『桜花賞 2017の穴馬探しPART1』シベリアン

「桜花賞」の穴馬探しを
 お届けします。

 桜花賞は、4月9日(日)に
阪神のマイルで行われる
牝馬クラシックの第1弾です。

さっそく、桜花賞の
知られざる「魔の法則」を2つ、
お伝えしましょう。

 【ポイント1】
 「マイル未経験馬」はダメ

→「魔の法則」その1です。
 阪神コースが新装されて以降、
 近10年の桜花賞全出走馬のうち
「芝のマイル戦」をそれまでに
1度も走った事が無かった馬は
16頭いましたが、桜花賞での
 その16頭の成績は(0.0.1.15)。
1度も連対できていません。

 一昨年は単1.6倍の断然人気馬・
 ルージュバック1頭だけが
 この「魔の法則」に該当して
 いましたが9着に撃沈。昨年も
8番人気のソルヴェイグだけが
該当していましたが17着大敗。
 恐るべし、魔の法則です。

ちなみに(0.0.1.15)のうち
唯一3着に好走したのは11年の
 トレンドハンターでした。

そこで今年の出走馬の履歴を
診ますと…ソコソコ上位の
人気に推されそうな馬で
当項目に「該当」してしまう
馬がいます。

 阪神新装以降、これだけ
 ハッキリと傾向が出ている
項目ですので(傾向が大きく
崩れるまでは)この項目は
全面的に信用。よって今年も
「該当馬」については評価を
下げる予定で、少なくとも
第1推奨馬としては扱いません。

 【ポイント2】
 内枠はダメ

→「魔の法則」その2です。
 近10年の桜花賞全出走馬の
馬番別・成績を診てください。

1~5番   複勝率  4%  0.0.2.48
 6~10番   複勝率22%  6.2.3.38
 11~15番   複勝率22%  2.5.4.39
 16~18番   複勝率20%  2.3.1.24

一目瞭然。5番から内の枠に
入った馬の成績が散々です。

 最近は「内枠有利」のレ-スが
多いですが桜花賞は真逆。
とにかく、内目の枠に入ると
 ダメなのです。

 繊細な気性の牝馬が多頭数で
走るガチンコのG1。よって
内枠馬は内で揉まれるうちに
精神的に堪えてしまったり、
 進路をスムーズに取れなかったりと
様々なリスクを負う確率が高く、
 内枠=むしろ不利な材料となり
 やすいレース、ということ。

 今年も私は1~5番枠に入った
馬は推奨しない予定です。

その他の当レースの傾向は、
PART2で記していきます。

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。