ系
19年1着 ダノン   父ミスプロ系
18年2着 エステ
18年3着 ティー   父ミスプロ系

もう、あれこれ説明する
必要は無いでしょう(笑)。
強烈すぎるミスプロ天国。

前傾ラップになるうえに
荒廃した芝で行われるため
タフな短距離戦に高適性の
ミスプロの血がこれほど
台頭しているのでしょう。

ともあれここまで強烈な
ミスプロ寄りの芝レースも
珍しいですから、これなら
何も考えず「該当馬」の
評価を上げたいところです。

【ポイント2】
今年は逃げ馬が
残る年?

→近10年の「逃げた馬」の
成績を診てください。

10年逃げた馬 ショウナ 2着
11年逃げた馬 ティファ 15着
12年逃げた馬 エーシン 2着
13年逃げた馬 アイラブ 15着
14年逃げた馬 レディオ 2着
15年逃げた馬 ニザエモ 17着
16年逃げた馬 ローレル 2着
17年逃げた馬 ソルヴェ 6着
18年逃げた馬 セイウン 2着
19年逃げた馬 セイウン 15着

このように(0.5.0.5)。
勝ち切ることは無くとも
2年に1度は連対しており、
しかも奇麗に「1年おき」。

つまり今年は「逃げた馬が
2着に残る年」という
ことになります(笑)。

【ポイント3】
軽ハンデ馬が不振

→近10年の当レースの
ハンデ別の成績を診て
ください。

54キロ以下 複勝率 8% 0.1.4.57
55キロ   複勝率24% 3.2.2.22  
56キロ   複勝率19% 1.3.2.26 
57キロ   複勝率27% 4.2.2.22
58キロ以上 複勝率44% 2.2.0.5

55キロには「55.5キロ」を、
56キロには「56.5キロ」を、
57キロには「57.5キロ」を
それぞれ含みます。 

このように54キロ以下の
恵まれた「軽ハンデ」を
貰った馬が大不振です。

このレースに限った
話ではありませんが、
ここ数年は「実積馬の
ハンデ」が各レースで
かなり甘くなっており、
それに伴いハンデ上位馬が
平気で走れるケースが
増加中。

当レースも例外で無く、
少し力が足りない馬が
ちょっとやそっとの
軽ハンデをもらっても
あまり太刀打ちできなく
なってきている、という
ことなのでしょう。

【ポイント4】
明け4歳馬が不振&
妙味もまったく無い

→近10年の当レースでの
馬齢別成績を診てください。

4歳  複勝率13%  2.2.0.28
5歳  複勝率28%  3.4.2.23
6歳  複勝率26%  4.3.4.32
7歳上 複勝率11%  1.1.4.49  

4歳馬が絶不調。
5・6歳馬に対して
歯が立っていません。

4歳不振の「理由」は
様々に考えられますが、
これほどハッキリした
傾向が出ているからには
当項目は意識するほうが
いいでしょう。

ちなみに馬券圏に好走した
4歳馬4頭のうち、3頭が
1番人気でした。残りの
1頭も4番人気。

つまり、当レースの
4歳馬=穴もまったく
あけていないのです。

好走する確率も低ければ、
穴馬券にも貢献して
くれない。

明け4歳馬を狙っても
あまりいいことが無いと
言えるレースでしょう。

以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。