『アンタレスステークス2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「アンタレスS」の
穴馬探しをお届けします。
アンタレスSは
4月19日(日)の
皐月賞デーに
阪神で行われる、
ダートG3重賞です。
一昨年から、皐月賞と
同日開催となりました。
さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。
なお、昨年は
アナザ-トゥル-スを
単独推奨馬として
会員様にお伝えしました。
(1着/6番人気)
昨年に「結果」が出た
レースですので、今年も
あえて、昨年に用いた
テーマを引き続き使って
話を進めていきます。
【ポイント1】
今年は特に
「鞍上配置」に注意
→皐月賞のウラ開催として
一昨年から行われている
当レース。
一昨年・昨年の好走馬の
鞍上動向を診てください。
◆一昨年
1着馬 川田 (前走も川田)
2着馬 松山 (前走も松山)
3着馬 四位 (前走は津村)
◆昨年
1着馬 大野 (前走も大野)
2着馬 浜中 (前走は武豊)
3着馬 吉田隼(前走も吉田隼)
このように、前走から
「騎手が乗り替わって
いなかった」馬が優勢。
6頭中4頭が該当です。
特に、一昨年1着馬の
鞍上は川田騎手。
皐月賞出走馬の陣営から
「お誘い」があっても
不思議のない騎手です。
にもかかわらず前走でも
自ら乗っていたお手馬・
グレイトパールの
「前走からの継続騎乗」を
優先させたということ。
皐月賞デーだからこそ
意味のある選択でした。
一昨年からG1の
ウラ開催となった
当レースでは「前走から
継続騎乗」すること=
要注視の事象なのです。
しかも。
来週からJRAでは
土日の騎手の場移動が
禁止となります。
つまり今年の場合、
日曜の当レースに騎乗する
騎手は、土曜も阪神で乗る
ことになるワケですが、
土曜の重賞ア-リントンCに
騎乗しないのに、日曜の
アンタレスSに乗る騎手が
もしいれば、その騎手は
アンタレスSへの本気度が
かなり高い騎手ゆえ要注意、
と言えるかもしれません。
【ポイント2】
ミスプロが
妙味を連れてくるレース
→阪神に開催場が移った
2012年以降の近8年の
当レース好走馬24頭のうち
「父or母父ミスプロ系」の
馬が下記のように14頭を
占めています。
12年1着 ゴルトブ(1) ◇
12年2着 アイフ (11) ◆
12年3着 シルクシ(3) ◆
13年1着 ホッコ-(1) ◆
13年2着 ニホンピ(2)
13年3着 ハートビ(3)
14年1着 ナムラビ(2) ◇
14年2着 トウショ(5) ◆
14年3着 ニホンピ(1)
15年1着 クリノス(6) ◇
15年2着 アジアエ(1)
15年3着 ナムラビ(2) ◇
16年1着 アウォー?)
16年2着 アスカノ(3) ◆
16年3着 サージェ(5) ◇
17年1着 モルトベ(3) ◇
17年2着 ロンドン(6)
17年3着 ロワジャ(8) ◆
18年1着 グレイト(1) ◆
18年2着 ミツバ (3)
18年3着 クインズ(5)
19年1着 アナザ-(6) ◆
19年2着 グリム (2)
19年3着 ロンドン(3)
◆=父ミスプロ系。
◇=母父ミスプロ系。
(カッコ内数字)は
人気順です。
24頭中14頭が当項目に
該当。いくらミスプロが
強いダート戦でもこれは
高アベレージです。
しかも、5番人気以下で
馬券に絡んだ8頭のうち
6頭が当項目該当馬。
つまり馬券の「妙味」も
ミスプロが、つれてきて
いるワケです。昨年も
6番人気単独推奨馬・
アナザートゥルースが
快勝してくれました。
テンから淀みなく流れる
ペースゆえでしょうが
ともあれ当傾向は要注意。
特に穴党はこの件を強く
意識しておいてください。
【ポイント3】
距離延長馬が
大不振
→近8年の前走距離別の
成績を診てください。
前走1900m以上 複勝率29% 7.4.1.29
前走1800m 複勝率16% 1.3.7.59
前走1700m以下 複勝率 6% 0.1.0.16
このように、前走で
短めの距離を使っていた
馬がかなり不振です。
タフな阪神ダ1800m。
直前に短めの距離を
使っていたような
「スピード寄り」の
馬では基本的に辛い、
ということでしょう。
逆に、前走で長めの
距離を使ってきていた
馬が好調です。昨年も
該当馬のワンツーでした。
【ポイント4】
前走マーチS組が
大不振
→近8年の当レースの
前走別成績を診てください。
名古屋大賞典 複勝率64% 4.3.0.4
仁川S 複勝率25% 2.0.0.6
ダイオライト 複勝率25% 0.1.1.6
フェブラリー 複勝率20% 0.1.0.4
オープン特別 複勝率14% 2.0.1.18
マーチS 複勝率10% 0.2.3.44
準オープン 複勝率 0% 0.0.0.10
「マーチS組」の成績の
低調さが際立っています。
8年間で49頭も出走して
いながら何と未勝利。
複勝率も10%です。
マーチS=直前のG1・、
フェブラリーSに
出走しなかった
「一流半」の馬による
ハンデ戦。メンバーの
レベルは毎年低めです。
一方、アンタレスSは
この後の地方G1を目指す
一流馬も出走してくる
別定戦。一応のレベルは
保たれている一戦です。
ゆえに、同格のG3でも
アンタレスSはマーチSより
出走馬のレベルが高め。
メンバーレベルの違いが
マーチS組が当レースで
毎年苦戦している主要因と
診ています。
以上4点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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