『サウジアラビアロイヤルC2020の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「サウジアラビアロイヤルC」の
穴馬探しをお届けします。

いよいよ、次週末から
秋の東京&京都&新潟開催が
スタート。

約1000人の限定、
しかも指定席限定では
ありますが、お客様の
競馬場への入場もやっと
再開されます。今秋は
3歳牡牝の3冠も掛かって
います。今年の秋競馬、
いよいよ本番です。

サウジアラビアロイヤルCは
10月10日(土)に
東京芝1600mで
行われる2歳重賞。

昨年の当レースを
レコード勝ちした
サリオスはその後、
翌年のダービー2着まで
クラシックを堂々と
突っ走りました。

土曜施行の一戦ですので
さっそく、当レースの
ポイントを記します。

今回は、あえて3点に
ポイントを絞ります。

 

 

 

【ポイント1】
「左回り連対実積」が
ある馬が、すごく
強いレース

 

→各メディアでは
全然紹介されていない
ポイントなのですが、
これが密かに当レースの
キモと私は診ています。

重賞格上げ後、まだ
6年しか行われていない
当レースですが、当傾向は
顕著に現れています。

過去6年の当レースで
馬券圏に好走した18頭の、
当レースを迎えるまでの
左回り成績を診てください。

 

14年1着馬 0.1.0.1
14年2着馬 1.0.0.0
14年3着馬 1.0.0.0
15年1着馬 0.3.0.0
15年2着馬 1.0.0.0
15年3着馬 1.1.0.0
16年1着馬 1.0.1.0
16年2着馬 1.0.0.0
16年3着馬 1.0.0.0
17年1着馬 出走ナシ
17年2着馬 1.0.0.0
17年3着馬 1.1.0.0
18年1着馬 1.0.0.0
18年2着馬 1.0.0.0
18年3着馬 1.0.0.0
19年1着馬 1.0.0.0
19年2着馬 出走ナシ
19年3着馬 0.1.0.0

 

このように18頭中16頭が、
サウジアラビアロイヤルCを
迎える前に「左回りでの
連対実績」があったのです。

本格的な左回りコース・
東京での、シビアな重賞。
ゆえに今回と同じ左回りで
最低でも「連対」してきた
実積が(経験の浅い2歳馬が
走る当レースゆえ)まずは
大切になっているのでしょう。

また、近年は
左回り=夏の東京・新潟で
行われている新馬戦の
メンバーレベルがかなり
上がっている点も、この
傾向に繋がっているのかも
しれません。

ちなみに上記18頭のうち
「非該当」だった2頭=
ダノンプレミアム(17年)、
クラヴァシュドール(19年)。

当レースで快走した後の
活躍ぶりが説明不要の
2頭ですが、それほどの
高素質馬なら当レースを
迎えた時点で「左回りでの
連対実績」が無くてもOKと
言えるのかもしれません。

 

 

【ポイント2】
逃げた馬が苦戦中

 

→重賞格上げ後、6年の
当レースで「逃げた馬」は
下記のように全馬3着以下。

 

14年 クラウンノ  12着
15年 クラウンス  8着
16年 サクセスム  8着
17年 ハクサンフ  15着
18年 ト-ラスジ  6着
19年 アプソルテ  3着

 

「開幕週」ですから
逃げ馬が残るイメージも
持ってしまいがちですが、
近年の秋の東京開幕週の
芝は差し仕様に整えられて
いるケースが非常に多く、
当レースにおいても逃げた
馬は連に残れていません。

 

 

【ポイント3】
「差して勝ってきた」
実積が欲しい

 

→上記【ポイント2】の
ような「逃げ馬不遇」の
状況ゆえ、逆に言えば
このレースで強いのは
当然「すでに差して
勝ってきた実績を持って
いる馬」となります。

重賞格上げ後6年の
好走馬18頭中15頭が
それまでに「好位or
中位から差して勝って
きた」実績を持っていた
馬でした。

 

 

 

以上3点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。