『新潟ジャンプステークス2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「新潟ジャンプS」の
穴馬探しをお届けします。

新潟ジャンプSは
8月1日(土)に
新潟芝3250mで行われる
障害レースのG3重賞です。

例年は、8月中旬~
下旬に行われている
当レースですが今年は
1ケ月ほど早く行われる
ことになりました。

じつは当レース、
「前走新潟出走馬」が
強いローテの傾向が
ありますが、時期が
早まったことで今年は
その傾向は使えません。

ただ、そんな中でも
注目したいのは
「当レース好走馬の
新潟実績」です。

実は当レースの好走馬は、
前走云々に関係なく
「これまでに新潟の
障害レースで勝ち切った
実績を持つ馬」が非常に
多いのです。

近5年の当レースで
馬券圏に好走した15頭の
それまでの新潟障害での
実績を診てください。

15年1着馬 1.0.1.1
15年2着馬 1.0.0.0
15年3着馬 2.0.0.0
16年1着馬 1.0.0.0
16年2着馬 1.0.0.0
16年3着馬 2.0.1.1
17年1着馬 1.0.1.0
17年2着馬 1.1.0.1
17年3着馬 1.0.0.1
18年1着馬 2.0.0.0
18年2着馬 2.0.1.0
18年3着馬 1.0.1.1
19年1着馬 3.0.0.1
19年2着馬 1.0.0.0
19年3着馬 0.1.0.2

このように、
「新潟の障害コースで
既に勝った事がある馬」が、
15頭中14頭を占めました。

昨年の3着馬にしても
着外2回は共に4着。
ほとんど「該当」の趣です。

じつは上記15頭のうち
11頭が「関西馬」。

にもかかわらず
これだけ「新潟障害で
勝った事がある馬」が
多数を占めているのです。

ともあれ、当レース=
新潟の障害レースで
勝った実績があるほどの
高い新潟障害コース適性が
必要な一戦なのです。

これは偶然の事象では
ありません。障害コース=
平地レース以上に場ごとの
コースの特徴が違うもの。
ですから平地レース以上に
コース適性が問われます。

特に新潟の障害レースは
「障害専用コース」が
設置されていない
完全平坦コース、しかも
スピードが出る野芝を
延々と走り続けるため
他場の障害レースよりも
かなり「スピード寄り」。
コース適性が、大きく
問われるのです。

そして、当レースは
そんな「特徴的」な
新潟の障害レースの中で
最高格に位置付けられる
一戦。距離も最長です。
つまり「新潟障害への
適性」を最も問われる
レースのため、前述の
ように当レースでは
新潟障害勝ち馬ばかり
好走している、という
ことなのでしょう。

たとえば15年1着馬と
16年3着馬は「同じ馬」。
ティリアンパープルと
いう馬でしたが、15年の
当レースを勝つもその後、
1年間全く馬券に絡めず、
16年の当レースに人気を
10番人気まで落として登場、
また3着に走りました。
そんな「リピート」が効く
レース、というワケです。

これは、施行時期が
替わる今年も要注視の
事項と診ます。むしろ、
直近で新潟を叩いてくる
「ローテーション的に
分かりやすい馬」が
不在になった今年は尚更、
この「新潟実績に注目する
策」が有用と診ています。

単純な話ではありますが
新潟ジャンプSでは
新潟障害コースで勝った
実績を持っている馬(特に
関西馬?)に大注目。

当レースのキモとして
記しておきます。

以上の点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。