『京都新聞杯2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「京都新聞杯」の
穴馬探しをお届けします。
京都新聞杯は
5月9日(土)に
京都芝2200mで
行われる3歳重賞。
ダービーの
「東上最終便」とも
言われるレースです。
土曜施行ですので
さっそく京都新聞杯の
ポイントをお伝えします。
【ポイント1】
前走で、やっと
初勝利をあげた馬では
かなりキツい
→近10年の当レースの
前走別成績を診てください。
重賞 複勝率32% 4.3.5.26
オープン 複勝率27% 0.2.1.8
500万 複勝率22% 6.5.4.52
未勝利戦 複勝率 0% 0.0.0.31
傾向クッキリ。
このように、前走で
「未勝利戦」を使って
きた馬が当レースで
全く通用していません。
前走で未勝利戦を使って
きた馬=ようやく前走で
デビュー初勝利をあげた
馬という事になりますが、
さすがにこの時期まで
勝利を挙げられなかった
馬が、各馬がガチンコで
ダービーを目指すこの
レースに出走してきても
なかなか厳しい、という
ことなのでしょう。
【ポイント2】
逃げた馬は不振
→近10年(0.1.0.9)。
特に近年の春の京都は
たとえ高速馬場でも
差せることが多いのが
特徴です。当欄では
今年も逃げそうな馬は
推奨しない予定。
ちなみに唯一逃げて
連対したのは、昨年の
ロジャーバローズ。
次走でダービーを
勝ったほどの馬でないと
当レースで逃げ粘るのは
難しいとも言えます。
【ポイント3】
関東馬も不振
→近10年(0.0.0.5)。
そもそも先週の地元戦・
青葉賞を避けてココへ
わざわざ出走してくる
関東馬は信用しづらい、
ということでしょう?
【ポイント4】
父サンデー系が
圧倒的に強いレース
→当レースの、近10年の
連対馬20頭のうちじつに
17頭が「父サンデー系」。
サンデー優勢のレースは
たしかに多いですが
ここまでハバを利かせて
いる重賞はさすがに稀。
単純にサンデーのキレ・
瞬発力などが活きやすい
レースです。
【ポイント5】
外枠苦戦
→近10年の枠別成績を
診てください。下記の
ように2頭しか連対が
ありません。
01~11番 複勝率23% 8.10.7.85
12~18番 複勝率12% 2.0.3.37
この時期の京都の芝は
「高速馬場」がお約束。
芝の状態が良いですし、
まして前週のG1に向け
丹念に馬場が整備された
直後でもあります。
しかもこのレースは
大抵の年がスローで
流れますから、道中で
外の馬が内へ潜り込む
こともなかなか厳しい。
という事で当レースは
外を回らされる可能性が
高い外枠があたると厳しい、
ということなのでしょう。
【ポイント6】
キャリアが少ない馬では
キツい
→上記【ポイント1】と
少し関連する話ですが
このレースでは毎年、
キャリアが少ない馬の
好走があまりありません。
近10年のキャリア別の
成績は下記のとおり。
キャリア2戦下 複勝率 7% 0.0.1.14
キャリア3戦 複勝率14% 1.1.1.18
キャリア4戦 複勝率21% 1.1.3.19
キャリア5戦 複勝率37% 6.1.4.19
キャリア6戦 複勝率20% 0.4.1.20
キャリア7戦超 複勝率14% 2.3.0.32
キャリア3戦以下の馬の
不振が目立ちます。
スローで流れるとはいえ
出走全馬がダービーを
めざすシビアなレース。
ソコソコのキャリアを
経て内面がデキている
馬でないと厳しい面が
あるのでしょう。
以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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